3Dハンディカム『HDR-TD10』体験レポート 店員の声

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5月13日(金)発売のソニーの3Dハンディカム「HDR-TD10」の実機を昨日からお借りすることができて、たった1日ですが、セットアップから試し撮り、撮ってきた映像の3D視聴までを一通り体験させてもらいました。

貸し出してくださったソニーマーケティング首都圏第一支店様ありがとうございます。m(_ _)m

発売前の評価用試作機ですので、一部、製品版とは仕様が違っている可能性もありますが映像を見る限りはほぼ最終仕様に近いモノと思われます。実機購入前の参考にしていただければ幸いです。

試作機ですので、撮影した画像のwebアップロードなどはできないんですが、いつも通りレポートで雰囲気だけお伝えしたいと思います。

 

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さて、こちらが製品版のパッケージになります。中にはあちこちのお店でデモとして使われた歴戦の傷跡があちこちに。。。また付属ソフトウェア、説明書は入っていないのと、どうやら製品版には入ってなさそうなオプション品まで同梱されているようなので、開梱レポートは今回は割愛します。

箱から取り出して使わせてもらったのは本体とバッテリーだけです。

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HDR-TD10に付属するバッテリーは「NP-FV70」というリチャージャブルバッテリーパックです。本体に装着するとジャストフィットサイズになります。

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「NP-FV70」はV型バッテリーの中では小、中、大の3サイズあるうちの中サイズになります。これで連続撮影160分というスタミナ性能になります。

サイズが35%、重量が倍になるサイズでより大型の「NP-FV100」という超大容量バッテリーも用意があり、こちらにすると連続撮影は320分になります。

   NP-FV70  NP-FV100
 大きさ  31.8×35.3×45.1mm  31.8×55.5×45.1mm
 質量  約96g  約195g
 容量  14Wh/2060mAh  26.5Wh/3900mAh
 連続撮影時間  約160分  約320分
 ソニーストア価格  11,340円  18,900円

サイバーショット、デジタル一眼“α”でもハイビジョン動画が撮影できるようになりましたが、画質以外でもこういう撮影可能時間の長さもハンディカムの武器のひとつ。2月に撮影してきた「東京ゲートブリッジ」のハンディカム撮影で実はかなりはまってしまっていて、次の長時間撮影ネタを物色していたりする私。

☆当店blog 11.2.27「東京ゲートブリッジ 完成の瞬間」  

3Dでこんな長時間観測ネタをやったら面白いでしょうねぇ。ついつい、そんな遊びがしたくなってしまってNP-FV100を一応装着してみます。

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さすがに出っ張りますねぇ。

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上から見下ろすとフグというか金魚というか。。。丸い魚の尾っぽに見えてちょっとユーモラスです。

実はお借りしたバッテリーなんですがほとんどカラだったもので、念のため充電をしておいたNP-FV100を今回は使って撮影をすることになったので、それでこういうスタイルのものを持ち歩くことに。

ま、自分でHDR-TD10を実際に購入したとしても予備バッテリーは念のため、より大型のNP-FV100を用意するかなぁ。

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さて、説明書なしでいろいろいじってみるんですが、意外と使いやすいというか説明はなにもいらないかもしれません。もちろん、より高画質な撮影を楽しむために取説があったら全部読んで、細かい操作方法、コツなどを探った方がよいんですが、こと、3Dと2Dの切り換えについては背面のこのスライドスイッチだけで全部を行うことになります。

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3Dにスライドさせれば撮影モードはもちろん、液晶モニターの表示部も自動でオール3D化されます。

液晶モニターは視差バリアと言うらしいんですが、スリットを入れて左右の目で別々の映像が見られるようにしてあるそうで裸眼で立体感を感じることができるようになっています。さらにタッチパネルにもなっているので。。。

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3D画面に直接指で触ってこうしてメニューを呼び出して使います。メニュー画面はレンズ交換式カメラ「NEX-VG10」と同じ様にアイコン形式の画面になっていますが、これを十字キーやダイヤル操作で選択するのではなく、直接タッチして選ぶことになるので、より直感的とも言えます。

