2012年1月4日

NEX-7カタログをSony Tabletにかざしてみました

こちらもまたAndroidアプリの話になります。年末に発表されていたNEX-7のカタログと連動して動作するAndroidアプリ「QUALITY SCAN」をSony Tabletで試してみました。

必要なのはNEX-7の製品カタログとAndroid端末です。それほど縛りはなくカメラが搭載されているスマートフォンであればOK。

私の場合はSony Tablet Pに「QUALITY SCAN」をインストールしました。インストールのためにはAndroidマーケットで「QUALITY SCAN」を検索するとよいと思います。

インストールした「QUALITY SCAN」を起動すると、こういうカメラ画面になります。これでNEX-7のカタログに掲載されているARマーカーを読み込ませるか、もしくはホームページにあるpdfファイルを開き、それをPCの画面に表示して、Android端末のカメラで読み取れば、「QUALITY SCAN」に記録されているスペシャルコンテンツを楽しむことができる、という仕組みになっています。

正直言ってしまうと、このスペシャルコンテンツが良くできています。

とくにこのレンズ・マウントアダプターシミュレーション。

NEX-7に装着が可能なEマウントレンズ全モデルとコンバージョンレンズ、さらにマウントアダプターを使ったAマウントレンズが3本紹介されています。

これらのレンズのすべてをNEX-7に装着した図が見られます。さらにレンズの解説も詳しいものが読めます。

こちらはマウントアダプター「LA-EA2」を使って85mm単焦点プラナー「SAL85F14Z」を装着したところです。

「SPEC & BACK STORY」というボタンを押すと。。。

次の画面に移ってレンズの主な特徴とスペックを見ることができます。さらに下にスクロールすると。。。

BACK STORYとして、レンズ開発の裏話が読める、という趣向になっています。ミノルタ時代の85mm F1.4Gレンズといえば、プロカメラマン馬場先生のお気に入りレンズなので、これらのBACK STORYはもしかして馬場さんが執筆されているのかな？

この85mmプラナーだけではなく紹介されている全レンズの裏話が読めるようになっていて、これだけでもかなりの読み応えがあります。

おお、これはすごいアプリです。

こちらはデザイナーズインタビュー。こちらのコンテンツはWEBでも普通に読めます。「五感に響くカメラ」というコンテンツがそうです。

なぜかこのコンテンツはSony Tablet Pで読むと文字の解像度がでたらめになってしまうので、これはWEBで読んだ方が読みやすいようです。

あとはトライダイヤルのプレゼンテーションムービーが非常に短いもので収録されています。

これは私も何回も説明をうかがっているんですが、どうもイメージがうまくつかめません。実機がこないとやはりこれの便利さは実感ができないかなぁ。メーカーの方からは操作性がかなり向上するという話を伺っているのですごく楽しみです。

ということで、ARマーカーを見るとどのページのマーカーを見ても同じコンテンツが開くようで、そこから3つのメニューを選択して再生するという作りになっています。

わざわざNEX-7のカタログにあるARマーカーをかざさなくて、アプリだけでコンテンツが読めるようになっていればいいのになぁ。。とは、思うんですが、そこが楽しみのひとつでもあるんでしょう。レンズ解説についてはすべてのコンテンツを読みたいので、帰りの通勤電車でじっくりと読みたいんですが、そのときにいちいちNEX-7のカタログを用意しなくてはいけないのが、やや面倒ですね。

NEX-7購入予定の方でAndroid端末をお持ちの方は、是非、お試しになってみてください。

☆ソニー製品情報「ARでソニーカタログの新しい楽しみ方を」

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