「私を野猿公苑に連れてって」撮影会開催

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昨年末にお邪魔してきた長野県の「地獄谷野猿公苑」ですが「佐藤さん、地獄谷に連れてって~」という声をいただき、現地集合現地解散の撮影会を開催します。2月11日(土)にJR長野駅集合、長野駅解散で撮影会を開催したいと思います。

 

こんにちは、店員佐藤です。

昨年末にJRの「どこかにピューーン!」で長野駅が当選して、そこから撮影地を探して行ってきた「地獄谷野猿公苑」ですが、ものすごい秘境かと思いきや、完全に観光地化されていて、非常に行きやすいところだというのが判明。

旅は冒険だ ソニー”α”と『どこかにビューーン!』【長野駅編 地獄谷野猿公苑と姨捨駅】

東京から新幹線で約90分+バス40分+歩き40分で到着するのでおおよそ片道3時間ちょっとで移動が可能。朝7時半くらいの新幹線に乗れば11時くらいから撮影ができて15時すぎまで撮影してから帰ってきても19時すぎには東京に着いているという日帰りでの撮影ができます。

スノーモンキーパークへ向かう長電バスは特に予約は必要がないので、9時10分発のバスに乗車すべく、長野駅集合にて撮影会を開催いたします。

 

旅の様子をシミュレーションしてみます。

9時10分の長電バスに乗車するために9時までに到着する新幹線を調べたところ、7時20分発の「かがやき503号」がありました。東京駅から指定席券で8,340円になります。停車駅は東京、上野、大宮、長野だけ。千葉から参加される方は上野駅から。埼玉から参加の方は大宮駅から乗車できます。

長野駅の東口にスノーモンキーパークへ立ち寄る志賀高原行きのバス停があるので、ここからバスに乗車します。私が行った12月28日はかなりの人出で今シーズン一番多いという話をされていて、全然バスに乗りきれる感じではなかったのですが、次々と増発便が出るようで「全員乗れます」という案内をされていました。

支払いはPayPayなどのQRコード決済が可能だったのですが、帰りのバスでは都合により現金のみの支払いになるというアナウンスがあったので、念のため現金でバス代を用意されていた方がよいと思います。バス代は片道1,500円です。

ちなみに乗客の方の半分くらいは海外からのツーリストさんたちでした。

サルは熱帯気候のところで暮らすものがほとんどで寒冷地で生息しているのはニホンザルくらい。それが温泉に入っているところが間近で見られるというののは世界的にも珍しいんだそうです。

バスは補助席まで含めて満席状態だったので撮影機材などは荷室に入れてもらいました。

バスは志賀高原に向かって運行していてスノーモンキーパークでは途中下車する形になります。広い駐車場ですが小さなバス案内所があるだけ。美術館があるのですが私が行ったときは閉館されていてお手洗いの利用なども出来ませんでした。

ここからお猿さんのいる温泉までは徒歩40分という案内が出ていて、山道を40分って相当なものだぞ!?とか思うのですが、途中までは舗装路です。駐車場を抜けて行く形で、そこを15分ほど。その後、山道を25分歩く感じで移動はあっという間です。

私が行った12月28日はまだ雪の積もり始めだったらしいので2月はもっと雪深くなっていると思いますが、これが駐車場区間の様子です。

歩いて行くと徐々に道が凍結路になっていきます。

駐車場の途中にお手洗いがあります。ここから野猿公苑までの30分ちょっとの道のりがあるんですが、それまでの最後のお手洗いになります。(野猿公苑にもお手洗いはあります)

駐車場を通り抜ける舗装路が終わると、こちらに案内所&お土産屋さんがあり、ここから山道が始まります。1.6kmを約25分という案内になっています。

こちらのショップにてブーツのレンタルと、シューズに装着するスパイクが販売されています。スパイクは近所のホームセンターでも1,000~1,250円で販売されていたので割高なものではありません。良心的な価格で買えるのでここで購入しても良いかも。

私は軽アイゼンを持っているので、それを持っていきましたが、おかげでかなり安心して歩けました。

こちらが案内所から続く山道です。傾斜はほとんどないので高尾山の1号路よりも楽に歩けますが、朝はガチガチに凍結していました。スパイクがないと相当滑りやすいです。ツルツルです。転んでいる方も数名見かけました。

なお、帰りは15時過ぎに同じ道を通っているのですが、そのときは雪が溶けている部分がありぐちゃぐちゃになっているところも。長靴やブーツでなくても濡れても良いトレッキングシューズなどが必要です。

