製品版実機『VAIO Duo 11』開梱&セッティングレポート

LINEで送る
Pocket

DSC00001.jpg

10月26日から出荷の始まるWindows 8搭載の「VAIO Duo 11」なんですが、販売店には一足早く、本日より店頭展示機の出荷がスタートしています。

早速ですが「VAIO Duo 11」の実機をセッティングしてみました。製品版実機の様子をお伝えいたします。

 

DSC00002.jpg

今日は「VAIO Duo 11」以外のモデルも多数まとめて到着していて、これから毎日1台ずつ開梱&セッティングをしていこうと思っています。

まず最初は「VAIO Duo 11」から、というところなんですが、ふと発送元を見てみると、このモデルだけは発送元が長野県安曇野市の長野テックになっていました。他のモデルは江東区からの発送。

そういえば一番最初にヨーロッパで発表になったVAIO Duo 11なんですが、説明文になんて書かれていたかご存じですか?

DSC00003.jpg

海外では「Made in Japan with quality craftsmanship that only Sony can deliver」っていう紹介をされているのがこのモデルなんです。

そのまま訳すと「ソニーだけが用意できる品質の高い職人が作る日本製モデル」というところ。長野テックの技術力を前面に押し出したモデルとして海外では紹介されているんです。

日本では「made in 安曇野」って感じですが、今回のWindows 8搭載VAIOのフラッグシップモデルですからね。

DSC00003.jpg

ということで、こちらが日本の職人魂のかたまり「VAIO Duo 11」のパッケージです。

サクサクと今回は写真を中心にしてご案内していきたいと思います。

DSC00004.jpg

箱を開けるとまずはデジタイザペンが目にとまりますが、ふたの部分にもなにやら箱がついています。まずはそちらを開けてみると。。。

DSC00005.jpg

なるほど、ここに書類が全て入っていました。クイックスタートブックやトラブル解決ガイドなんていうのもありますが「Windows 8をはじめよう」なんていうガイドパンフもありました。

ほとんどの方がWindows 8はVAIO Duo 11で初体験になるはずですから、これは助かります。

DSC00039.jpg

最初に説明されているのは、やはり「チャーム」なんですね。この設定メニューを呼び出す方法が今までに無かった操作で行うので、これは頻繁に説明をされている感じ。

当店のWindows 8を5分くらいで使える方法にもチャームの出し方は最初にご案内しています。3つの方法が案内されていますが、とりあえずはWindowsキー+Cキーです。

あとはWindowsキー+Dキーでデスクトップ。Windowsキー+Xキーで設定メニューの表示ができるので、まずはWindowsキー+CDXをマスターしましょう。

DSC00040.jpg

あとは新登場のタイル画面でのアプリの操作方法の基本的な手順を説明してくれています。これだけ読めば、アプリの使い方も大丈夫かな? VAIO Duo 11はタッチパネルになっているし、あとはAndroidのタブレット同様、触れば使える様になっているアプリばかりなので、最初のとっかかりだけ、こうして案内してもらえればなんとかなります。

アプリメニューの表示の仕方とかはまだ知らなかったので、これで、またいろいろ操作をしてみます。

DSC00006.jpg

ACアダプターはこちら。かなり小型に見えます。Atomプロセッサーを搭載していたVAIO XやVAIO PのACアダプターとほぼ同じサイズに見えます。

DSC00007.jpg

電圧は10.5Vなのでatomプロセッサーモデルと同じなんですが、VAIO Duo 11の急速充電にこれは対応しており、なんと80%までの充電をたった1時間で行うとか。そのため、VAIO XシリーズなどのACアダプターよりも容量が増えているんだそうです。

それでほとんどサイズが変わらないというのはありがたいです。

DSC00008.jpg

こちらはデジタイザペン。一式付属しています。これが後ほどちょっとしたドラマを引き起こすんですが、とりあえず、今はスルーします。あとで電池とかセッティングします。

DSC00009.jpg

ということで、今回の展示モデルですが同梱品は上記の通りです。本体のスペックですがプロセッサー、メモリー、SSD容量はフルスイングなんですけど、キーボードバックライト無し、GPS無し、WiMAXなし、TPMセキュリティチップなし、WEBカメラシングルという、結構、オーナーメード項目をそぎ落とした仕様にしてくれています。

