2015年5月14日

LED電球スピーカー『LSPX-100E26J』ショールーム展示レポート

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「Life Space UX」ブランドの第2弾製品、LED電球スピーカー『LSPX-100E26J』を銀座ソニービルショールームで見学させてもらってきました。

なんか、こういう今までにないキテる製品って気になるんですよね。実機の様子をレポートします。

銀座ソニービルショールームの3.5階くらいのところになりますが、Life Space UXの例の500万円プロジェクターのところにLED電球スピーカーも展示されてます。

こうやって特別コーナーがあって、そこに集中展示をされているのを見ると、思い出すんですよね。「QUALIA」を。

一発目が超短焦点4Kプロジェクターの500万円だったもので、ハイソ感が漂いまくっている「Life Space UX」製品で、第2弾がたったの23,880円でカンタンに手が届く価格のものが出てきてくれたのが、これまた嬉しかったりします。

まずは、製品の様子から見ていってみます。

電球部分はとりあえず置いておいて、こちらがコントローラーになります。ボタン電池駆動で音楽を鳴らしているときはBluetooth搭載のプレーヤーとLED電球が直接通信をするので電力消費はなし。コントロール操作をしたときだけLED電球スピーカーに信号を出す、というもののようです。

裏にはNFCがあり、これをタッチするとスマートフォンなどの音楽プレーヤーとLED電球スピーカーが無線接続します。NFC自体がBluetooth通信をするわけではなくNFCはあくまでも鍵の役割を果たしているだけ。

Xperia J1 Compactをタッチします。

あとはBluetoothスピーカーとしてスマートフォンの音声を鳴らすだけになるのですが、SongPalアプリを使うと、その他の操作もできます。

まずは照度調整。コントローラーについている丸いダイヤルを回すと、これも照度調整をすることができるようになるのですが、SongPalアプリからもそれができるようになります。

また、サウンド設定も切り替え可能。

なんと、照明器具をどういう使い方をするかによって、音質を変更するそうです。試して見るとフロアースタンドは比較的音が軽め。ダウンライトやペンダントライトにするとやや低音が強めになるようです。

こんなこだわりがあるんですね。

そしてコントローラーの下方向のボタンはタイマーになっていて、これを長押しすると1時間のタイマー動作をするそうです。寝室などで寝る前にこれを長押しすると1時間後には消灯している、というわけです。

できることと言えば、これくらいのことなんですが、これはそういう多機能を求めるものではないですからね。

音質はさすがにこのサイズなので重低音が鳴る、とかいうことはありません。それなりの軽い音質でSRS-X1とかそんなイメージです。

でもこれはスピーカーの存在がないところから音を鳴らす演出ができるのが良いところ。なるほど、読書用の電気スタンドにして、本を読みながら何気なく音楽を鳴らす、読みやすい照度で調整するなんてシーンにはすごく良いですね。

ダウンライトにして使ってみたいとか、お風呂で使ってみたいとか思っていましたが、読書コーナーを自宅に作るなんて、すごいおしゃれ。

音楽を聴くときって、たいていは目線の高さにあるスピーカーから聞くモノ、というのがありますが、これが頭上から聞こえてきたりすると、ちょっと不思議な感覚になれそう。自宅で非日常を味わえるスピーカーになるかも。

やっぱ、これ、自宅のどこかで使いたいんですよね。

LEDライトとしては4万時間の寿命があるそうなので、おそらく私の自宅であれば一生使えるLED電球になります。一般的な60W電球を持ってきてみて大きさを比べてみたのですが、ほぼ同じくらいの大きさ。

電気スタンドやペンダントライトを購入するときに大きさのバランスは普通の電球サイズで考えれば良いみたいです。

なおLED電球スピーカー『LSPX-100E26J』の電球としての性能は消費電力7Wで全光束360ルーメンとなっています。LED照明推進協議会のホームページによると白熱電球の明るさにすると30W程度ということになるようです。私の写真でみると色が白に近いと思いますがホワイトバランスをオートにして撮っているためで、電球色と思っていただいて結構です。（このページの2枚目の写真が見た目に近い色だと思います）