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α350＋SAL18250　1/80秒　F4.5　ISO100 プログラムオート　焦点距離40mm

明日、1月7日からラスベガスで世界最大の家電見本市「International CES 2010」が開催されます。さすがに当店でも2年分くらいの取材費をつぎ込まないと取材しにいけないもので、各種ニュースサイト、Twitterからの情報を楽しみに待つしかないんですが、私がちょっと気になっているのは「TransferJet」の話です。

この写真は昨年秋に幕張で開催されたCEATEC JAPANの時のモノ。この時は技術参考展示ということで、まだ製品としての発表ではなく、製品前の基礎的な技術の発表になっていました。

どういうことができるのかというと、3cm程度の近い距離でのみの通信で物理的な転送レートでは560Mbpsというものすごい速い速度での転送ができる、というもの。そうなんです、無線LANの802.11g並の高速なデータ転送ができる上に転送できる距離がめちゃめちゃ短い、というのが特長。

どんなことができるのか、というと、デモでは47MBサイズの音楽データを瞬時に携帯電話に転送する、ということをやっていたんですが、CDの絵が4枚並んでいて、そこで任意の絵のところにかざすことで転送ができてしまっています。すぐ隣には別のCDの絵があっても、そっちとは混信をせず、目的のデータだけを転送できると。

えーと、別に疑うわけではないんですが、これって携帯にあらかじめ音楽データが入っているモノでデモをしていても同じようなことになってしまうし、展示の仕方が非常に地味というか、あまりそのときは興味をもっていなかったんですが、帰ってきてからいろいろ記事を読んでみると。。。

ふむふむ、CES2008の時にはすでに展示デモがあったそうです。CES2008でデビューしたVAIO TP1にサイバーショットのG1が乗っかり、ここで無線転送をするということをしています。

記事によると2009年内の製品化を目指す、となっているんですが、そういえば、まだ製品化されていないですね。

CEATEC JAPANの時は携帯電話でデモをしていたのでピンとこなかったんですが、そういえば自宅にあるVAIO Aシリーズとα550をあわせて使ってみて、一番気になったのが画像データの転送でした。

VAIO AのメモリースティックスロットってHG対応にはなっていないので、時間がかかるんですよ。それとお正月中、blogを書くたびにメモリースロットからメモリースティックを抜いて挿して。。。というのを繰り返していて、ああ、これが無線で伝送できたらなぁ、と、初めて思いました。

サイバーショットWX1もあるんですが、昨年α550を買ったばかりで、今はメモ撮影でもなんでもかんでもα550を私は使いたくなってしまっていて、それで感じる現象なんでしょう。

同じ技術展示で、こんなものすごいVAIOもCEATEC JAPANに登場していましたが、さすがにこちらはまだ製品化されるまで時間がかかりそうですので、今年はこの「TransferJet」に期待かなぁ。

5年くらい前のソニーディーラーコンベンションでもカメラをかざすとデータが転送される未来の図、というデモ映像を見た覚えがあるんですが、それが実現すると、個人的にはかなり興奮です。

☆ソニーグループサイト技術情報「TransferJet 近接無線転送技術」のご案内はこちらから

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