キーボードバックライトはともかく、GPSは欲しかったなぁ。。。(>_<) 拡張シートバッテリーをつけてくれているので、これはスタミナロケをしに行かないといけないのかな!?と、ちょっと期待したんですが残念。

DSC00010.jpg

液晶保護シートは最初に貼ってくれていました。これが液晶保護シートを日本の職人さんが貼ってくれた仕上がりです。当たり前ですがゴミ一つ入っていなくて、しかもゆがみもなく完璧な貼り付けです。

ショールームはイベントで液晶保護シートを貼っていないモデルも貼ってあるモデルも使わせてもらってきましたが、Sony Tabletと感触は一緒。貼っていないとガラスを直接ペタペタ触っている感じでコントラストも綺麗に見えるんですが、保護シートを貼ると暗いところがやや浮き上がって見える代わりに指紋が目立たなくなります。

好みなんですが、私は個人的には保護シートがあった方が嬉しいかな。

DSC00011.jpg

拡張シートバッテリーがこちらです。VAIO本体の冷却を考えて底面に隙間のあるディフューザー仕様になっています。

DSC00012.jpg

付属のデジタイザペンの収納場所が用意されていて、サイドからペンを差し込むことができるのも特長です。

DSC00013.jpg

こちらはVAIO Duo 11本体の底面にあるコネクターです。拡張シートバッテリーを装着する際はキャップを外して端子を出してあげる必要があります。

DSC00014.jpg

その外したキャップは拡張シートバッテリー側に別途はめ込む溝を用意してくれているので、ここに装着。これでキャップを無くしてしまう心配がなくなります。

DSC00015.jpg

あとは拡張シートバッテリーを装着するだけなんですが、うわー、VAIO Duo 11の底面って綺麗ですね!!

なんにもシールがありません。

DSC00016.jpg

拡張シートバッテリーを装着してもこの感じ。

美しいですねぇ~。

DSC00018.jpg

こちらは表側なんですが、表からみても完璧な美しさ。。。って、あれ? いつもよくあるパターンのWindowsとかインテルのシールって貼られていないものなんですか?

液晶保護シートを最初の出荷段階で画面に貼らなければいけない仕様なので、ここにはWindowsとかのステッカーって貼ることができなかったんですかね。

DSC00017.jpg

ということで、背面をみると、あ、ここになにやらありました。

DSC00019.jpg

普段は折りたたまれて見えないところになりますが、液晶画面の裏のこんなところに新しくなったWindowsマークとインテルマーク、そしてUltrabookのシールがありました。

DSC00020.jpg

さらに反対側にはモデル名などの情報が印刷で記載されています。

すごいことやっていますね。

あ、でも、これシールではなくて印刷ですよ。シリアルナンバーが見つからないんですけど、どこにあるんだろう。。。

DSC00021.jpg

なんと、シリアルナンバーは液晶の裏、ヒンジの内側のこんなところに!

その昔、VAIOがまだ出たばかりの時にインタビュー記事で佐野元春氏が登場したことがあって、VAIOノート505を使っているんだけど、こうして管理されている感じがいやでシリアルナンバーとかははがしてしまうんだ(メーカー注:まねしないでください)というのを読ませてもらったことがあるんですが、これだったら佐野元春氏も許してくれるかな!?

DSC00022.jpg

ということで、まずはACアダプターに接続してじっくりと初回充電をしてもらって、その後にゆっくりとセットアップをしてみましょう。

DSC00023.jpg

その間にデジタイザスタイラスペンのセッティングをしてみようと思います。

この状態で届いているんですが、電池を入れたり、あと2種類あるペン先なんですが、これをどやって交換するのか、そもそも交換するペン先は固いモノなのか柔らかいものなのかもわかりません。

クイックスタートガイドを読んでそれらをどうやるのか調べようと思ったら。。。なんと使い方については「VAIO電子マニュアル」をご覧ください、ということになっています。