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ブロギー3Dでもそうだったんですが、3Dモードにすると通常の撮影モードよりも操作できる項目が減ります。3Dハンディカム「HDR-TD10」でもどうやらそれは同じみたいで、私の使わせてもらった評価機では3D撮影モードにするとご覧の通り、ホワイトバランスをはじめ、たくさんの項目がグレーアウトして調整不能になっていました。

操作できるのはx.v.Colorの有無と3Dレンズ補正くらい。

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スライドスイッチを2Dに切り換えると。。。

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カメラ・マイク設定を呼び出してもすべての項目がこうして利用できるようになります。なるほど、3Dモードはほぼオートでの撮影ということになるようです。

ま、実際に撮影してみると3Dならではの調整項目があるので、ホワイトバランス、露出まで確かに気が回らないかも。

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画質、録画モード、フレームレートも3D撮影ではすべて固定になります。2画面をフルHD画質で記録するので録画モードは当たり前の様に最高ビットレートになってしまうんです。

3Dモードは不自由というかほぼフルオート。ま、逆に2Dモードでの撮影に切り換えるとこれらの設定をすべて利用できるわけで、レンズが1本無駄にはなりますが高画質2Dハンディカムとして使うこともできる万能型ハンディカムにもなります。

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さて、セットアップまですべての設定項目を眺めてみるんですが、気になったのがこちら。今までのハンディカムにはない、HDMI 3D方式切り換えという項目です。

これは初めてみました。

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結論からいうと、3Dハンディカム「HDR-TD10」では「フレームパッキング」という、市販のBD-ROMソフトと同じ高画質の記録方式を採用しているんですが、HDMIからの出力ではそれを解像度が半分になる「サイドバイサイド」に変換して出力することもできるんです。

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話が前後しますが、撮影してきたあとに3D対応ブラビアにミニHDMIケーブルで直接接続。

デフォルトでは「フレームパッキング」方式を採用していて、自動で映像は3D出力になります。設定をわざと変更して「サイドバイサイド」にしたときも同様でブラビアはオートで3D出力になりました。

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どうやら放送とは違うみたいでHDMI機器での接続の場合、3D信号が映像信号に入れてあるようで、ユーザーがそれを違う形式で再生させたりすることが出来ないようになっているようです。ここでサイドバイサイドの映像がブラビアに映せたら、そのサイドバイサイドの映像をデジタル一眼“α”で普通にAVCHD撮影して、あとでYoutubeにでもアップロードしてみよう!なんて実験をしようと思っていたんですけど、それはできませんでした。

 

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ついでなのでBDレコーダー「BDZ-AT700」にもUSB接続してみます。BDZ-AT700は昨年秋発売になった3D対応のブルーレイディスクレコーダーになります。

3Dハンディカム「HDR-TD10」をUSB接続したところうまくデジタルハンディカムという様に認識をしてくれたので、その勢いで撮影データをHDDにダビングしてみます。。

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おお、まだBDZ-AT700のファームウェアアップデートはしていないというのに、通常のAVCHDファイルとしてのダビングはできるようです。

ファームウェアアップデート後は、ここでHDR-TD10をワンタッチディスクモードにすることで直接ブルーレイディスクに3D動画ファイルで記録をすることが可能になります。どうやらこの機能の搭載を待ってBDレコーダーのアップデートだったようですね。

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そしてついでのついでということで、VAIOにもUSB接続をしてみるんですが。。。こちらはまだPMBがHDR-TD10対応のアップデートをしていないので、接続してもドライブとしての認識はするものの、ワンタッチダビングや、PMB上での画像取り込みができませんでした。

HDR-TD10本体に付属するソフトウェアCD-ROMか、PMBのアップデートで対応になると思います。

 

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ということで、昨日は帰りに日本橋へ寄って、暗い夜景の撮影に挑戦。

念のため一脚も持って行ったんですが、ヘタに一脚を装着すると三脚使用モードに入ってしまって手ぶれ補正が甘くなってしまうことを発見。どうやら一脚を使うよりもフリーハンドで撮影をした方がブレが少なくなるみたいです。(^_^)v 本当であれば三脚を持って行けばよかったんですけど、会社に置いておくべき三脚までGW直後といこともあって、全部自宅へ持ち帰ってしまっているんです。

ちょっと失敗。

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で、ほんのちょっとですが、日本橋で撮影してきたシーンがこれくらい。3分程度の動画です。

