ウォークマンXとビデオレコーディングクレードルの実機検証の話

LINEで送る
Pocket

DSC00076.jpg

昨夜、ちょっと用事があって帰りが遅くなってしまったんですが、自宅に帰ってからすぐにやりました。新型ウォークマンX1000シリーズへのビデオレコーディングクレードル「VRC-NW10」を使ってのブルーレイディスクソフトの転送実験を。

で、これがちょっと困った問題が起こりまして、なんと、転送ができなかったんです。え!?前に試したときはできたのになんで!? という、話のレポートです。

 

DSC00077.jpg

ビデオレコーディングクレードルというのは、ビデオ対応ウォークマンに直接動画の録画をするためのウォークマン周辺機器です。19,800円とかなり高価なんですが、それもそのはず。このクレードルは単なる充電をしたりするための端子が搭載されているわけではなく、動画の圧縮エンコードなども行う機器になっているんです。

ウォークマンは単なる転送されるだけの機器になります。

ZDS0059.jpg

対応機種にはもちろん、X1000シリーズも記載されています。これがあったので、ま、今まで通り、デジタル放送番組もBDソフトもダビング可能!と、思いきや、試してみると、海外版のBDソフトなんですが、私のお気に入り映画「WALL-E」がダビングできないんです。

録画ボタンを押しても点滅があって、録画してくれません。

DSC00082.jpg

あらら。これは困った。試しにBSデジタルで録画した番組データの転送をしてみましょう。ビデオレコーディングクレードルはブルーレイディスクレコーダーの「BDZ-X90」にコンポジット端子(黄色いRCAピン)で接続してあります。

DSC00083.jpg

ブルーレイディスクレコーダーで映像再生をしたら、あとはビデオレコーディングクレードルの電源を入れてRECボタンを押すだけ。

今時、デジタル転送が当たり前なのに、これはアナログ信号の「ダビング」になります。転送には実時間がかかるし、その間、ウォークマンもBDレコーダーも使えなくなるんですが、これでコピーガードでがんじがらめのデジタル放送コンテンツ、BDコンテンツが自由にコピーできるようになります。

録画したファイルをPCにコピーして、それを別のウォークマンにコピーすることもできます。まさにデジタル時代の救世主的存在なんです。

DSC00084.jpg

はい、デジタル放送コンテンツの場合は、こうして、うまくダビングができます。録画したファイルには番組名などはつかないんですが、それはあとからPCに接続してファイル名をいじることで、表示名を変更することは可能。

あれぇ、おかしいなぁ。。。BDソフトのコピーもできたのに、これではうれしさ半分です。

DSC00085.jpg

もしかしたら、アメリカから輸入した海外のBDソフトだからだめなのかな? ということで、日本向けのインディー・ジョーンスを試してみるんですが、これも同じ結果に。

うーん、どうしたんだろう。。。以前、実験した時と比べるといったい、何が違うんだろう。同じ機種で試しているのに。。。前に試したのは昨年の5月だったんですよねぇ。それ以降になにかバージョンアップとかしていた心当たりもあるし。。。

 

あ、わかった。

 

DSC00087.jpg

結論からいうと、BDレコーダーの出力映像解像度設定に秘密がありました。

我が家は昨年末にブラビアX1を購入しています。それまではブラウン管のハイビジョンWEGAだったんですが、入れ替えたときに出力解像度をHDMI優先にしていました。

映画ソフトの場合、自動で1080/24pの映像フォーマットで出力されるんですが、それをするとRCAピン出力からどうも映像信号が出力されないみたいなんです。

そこで、WEGA時代に設定していたD1/D2/D3/D4設定優先にすると。。。

DSC00090.jpg

ほら、ダビングできました。(^_^)v

そういえば、以前もD1出力にしないと録画ができなかったんですよね。

その後、BDZ-X90の場合はファームウェアのバージョンアップがあったのでD3出力にしても同時にRCAピンからのコンポジット出力も出るようになっています。今はテレビでD3ハイビジョン映像を楽しみながらダビングする、ということが可能。

インディー・ジョーンズ、無事テスト録画ができました!

DSC00094.jpg

続いて「WALL-E」にディスクを入れ替えて、再度ダビングに挑戦します。ビデオレコーディングクレードルにはタイマー機能もついているので「WALL-E」の再生をして録画がスタートしたら、90分で録画が終了するように設定。

DSC00096.jpg

今朝、ウォークマンをクレードルから外して通勤途中に再生してみると、ご覧のようにウォークマンの中で映画鑑賞ができました。

しかも、この有機ELの画質、最高です。コントラストがあるので映画ソフトの再生をしても黒がつぶれることなく、しっかり再現。液晶のようにバックライトがあるわけでもないので、黒もしっかり黒。色再現性が高いと、解像度以上のリアル感が味わえます。

約90分の長さのWALL-Eですが、録画ファイルは320×240ドット、768kbpsの最高画質で578MBというファイルサイズ。2時間程度の映画だと800MBくらいのファイルサイズになりそう。

そうすると32GBのNW-X1060BIの場合は映画が40本くらい入れられる計算になります。よーし、これでブルーレイディスクソフトをレンタルしまくってきて、ウォークマンXを映画マシンにするぞ!

 

ZDS0413.jpg
★ソニースタイル ビデオレコーディングクレードル「VRC-NW10」のご案内はこちら

ZDS0024.jpg
★ソニースタイル 新型ウォークマン「X1000シリーズ」のご案内はこちらから

 

【ウォークマンX1000シリーズ 関連記事一覧】

【本体関連】

ZDS0046.jpg
☆当店ホームページ 09.4.14「NW-X1000シリーズ」製品紹介コーナー

☆当店blog 09.4.14「史上最強のウォークマン『X1000シリーズ』登場」
☆当店blog 09.4.14「新型ウォークマン『NW-X1000』実機レビューレポート」
☆当店blog 09.4.15「史上最高峰『ウォークマンX1000シリーズ』オーダーレポート」
☆当店blog 09.4.21「新型ウォークマン『NW-X1000』シリーズの出荷直前情報」
☆当店blog 09.4.23「新型ウォークマン『NW-X1000』
開梱レポート」

 

【アクセサリー関連】

☆当店blog 09.4.16「『ウォークマンX1000シリーズ』の動画転送の話」
☆当店blog 09.4.23「本革キャリングケース『CKL-NWX1000』開梱レポート」
☆当店blog 09.4.23「吉田カバン『モバイルケース(小)』店員の声」
☆当店blog 09.4.24「ウォークマンXとビデオレコーディングクレードルの実機検証の話」
☆当店blog 09.4.24「プライバシーフィルター『PRF-NWP300』開梱レポート」

 

LINEで送る
Pocket