2014年5月24日

ソニーデジタルイメージング新商品体験会イベントレポート

tecstaff デジタル一眼“α” VAIO 写真モニター東京九州キヤノンニュースコーナーウォークマンショップ

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本日5月24日（土）より、銀座ソニービルショールームにてデジタルイメージング製品の特別体験会が開催されています。スタートから2時間だけお邪魔させていただくことができましたので、そのレポートです。

銀座ソニービルの開場は毎日朝11時です。国外からの観光客の方の観光スポットになっていることもあり、平日でも入場待ちをしている方がいらっしゃるんですが、さすがに今日はイベント開催があり盛り上がっていました。

開場直前は歩道がソニービルの入り待ちの人たちでいっぱいになっていたんですが、これが入ってからもすごい人だかり。

なんだ、どうしたんだ！？　誰か来ているのか！？と、思ったら。。。

なんと、キング・オブ・ポップス　マイケルジャクソンがそこにいるじゃないですか。昨日は確かいなかったはずなので、今日からここに登場！ということのようです。

ここで記念写真を撮る人で滞留していたんですが、確かにこれは記念写真を撮りたくなります。すげー、これは良く出来ています。

お台場のデックス東京ビーチにこうしたフィギュア展があるみたいですが、行ってみたいですね。

イベント会場は8FのOPUSになりますが、途中はこうした改装中の装いがあちこちにあります。

そう、銀座ソニービルショールームは現在、大規模な展示リニューアルの最中みたいなんです。

こちらは今週月曜日にはVAIOの展示をしていたスペースなんですが、こちらが現在はウォークマンの展示スペースになっています。また向こうの壁を見るとそこはソニーストア銀座の一部になっていて、ソニーストア銀座がまたスペースを広げた感じになっているみたいです。

VAIOはついに展示が終了したのか？というと、そういうわけではなく2Fのイベントスペースに仮設置風に展示をされています。

なんせ、まだソニーストアでは速配モデルが絶賛販売中ですからね。

まだ、もうちょっと頑張りましょう！

ソニーデジタルイメージング新製品の体験会は8FのOPUSにて開催されています。

鉄道写真家の中井精也氏、ポートレートの魚住誠一氏、飛行機と鳥の中野耕志氏の3人が上記のスケジュールでトークショーを開催しており、ほとんどの方はこのスケジュールに合わせて来場されているんだと思います。

こちらが開場直後のイベント会場の様子です。あまり人がいないみたいに見えますが、ほとんどの方が奥にあるハンズオンコーナーと、別室に用意されているα7Sの暗所撮影体験コーナーに群れているところなんです。

ISO 409600を実現する高感度デジタル一眼カメラ「α7S」はこれが初見参です。「α77 II」とサイバーショットRX100M3は先にショールームにて先行展示がスタートしていますが、α7sについては展示が行われていなくて、この体験会イベントだけでの公開になります。

稀少な先行体験イベントになります。

こちらは部屋を区切ったところにある暗所撮影コーナー。とんでもなく暗いところで開催されていて、暗いところに目が慣れたあとで入らないとなにがどうなっているのかわからないくらいの暗さ。

暗所撮影に強い、と、言ってもこれはやり過ぎだろ、というレベルの暗さなんですが。。。

α7sのISO 409600は本当にすごい。ぼんやりと見えるくらいのトラの被写体がまるでスポットライトでも当たっているかの如く、ファインダー＆モニターで視認できます。

私が持っていったα6000を最高感度ISO 25600、F4.0 1.3秒で撮影しているところが、α7sではISO 409600、F1.8、1/320で撮れるんです。

これは想像以上にすごい。詳しい話も聞いてきましたので、α7sについての詳細はまた後ほど。

ハンズオンコーナーにはDSC-RX100M3が2～4台くらい（なんか増えたり減ったりしているんです。）、α77 IIが2台、α7sが1台あります。私が見ているとどれも超争奪戦なんですが、なんせα7sが1台しかないもので、なかなか手放さない人がカメラを握ってしまうと大行列になってしまっていました。

