ソニーの電子書籍販売サイト「Reader Store」で優待プログラムの発表と、その開始を記念してキャンペーンが始まりました。

 

こちらのお知らせがキャンペーンの始まりを知らせるものなんですが書籍を購入した金額に応じて「ブック」を付与するって一体なんでしょう？　確か購入金額に合わせてソニーポイントがプレゼントされる、というのは聞いていますが、それを「ブック」と呼ぶのかな？

と、思ったらそれは違っていて、Reader Storeのマイページに行ってみたらソニーポイントとは別に私のIDにブックというものがついていました。私は現在8ブックなんだそうです。

ステータス確認をすると、銅色のランクバッジと次のステータスまで292ブックって。。。むむむ？一体これはなんでしょう！？

ということで、調査してみると、どうやらソニーストアで言うところの「STAR」がReader Storeでも用意されていて100円で1ブックというポイントがもらえるんだそうです。

STARと一緒で、これは換金できるものではなく、消費するわけでもなくただ貯まっていくポイントになり、Reader Storeの利用度を数値化するものとなります。

ステータスというのは3種類あり、レギュラー、シルバー、ゴールドにクラス分けされます。299ブックまではレギュラー、300ブック～599ブックはシルバー、600ブック以上はゴールドに分けられて、ソニーポイントの還元率がこれで変わるそうです。

レギュラーだとソニーポイントの還元率は購入支払い額の1%なんですが、ゴールドだと3%になるとのこと。

10,000円買ったらレギュラーでは100円バックですが、ゴールドだと300円バックになると。それが目に見える確実な特典で、それ以外に読書会などのイベントを開催するときの優待があるんだそうです。

300ブックだと3万円分の購入で到達、600ブックだと6万円分の購入で到達するので、長い目で見れば到達できそうに思えるんですが、実はこれが人によっては結構厳しいハードルになります。

というのも、ステータス条件のブック数ですが、過去12ヶ月を見てのステータスで毎月変わっていくそうなんです。ということはシルバーランクに入るためには過去12ヶ月で300ブックためている必要があり、それを下回るとステータスダウンするみたいなんです。（説明ページにはどこにもステータスダウンの話をしていないんですが、ステータス条件の説明を読むとそういう風に読めます。デメリットを書いていないだけなのか、実際にはステータスダウンは起こらないのかが、Q&Aにも書かれていないので確実なところがわからないんですが。）

年間3万円なので月額2,500円分の本を平均して購入していく必要があります。月に2,500円。。。うーん、雑誌まで考えればそんなに高い金額ではないとも思えるんですが、小説だけでこれだけ行かせるのはちょっと厳しい。(>_<)

ゴールドの600ブックになると月額5,000円平均になるので、私にはかなり高いハードルになるんですが、本の虫というか読書が習慣付いている方だと、これくらい買われているんですかね。

しかも、ソニーポイントで購入した場合はブック配布の対象にはならないそうです。これもソニーストアのSTAR制度と一緒です。

なので、ソニーストアでのお買い物で貯まったソニーポイントをReader Storeにあてていく、という作戦だといくら本を買ってもブックが貯まりませんし、ソニーポイントの還元も起こらないんです。

そうか、道理で本を20冊近く買っているはずなのに8ブックしか貯まらないわけです。(^^;)

 

ということで、ヘビーユーザーさん向けの優待プログラムに見えるんですが、おそらくReader Storeさん側では過去のオーダー内容とかを吟味して制度を作っているはずなので、これくらいの制度にしても大丈夫ということなんでしょう。

キャンペーンのおかげで12月は付与されるブックが通常の2倍になるそうです。なので書籍データを買うなら12月1日になってから！　12月中に読みたい本を全部、クレジットカード払いで購入するようにするのがステータスアップへの近道になります。 

月額2,500円ほど書籍データを購入されている方は是非ステータスアップを狙ってみてください。

 

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