日本橋の様子というのはこちらのblogエントリーで簡単に紹介しています。

☆当店blog 11.5.9「TOKYO 36景に挑戦 その5【日本橋】」  

今回は日本橋の周りから川面に映る夜景を撮るのが目標で、ハンディカムでも結構撮れています。

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デジタル一眼“α”だと暗いところまで持ち上げて描写をしてくれるので、自分で見た目よりも明るい写真に撮れることが多いんですがハンディカムだと、ほぼ見た目通りの仕上がりになるのが不思議。

そうそう、写真で見ると明るいんですが、本当はこんな風に真っ暗だったんです。

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以前のハイビジョンハンディカムだと、暗さに弱くておそらくこれくらいの明るさだと解像度が落ちてしまってSDだかHDだかわからない映像になっていたと思うんですが、さすがExmor Rです。今のハンディカムだといくら暗くても解像感が落ちることはないことに感動。

加えて、これがかなり自然な立体感になっています。

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初めての3Dハンディカム撮影なので、おっかなびっくりというか、全部オートにしていろいろな角度で撮影をするだけなんですけど、これ、3Dブラビアに接続しなくてもハンディカム本体の液晶モニターでばっちり立体映像を見ることができます。

なるほど~。やっぱりブロギー3Dとは違いますねぇ。ズームが使えるとなんでもかんでも撮りたいモノ、寄りたいモノに寄れるので構図を作りやすい上に、そのズームした映像も十分立体感があるというか、どうやらズーム、フォーカスに連動して奥行き感もハンディカムが調整をしてくれるようなんです。

なので、何を撮っても立体感があるんです。なるほど、こういう作りか。

ファーストタッチでなんとなく感触がわかったので、翌日の会議にそのまま撮影セットを持って出かけます。

 

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今朝は当社の新橋オフィスで9時から全体会議。四谷には寄らずに新橋へ直接向かいます。その帰りに歩いて10分のところにある「浜離宮庭園」へ行ってきました。

浜離宮庭園に入るのはこ
れが生まれて初めて。

昨日のファーストタッチの感じを生かしながら試し撮りをしてみます。

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これは当社新橋オフィスから浜離宮庭園へ行く途中の歩道橋からの風景。ちょうど新幹線が来たのでそれを広角いっぱいで撮影しています。

3D映像でお伝えできないのが残念なんですが、手前の木々や歩道橋の階段はグッと手前に出ていて、奥に建物がある様子がしっかり立体的に出てきます。

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で、これを新幹線に向けてズームしてみるんですが、これくらいまでズームするとどうも立体感に変化がでてきて、ほぼ平面に見えていた陸橋が背景のビルから浮いて見えるようになります。

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ここまででズームいっぱいなんですが、明らかに新幹線はビルの手前にありそれぞれ立体感がある映像になります。

こういう見え方は人間の目では当然できないんですが、なんかイメージで作った立体像みたいな感じでこれが不自然さもなく良くできているんですよ。さすが本体価格149,800円です。29,800円のブロギー3Dとはフタ味以上違っている感じです。

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これはデンツーさんのビルの脇にあるスペースで見かけたつつじ。ズームいっぱいで立体感が感じられると言っても、こういうテレマクロな使い方は苦手。

写真は2D映像にしてそれを撮影しているんですが、これを3D表示にすると目が追いつけなくて全然立体感がでません。というか、手前に像を結びすぎているのは撮影時にもわかっていて、撮影時のモニターでの立体像の結び方と、後ほどブラビアで見たときの3D映像の見え方とどういう違いが出るのかをここでは実験。

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ずーっと引いていって撮影時の液晶モニターで像が結ばれたところがこれ。これがギリギリ立体感を感じられる画角でした。ゆっくりしたズームでわざと像を結ぶ点を探してみたんですが、これがブラビアで再生したときもほぼ同じ感じ。

なるほど、3Dハンディカム「HDR-TD10」のモニターの見え方って3Dブラビアでの視聴状態そのまんまなんですね。

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これはつつじの背景にあった別のお花で、こちらの方がやや距離があるんですが、こちらにズームで寄ってみると、これはちゃんと立体視ができます。それも撮影時と一緒でしたので、液晶モニターの見え方はかなり信用してよいみたいです。