なんだ、結局、ここでVAIOを先に起動しないといけないんです。

DSC00024.jpg

ということで、バッテリー充電をしながら最初の設定を進めることにしました。

製品版のWindows 8のセッティングはこれが初めて。今までプレビュー版とかをちょこちょこといじっていましたが、やっぱり正式版はワクワク感が違いますね。これから数年、この画面を何度も見ることになると思うと感慨深いモノがあります。

DSC00025.jpg

マイクロソフトアカウントを使ってログインするのがWindows 8のアプリを使う最低限のルールで、プレビュー版ではここでマイクロソフトアカウントの入力をすることが出来るようになっていましたが、どうやら正式版ではそれは改善されて無くなっているようです。

今までのWindows 7と同様にPC名、ユーザー名をまずは入力することになっていました。

DSC00026.jpg

とりあえずはテスト用にユーザー名を入れて進めていきます。

無線LANの設定なども後回しです。

DSC00028.jpg

進めていくと、初回起動時ならではですが、プログラムを中で展開させたりする、ちょっとした待ち時間になります。で、そこでいきなり画面に「こんにちは」というメッセージが出て「PCの準備をしているあいだにWindowsの新しい操作方法を覚えておきましょう」ということで、アニメーションで画面右端からスワイプする動作を教えてくれます。

DSC00027.jpg

これはタッチパネルでの操作になりますが、一連の案内が終わるとタッチパネルモデルではない普通のPCスタイルでのマウス操作での方法も教えてくれます。

DSC00029.jpg

はい、ここでも「チャーム」の表示方法を教えてくれる、というわけです。

DSC00030.jpg

説明が終わると=PCのセッティングが終わると、ここで「さぁ始めましょう」として、いよいよWinodws 8のスタートになります。

DSC00031.jpg

じゃーん。本物のプレビュー版ではない製品版のWindows 8がついに目の前に登場しました。

DSC00032.jpg

このタイル画面でいきなりキーボードを使って「VAIO マニュアル」と入れるとアプリを自分で探さなくてもVAIOが見つけてきてくれる、というのをやってくれます。

これで探すんですが、なになに、VAIOマニュアルはオンライン版が最新情報になるのでそれを見るように言われました。

DSC00033.jpg

ということで、ネットワーク設定をしてインターネットに接続することに。

ネットワーク設定の方法はいくつもやり方がありますが、私は直感で操作してしまってデスクトップスタイルの場面でタスクバー右下にあるいつもの電波5本マークを触ってしまいました。

すると、ここで接続したいネットワークが表示されるので、自分の部屋の無線アクセスポイントを選択。ルーターのボタンを押して接続することもできるとのことなので、ボタンを押すと。。。

DSC00034.jpg

あっけなく接続完了。うわー、これはカンタンだったなぁ。今までのWindows モデルの中でも一番わかりやすいんじゃないですか?

もちろん、やり方がわかっていないと何をどうすれば良いのか判断がつきませんが、一度無線LANの設定を自分でやっている人なら直感でこれなら操作ができます。

で、これでオンラインになったのでVAIO電子マニュアルを再度開くんですが。。。そうでした、VAIO Duo 11の発売日って10月26日なんです。まだ正式な発売日を迎えていないので、VAIO Updateもサポートページもオープンしていないんです。

VAIOマニュアルも読むことができませんでした。(^_^;)

DSC00035.jpg

まぁ、大体わかるというか、デジタイザペンのおしりのところはいかにも回してください、という形状なので、スクリューを回せば、これでふたが開きます。形状的にプラスを奥にして入れてあげれば良い感じ。

使っている電池は単6電池という、あまり聞いたことの無い電池なんですが、amazonとかで探すとスグに見つかります。

販売店向けのデータベース情報によると1日4時間の利用で1週間に7日使ったとして、電池は1年半ほど持つそうです。多分、1日4時間もデジタイザペンを使う人はそういないでしょうし、多分、電池寿命が来る前に製品寿命を迎えるような。。。