DSC-RX100M3についてもいろいろ話を聞いてきています。説明に立っているソニー社員さんの方々のモチベーションがすごく高くて、ひとつ聞いたら3倍くらいになって返ってくるという感じでした。

ソニーさんのあまり良くないニュースが多いこの頃で、心配の声をお客様からいただいたりするんですが、私が見る限りはソニーマーケティングの方々のモチベーションはすごく高いと思います。多少の苦難も乗り越えられる、と私は信じていますが、こうしたイベントの時には特にそういう気持ちになります。

α77 IIも秒12コマの高速連写モードを試す方が多く、いつにもまして連写のバリバリした音がたくさん聞けます。しかも息切れせず、ずーっと続きます。「俺のカメラの連写自慢コンテスト」とか開催されたらこんな音が楽しめるのかも。

そして、11時半から1回目の中野耕志氏のトークショーが開始。実は私は中野氏のトークショーの最中にα77 II、α7s、DSC-RX100M3のカメラの取材を行っています。ごめんなさい、最初の方はあまり話を聞いて
いないんです。

カメラの取材が終わったところで途中から参加させていただきましたが、中野氏のトークショーはマジメというか、ちゃんと責任を持ってカメラの利点、ポイントを説明できる作例を用意している感じ。

たとえば、こちら。林の上、ギリギリを飛行機がかすめていくような構図ですが、この場所からだと飛行機の離陸はまったく見えないんだそうです。音だけ聞いてカメラを構えていて、飛行機が見えた瞬間にシャッターを切るんだけど、なかなかの反応速度で、これなら狙ったとおりの写真が撮れるとのこと。

連写撮影した作品についても、本採用にはならなかった前後のカットを見せてくれて、秒12コマ連写の際のAF追従性などを紹介。条件が悪くAFが外れることもあるんだけど、その次のコマではまたすぐに戻ってきてくれているとのこと。

ソニー”α”の作例でこういう写真が出てくる事ってあまりなかったというか、ご存じの通りソニーαのAF性能はあまり褒められる感じのものではなかったんですが、今回はこういうトークショーでお墨付きをいただいている気がします。

ワシの写真。大きく拡大していくと毛並みがわかるとか以上に、くちばしについているサカナのウロコだったり、血走っている目まで見えるすごい解像感でした。

これ持って、私も野鳥撮影にいってみたーい！

ポートレートの魚住誠一氏のトークショーではポートレートで映っているモデルの女性も登場するとのことですが、私は都合により参加ができませんでした。ですが、ソニービル会場前に開場入りする彼女を偶然見かけてしまったんです。ジロジロ見たわけではないんですが、魚住氏の写真でより綺麗になっている気がしました。女の子が見せるすごく可愛くて綺麗な瞬間を切り出している感じがすごくします。

なお、魚住氏のトークショーですが、前日にα cafe会員さんの限定イベントで先に行われていたそうです。浜松町からベイエリアで撮影をしようとしたんだけど許可を取っていなくて、あちこちで捕まりそうになった、とかぶっちゃけた話をする一方、カメラの話はあまりしていなかったとの噂です。ただ、α77 IIが1台あれば仕事はできる、という話もされていたそうで、キヤノン並のAF性能を絶賛と聞きました。イベントに参加した友人の感想です。

中井精也氏のトークショーも私は聞けなかったんですが、前日のα cafeイベントでトークショーをされています。まるでお笑い芸人の様なコミカルなトークで、おもしろおかしく鉄道写真について語ってくれるんですが、こちらの「コマチ」の写真では運転手さんの指さし確認まで撮影ができたと、感動されていたそうです。

また桜の中を走る九州・ななつ星の写真では最後尾車両に乗っているご夫婦が手を振っているんですが、その前後のカットを連写で撮影していて1カットずつ送って見せてくれます。最初のカットでは旦那さんが冷蔵庫を開けているシーンで、そこでカメラマンに気がついたんでしょうね。立ち上がって手を振るまでの一連の動作が見られて、それで「α77 II」の連写性能について話が続いていくわけです。

中井精也氏のトーク、最高ですよね。Youtubeとかで公開されないかなぁ。