映画『おと な り』の話
強風＆雨の中、今日は朝一番で恵比寿ガーデンシネマまで行ってきました。映画「おと な り」の先行上映が東京ではここでだけ上映されているとのこと。
V6の岡田准一さんが主演でソニーのα900を使うプロカメラマン役という設定。αファンとしては、これはチェックしなければ！ということで、公開2日目の今日、行くことにしたんですが、知ってます？ 公開初日の昨日、ここに5,500人の方が並んだそうです。朝一番で！
初日は舞台挨拶があるので、それ目当てというのはわかるとして、ここはそれほど大きな映画館ではないようで、一度に入れるのは200人とのこと。舞台挨拶は2回あったそうで400人に対して5,500人ってすごくないですか？
というか、こういう映画の封切りに近い状態でしかも都内で一館だけの上映。どれくらい並ぶものなのか予想もつかないため、とりあえず、自宅を朝7時前に出発しました。
8時50分から受付をするそうなんですが、最悪でも夕方くらいの回でみたいなぁ、ということで、雨の中駅から徒歩9分の開館前の映画館の入り口についてみると。。。
並んでいたのは一人だけでした。昨日は5,500人ここに並んでいたそうです。
チケットは2番目、3番目をゲット。ここの映画館、ちょっと変わっているようで、朝一番の受付の時にその日の分、全部のチケットを販売開始。各回ごとに受付番号を割り振っていって、入場時間になったら番号順に入場して、好きな席に座ってよい、というルール。
おかげさまで映画館のドセンターの席をゲットすることができました。こんなに良い席で映画をみられるなんて、珍しいぞ。
ちなみに初回上映の回の入場者数ですが入場率30%くらいだったかなぁ。
ロビーには映画の中で登場した小物たちの展示がありました。これ、もしかして本物なんでしょうか？ 岡田君演じる、野島聡君が使っていたキーアイテム、コーヒー豆挽き。
野島君の部屋に飾られていた写真はブルーモーメントで有名な吉村和敏プロカメラマンの作品みたいです。
これも部屋に飾られていた、写真たて。中学生の時に撮影した写真ということになっていますが、使用したカメラはミノルタ X700という機種になっていました。
そのほか、映画「おと な り」に関する雑誌記事などが掲示されており、これは岡田准一ファンだけではなく、映画が好きな人にはたまらない演出です。ほとんど事前情報なしでやってきていますので、とてもこれは助かります。
☆ソニーショールーム 映画「おと・な・り」×ソニー「イマジネーション スタジオ」開催
銀座ソニービルショールームでは6月7日まで、この映画のセットを模した展示をしているそうですので、これも後日、見学してみたいと思います。
さて、映画の内容ですが。。。あまり映画館で映画をみる機会がないもので、いつも、すごく感動してしまうんです、私は。今回も見終わった直後には人生で見た映画の中で3本の指に入るくらいのお気に入り度になっています。
なんと言ってもおもしろいのは主人公の二人、岡田君と麻生久美子さんが終盤までほとんど会うことがなく、別々にしか登場しない点。それなのにストーリーでは二人が密接につながっていて、最後の方ではどんどんつながってしまうところがすごくユニーク。恋ってこういうものだったなぁ、と、久しぶりにどきどきしてしまいました。
女性からみると麻生久美子さんが主役のラブストーリーに見える反面、岡田君メインで見ると、人のせいにして自分の仕事から逃げてしまう、30台の生き方の葛藤みたいなものを描いている映画とも見えます。
なるほど、考えさせられました。
それと、映画のタイトル、テーマにもなっている「音」ですが、これもいろいろな音が聞こえてきます。環境音というか、音楽がまったく流れていないのに不自然な感じがせず、小鳥の声がいつも聞こえているような映画でした。
アパートの隣人からの音というと、どうもいやなイメージしかありませんが、優しい音を出すように心がけることで、それが癒しの効果になることもあるんですねぇ。この映画、観て良かったです。ブルーレイではなく、DVDになったら、これは買いたいなぁ。
何度もみたい映画かもしれません。
それと、目的の？ソニー製品チェックですが、特にソニーのバックアップが全面になっているというわけではないみたいですが、あちこちにソニー製品が登場。特にプロカメラマン野島聡氏がα900を使っているわけですが、どんなレンズが使われているのか、気になっていました。
私が観ていて気がついたのは下記のレンズでした。
★ソニースタイル バリオゾナー T* ズームレンズ「SAL2470Z」
※ご存じ、α900の標準ズームレンズ。野島君が撮影しているシーンではほぼ全部このレンズを使っていました。
★ソニースタイル ゾナー T* 単焦点レンズ「SAL135F18Z」
※使っているシーンは見あたらなかったのですが、棚の上にはこれの空き箱も置いてある凝りようでした。
★ソニースタイル マクロレンズ「SAL100M28」
★ソニースタイル ズームレンズ「SAL70200G」
もっとも使っているとプロっぽく見えるレンズなんですが、メンテナンスシーンでα900に装着されているカットがあっただけでした。
カメラ本体はα900のみが登場。サブカメラとかなにか出てこないか、期待していたんですけど、これ1台で全部まかなっていました。この映画を観てからちょっと考え方が変わりました。今は買えませんが、いつか中古ででも、このα900を手に入れて使うぞ！と。
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※デジタル一眼レフ「α900」のスペック詳細はこちらでご確認いただけます！
☆当店blog 08.9.10「ソニーデジタル一眼『α900』発表」
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風景写真を撮りたいんだけど、依頼のあるのはモデル撮影ばかり。そんなとき、自分のふるさとに行って、風景写真を撮る、というシチュエーションがありました。なるほど、知らない土地に行って風景写真を撮るというのもドラマチックですが、自分が生まれ育った故郷で風景写真を撮るというのは、楽しそうです。
なんせ、自分が一番良く知っている土地です。私も試してみたいなぁ。
それと、岡田君が自宅で使っていたVAIOがこちら。VAIO type AのPhoto Editionです。職場ではVAIO type Rでした。やはりプロはこのVAIOを使うのか。
これもいつか買うぞ！
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☆当店ホームページ「VAIO type A Photo edition」店員の声
☆当店ホームページ「VAIO type A」オーナーメードレポートはこちら
隣人の七緒さんが語学学習やクラシック音楽を鳴らすのに使っていたラジカセもソニー製品でした。CFD-E500TVです。あのおしゃれなアパートに合う電化製品ってどんなものなんだろう？とか思っていたんですが、こんなモデルがあったんですね。
映画のプログラム800円と、ファミリマートで買ってきたメロンパンが今回のお土産です。ファミリーマートで映画とタイアップしたメロンパン、それとコーヒーが販売されています。
コーヒーは何度も喫茶店で登場する「ほろにがブレンドコーヒー」で、メロンパンは七緒さんが朝ご飯に食べていたもの。映画館から帰ってきてからもちょっと余韻に浸ることができるアイテムです。
あー、どっぷり映画の世界に浸かってしまいました。αファンの方、5月30日になると上映スクリーンも一気に増えますので、機会がありましたらごらんになることを強くおすすめいたします。