なので、今回は特に予備の電池の購入とか当店ではおすすめしません。

DSC00036.jpg

あとは2種類あるペン先なんですが、これはどうやって交換するんでしょう。ペン先はスクリューとかにはなっていないので、おそらくペンチか何かで引っ張り出して、それで交換するんだと思いますが、借り物なので試すわけにもいきません。

これは発売日を待って、VAIO電子マニュアルでチェックをしてみます。

【追記】

デジタイザペンの取説は別途、紙資料が入っていました。あとから確認したところ見つけています。お詫びして訂正します。

DSC00037.jpg

あとはVAIOの設定を呼び出して、せっかく搭載しているCore i7プロセッサーの威力を発揮すべく、パフォーマンスを最高にセッティングします。

バッテリーも自分のモノであればいたわり充電とかにすぐ切り替えるくせに、借り物だと思うとワイルドに全力充電のままで使ってしまいます。

DSC00038.jpg

さぁ、これで「VAIO Duo 11」の発信準備完了です。これから毎日持って帰って遊ばせていただきます。まずはWindows 8のアプリから試してみなくちゃ♪

 

DSC00101.jpg

さて、先週木曜日から先行予約販売が始まっているソニーストアの「VAIO Duo 11」オーナーメードモデルですが、週末もオーダー絶好調! 納期はベースモデルでも11月3日以降となっています。

DSC00102.jpg

人気のあるパーツを選択すると納期は11月17日まで一気にのびます。SSD 256GBやノイズキャンセリングヘッドホン(with S-Master)、拡張シートバッテリーなどを選択すると1ヶ月待ちになってしまいます。

DSC00103.jpg

そして、なんといっても人気ナンバーワンパーツと言えば「日本語配列(かな文字なし)」+「バックライトキーボード」です。現時点で見ると冗談みたいですが2013年1月9日のお届け目安になってしまいます。

うーん。来年のお正月明けの到着か。。。それでもオーダーをする人がいるからこんなすごい納期になっているんですよね。恐るべし。。

DSC00104.jpg

こちらの拡張用シートバッテリーは17時半現在では11月25日届けになっています。一緒に購入すると1万円オトク。

それと、装着された実機を当店でもご紹介しましたが、これ、かっこいいですよね。ディフューザーデザインがすごくマシンっぽくて大好き。モバイルで持ち出す機会があるなら、これはやはり一緒に購入したいところです。

納期がかかってしまうパーツがだいぶ多いんですが、目先の納期よりも、これから長くつきあうことになるマシンになります。納得のいくオーダーで購入されることをお勧めします。

まだ、これから年末商戦を迎えてオーダーが増えてくる可能性もありますので、オーダーはお早めに! 

 

DSC00001.jpg
★ソニーストア VAIO Duo 11のご購入はこちらから

DSC00005.jpg
★ソニーストア「VAIO with Windows 8 Debut!」スペシャルコンテンツ

 

☆当店blog 12.10.19「『VAIO Duo 11』オーナーメードレポート最新版」 
※当店経由でお買い上げいただいた皆様のオーダー内容を集計してレポートします。

☆当店blog 12.10.17「販売直前『VAIO Duo 11』オーナーメード研究レポート」 
※VAIO Duo 11のオーダーメード内容をひとつひとつご案内しています。オーダー前に是非、ご覧になってください。

☆当店blog 12.10.11「5分くらいでわかるWindows 8搭載『VAIO』店員レポート」
※ソニーさんで受けてきたWindows 8セミナーの話をそのまま掲載。これでWindows 8をすぐに操作することが出来るようになります!

☆当店blog 12.10.15「Winodws 8とnasneを使った自動バックアップ機能の話」 
※知っておきたいWindows 8を使う事の大きなメリット! Windows 8なら1時間に一度のタイミングでネットワークドライブにユーザーデータを自動バックアップできます!

☆当店blog 12.10.12「+5%オフクーポンが復活!ホームネットワークアシストプラン」 
※新しいソニーストアのサービスが発表になりました。Windows 8搭載マシンを購入するときにしか入会できないサービスで、半年に一度、AV商品の+5%オフクーポンがもらえます! 今後もサービスの充実が予想されます。入会されることを強くおすすめします。

 

LINEで送る
Pocket