山道を抜けました。ここに地獄谷温泉の施設があり、左上に見えるところで日帰り温泉に入ったり、食事をしたりすることができるそうです。ただ、地獄谷野猿公苑の施設外にあるので、撮影途中に休憩するという感じではなく帰りに立ち寄る感じになるかと思います。

地獄谷野猿公苑は写真の右上の方へ向かって山を登ったところにあります。

こちらが施設の入口です。大人ひとり800円の入園料となっています。

「お客様へのお願い」ということで、園内では食事をしたりしないことや、サルにエサを与えない、触らない、近寄らない、目を合わせ続けない、という注意書きがあります。

お猿さん達は施設の人達から餌付けされていて、ルールを守っていれば襲いかかってきたりはしません。きっちりとルールを守って撮影を楽しみましょう。

料金所を過ぎると、中にショップがあり、そこにお手洗いやお土産を買えます。コインロッカーも用意されていて、100円を入れてロックをするのですがお金は戻ってくるシステムになっています。撮影に必要がないものは、ここで預けて身軽にすることができます。

ショップを抜けると、いよいよお猿さん温泉にご対面です。奥に見える人だかりの中央にお猿さん達が入っている温泉があります。

その温泉の半周を囲むように人が入れるエリアが用意されています。

こちらが目的のお猿さんの温泉です。かなりの人だかりで、これは最前列に行くのが大変、と思われると思いますがツーリストのみなさんはお猿さんと自撮りが出来たらすぐにどこかへ行ってしまいます。回転が速いので、割と簡単にポジション取りができます。

これだけ人がいたら自然風景での撮影が出来なさそうに思えますが、人が背景になるのは半周だけ。反対側の半周は崖になっていて雪山背景になります。良く出来ています。

どれくらいの焦点距離のレンズで撮影するのが良いですか?というのも聞かれましたが、かなり近い距離で撮影出来るので70-200mmの望遠ズームがあれば、それで充分かと思います。私もメインで使っていたのは「SEL70200GM2」でした。

ただし、こちらから近寄らなくても、お猿さんがこちらへやってきてしまうことがあり、こういうシーンになると望遠レンズではとても撮影ができません。

なので、私は70-200GM2と、SEL2470GM2の2台体制で撮影をしていたんですが、これだとかなり荷物にはなります。近寄ってきてしまったときはXperiaで対応、というのでも良いかもしれませんね。

なお、こうして水面の波紋と撮りたい、ということになると、離れたところから狙う必要があり、そういうときはさらに望遠撮影ができる焦点距離の長いレンズが必要になります。

SEL100400GMや、もしくはテレコンなどを持っておくと良いかも。

撮影時間は11時~15時くらいを予定しています。写真撮影だけだと1時間~2時間くらいで撮り切れてしまう感じになるかと思いますが、是非、今回は動画撮影も挑戦してみてください。お猿さんがアクションするところを動画撮影するのって、ちょっと難しくて時間がいくらあっても足りないかもしれません。w

おサルさんに危害を加えられることはありませんでしたが、壁に寄っかかって撮影していたら肩におサルさんが載っかってくることは何度かあったし、足下に手をかけて「ちょっと通らせてもらうよ」という感じで子猿さんが股抜きしていくことはありました。

私たちはお猿さんに慣れていませんが、彼らの方が人間に慣れているみたいなので、楽しい撮影ができると思います。

 

なお、現地は相当な寒さになると思います。スキー場のゲレンデにじっとして数時間いるようなイメージで最強の防寒装備&手袋をしての撮影ができる準備をどうぞ。

バスは15時50分~16時50分の間なら30分毎に運行されているので、それを目指して15時くらいまでの撮影で切り上げて、再び長電バスで長野駅に戻る予定です。

長野駅に信州そばがいただける立ちそばがありますので、ここで暖を取って、それから新幹線で帰京する予定です。

以上、現地集合、現地解散で交通機関のご予約手配もすべて個々人で行う撮影ツアーになります。当店で手配するものはなにもありませんが、現地で場所のご案内だけいたします。

ご一緒いただける方はご参加申し込みフォームからお申し込みください。「αでの動画撮影ってどうすれば良いの!?」という方は事前にお越しいただければ店頭にて動画撮影設定の基本的な内容をご案内いたします。お使いの“α”をお持ちください。

 

ご参加をお待ちしています。

 

 

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