2013年1月21日

防水サイバーショット『DSC-TF1』ショールーム実機レポート

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先週末より先行予約販売がスタートしたサイバーショット「DSC-TF1」の実機を銀座ソニービルショールームへ行って見てきました。

展示状況を含めてレポートします。

すでに1月17日（木）から先行特別展示がスタートしていたと思います。発売が1月25日ということで今週の金曜日には出荷が始まるんですが、まだ展示機には「最終品ではありません」という案内が出ています。普段も最終品では無いモデルを展示しているため、一部仕様が変更になる可能性があるんですが、このモデルにだけ特別にこういう案内があるので、どこかの箇所が必ず仕様変更になっているんだと思います。

展示されているのはブルー、レッド、ブラックの3色です。まずは近くにあるカメラと並べて大きさを比較してみます。

これはDSC-WX60との比較です。WXシリーズのポケットサイズのモデルです。サイバーショットシリーズで最小のモデルになると思うんですが、それと並べてみてもこれくらい。

防水モデルと聞くと大きくて重いイメージがあるんですが、DSC-TF1の本体は「これ、モックアップ？」と、思えるほどの軽さ。

耐衝撃性もうたっていますが、そのために本体重量を軽量化して、落下時にダメージを受けないようにしているんでしょうね。

防水サイバーショットのフラッグシップモデルとも言えるのが2012年発売のDSC-TX300Vです。厚さでは負けていますが、本体がぎっしりという感じのTX300Vと違ってTF1は中身スカスカ感があり、軽量に感じます。

裏返してみるとここにも違いがあるんですが、タッチパネル操作ではなくボタン操作をするスタイルになっています。

これらのボタン操作ですが手袋やグローブをしているときのことも考慮しているとのことなので、実際に手袋を持ってきてグローブ越しに操作ができるかどうか試してみました。

ボタン類は見ての通り、かなり大味な作りになっています。ひとつひとつのボタンが大きく出っ張っているのと、それとボタン同士の間隔もやや大きめ。

実際にこれをグローブ越しに使ってみると、ボタン形状のありがたさがわかります。なるほど、いっぺんに二つのボタンを押してしまうような感じはなく、ほどよくボタン操作ができます。

正直言ってしまうと十字キーの真ん中にある決定キーが押しにくいというのはあるんですが、これはグローブの影響もあるのかな。詳細設定の変更を一応、どこまで出来るのか試してみましたが、気をつければどの操作も全部できるようになっています。

それらの詳細なメニュー操作なども重要ですが、一番大事なのは電源を入れてシャッターを切る、という基本動作。こちらもボディ上面に電源ボタン、シャッターボタン、ズームレバーが並んでて、本番ではこれらのボタンしかほとんど使わないはず。

これもやや堅めのボタンのおかげで感触が残る感じ。

なるほど、単に防水、防塵、耐衝撃性に優れているだけではなく、こういうヘビーデューティーな環境下での使い方を研究されています。

あとはありがたいのが、グリップ部にあるシリコンのストッパー。これもグローブ越しに感触があり、カメラを滑らせないように適度なサイズ、位置に配されていることがわかりました。

その本体をキズや衝撃から守ってくれるのがこちらの専用ジャケットケースです。こちらも最終仕様ではありません、という断り書きがあるので、もしかして本体カラーの変更（レッドはレッドでももっと明るい赤とか暗い赤とかの微妙な変更。）などがあるかもしれませんが、展示されている試作モデルを見る限りは製品ページで見るよりも明るい赤に見えました。