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続いては浜離宮の中の映像です。入り口近くにある「三百年の松」。中の雰囲気は新宿御苑に似たような感じですが、こうしたアトラクションというか展示されているものがわかりやすく整備されている感じが、なんか観光地っぽく、これだったら海外からの旅行者の方もわかりやすいでしょうね。

で、こういうのをこうして引きの画で見てもあまり立体感は感じられません。

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グッとズームして、同じところからの最大ズームで看板をこれくらいの大写しにできます。これがまたすごい立体感なので笑えるんですが、なるほど宝永6年(1709年)に植えられたとのことで、312年もの間、江戸をずーっと見てきた松なんだそうです。

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ちょっと立ち位置をずらして、こうして横から見ると立体感がグッとアップ。それと背景になるのが新橋のオフィス街になり、自然と近代的な建物の対比が面白いですねぇ。

新宿御苑よりも、こっちの方が断然、東京っぽいかもしれません。

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庭園を一周、ブラブラしながらいろいろなものを撮影してみます。これは芝刈りをしているんでしょうか? なんか楽しそうです。これだけやっていれば良いというのであれば、これを私も職業にしてみたい。。。

こういう映像って被写体にずーっとフレームを合わせておけば、流し撮りみたいな感じになって自然と擬似的に立体感のある映像になるものなんですが、それがさらに強制的に本物の立体感が出るのですごい不思議。

こうしてズームを使って遠くのモノをテレ側で撮影するの面白いですねぇ。

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そしてベンチで休憩しながら奥行き調整をやってみます。こういう画角の映像を撮りつつ。。。

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レンズの脇にマニュアルダイヤルがあるので、ここをプッシュします。

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するとおなじみのダイヤルメニューが表示されて、ここでダイヤルにいろいろな機能を割り振ることができるんです。従来のハンディカムですとフォーカスとか絞り、等をあててあげるんですが、3Dハンディカムの場合、項目の一番最初に「3D奥行き調整」というのがあります。

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これを機能にあててあげてからダイヤルを回すと、画面のどこに被写体を置くのかを自分で調整することができるようになります。

花や水道を画面にズーム状態で入れて置いて、それでダイヤルを回してあげると液晶モニターの面にあった花や水道がズズズッと奥に行ってみたり、画面よりも手前に飛び出して見せてあげたり、ということが可能。

映画などではカット割りをするときに、この奥行き感を重視していて、視聴者の目線が画面の奥に行ったり手前にいったりすると目を疲れさせてしまうため、カット変わりの時もなるべく視線の奥行きを移動させないような工夫をしている、とかいう話を聞いたことがあります。

それと同じ
コトを、自分で調整して行うことが出来るようになっている、というわけです。

使っていて私も思ったんですが液晶モニター面よりも手前に出てくると、ハンディカムの裸眼3Dディスプレイでみても、3Dブラビアで見てもやや不自然な立体感を感じるんです。出来れば画面の奥に全部入れておきたい。

そういう撮り方を意識的にすることもできる、というわけです。まさに3Dハンディカムならではの機能。

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こういう思い切り遠近感のある画角でも、この木の看板さえ画面の奥に入ってしまっていれば立体感は結構自然になるから不思議。手前の草がちょっと邪魔で撮影時にも液晶モニターでこれは邪魔だなぁ、とは思っていたんですが、それは3Dブラビアで見ても一緒でした。

できれば3D対応VAIO Fシリーズでも再生してみたいんですが、まだVAIOでは3Dハンディカムの3D映像の再生手段が用意されていません。来週になるとBDレコーダーがワンタッチディスク対応になるので、それで書き出したBD-Rを再生することで3D映像をVAIOでも楽しめる様になるのかもしれませんが、そういう明確な案内がないんです。

VAIOでも見てみたいなぁ。

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2Dで見るとなんてことのない映像ですが、実はここは土手になっていて土手の上に「ツグミ」がいるんです。で、背景の松の木などはすべて奥行き感が違っているので見た目には同化してしまっているかもしれませんが、土手が舞台みたいになっているんです。

こういう映像が面白いのも3Dならでは。

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ここもトンネル状になっていて、なだらかに奥に傾斜があります。3D映像でないとわからない構図なんですけど、ここでツグミさんが美味しそうな虫を捕まえます。

なんですが、すぐに食べないんですねぇ。

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虫をくわえたままあちこち歩きはじめたので、私もついて行って撮影していたんですが、どうやらこれはお連れの方がいらしたのではないかと。彼女にプレゼントするつもりで虫を見つけたんだけど、その肝心の彼女がどこかに行っちゃって見つけられなくなったんでしょうね。

しきりに周りを探して、どこかに飛んで行ってしまいました。

そうか、これって野鳥撮影にも良いかも。もうちょっと欲を言って高倍率のズームレンズにしたいところですが、条件をちゃんと探して近場で撮影できるところに行けば、この圧倒的な立体感ですごい映像が撮れそう。

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あまり経験値がないんですが手ぶれ補正新アクティブの威力は3Dハンディカムもそのままです。そーっと歩きながらであれば、揺れの少ない歩きながら動画も撮影可能でした。

今の最新型ハンディカムと比べてしまうとサイズがどうにもならない様な幅広さではあるんですが、首からぶら下げて双眼鏡のつもりで持ち歩くのであれば、ね、なんかそれほど邪魔にもなりません。

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撮影したのは全部で16分ほどの動画だったんですが、バッテリーは半分くらい使ってしまっています。というのも、バッテリー駆動で動画再生やUSB接続などを全部やっていたので。。。(^_^;)

でも、この3Dハンディカムはおそらく使い始めてしばらくのウチは3D再生を本体で楽しんでしまうと思いますので、これくらいのバッテリーイメージでいた方がよいのかも。やっぱりNP-FV100は必要そうです。

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あと、使っててちょっと感動したのがマイクの位置です。なんと、レンズの下にあるんです。5.1chサラウンド記録をするためのサラウンドマイクが。

実際に人物撮影をしたわけではないのでわかりませんが、奥行き調整など自分で声を出しながら撮影をしていたりして、それらが特にこごもった声になっていなくて、さらにこういうのって撮影者の声だけがやたらと大声で録音されていがちなんですが、それもありませんでした。

この位置のマイクって意外と良いのかも!?とか、思えました。

 

さて、先行予約販売開始と同時に発表になったソニーストアの期間限定セットモデルの内容は下記の通りです。 

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★ソニーストア 3Dハンディカム「HDR-TD10/SET」のご注文はこちらから

HDR- TD10(148,000円)に3Dメガネ「TDG-BR250」(9,980円)をセットにした「Welcome to 3Dセット」がスペシャルセットになります。販売価格は157,980円なので販売価格での値引きはありませんが、ソニーポイントが通常本体のみ7%バックのところが、こちらのセットでは3Dメガネ代も込みで10%バックになります。

それと、これはいつもと違う点なんですが本体のみで購入すると3年ワイド保証での購入になるのですが、3Dセットで購入すると5年ワイド保証にグレードアップします。5年ワイドの価格は15,000円という結構な値段になっていますので、その分もオトク。ストアメンバーの方でも5年ワイドの無料クーポンは用意されていませんので、これは誰にとってもオトク!

ソニーポイントのキャッシュバックで5,438円のオトクになっているので合わせると20,438円もオトク!ということになります。

セットになっている3Dメガネは新型モデルのものです。ブラビアで視聴するときに新型の3Dメガネを使うと、なんか新しい気持ちでまた3D映像が楽しめるかも! 3Dセットのキャンペーンは期間限定で5月31日までの限定販売になっています。

是非、お得なセットパッケージがあるウチに! 購入宣言も5/13発売なので宣言できるのは5/12(木)までです。あと2日です。今のうちに宣言だけでもしておきましょ
う!

 

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★ソニーストア 3Dハンディカム「HDR-TD10」のご注文はこちらから

☆当店blog 11.4.21「3Dハンディカム『HDR-TD10』の発売日・価格決定」 
☆当店blog 11.2.10「『CP+ 2011』ソニーブースレポート」 
☆当店blog 11.1.14「3分でわかる2011年ハンディカムニューモデル」 
☆当店blog 11.1.6「2011 International CESにて3Dハンディカムなどが発表に」 

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☆ソニー製品情報「購入宣言」はこちらから
 
※忘れないうちに購入宣言も!

 

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