PlayMemories Onlineがサービス再開しました！
3月12日以降、サービスを停止していたソニーのクラウドフォトサービス「PlayMemories Online」が本日16時頃、サービスを再開しました。現在、普通にサービスを利用することができます。
サービスソフトウェアの誤作動があり、その原因究明と問題解決のため長期にわたりサービスを中止していましたが今日から復活。国、地域を分けて順次サービスを再開するとのことでしたが、日本はその第一陣に含まれていたようです。
なお「PlayMemories Online」って何ができるの？という話ですが、これはすんごいサービスなんですよ。PCとスマートフォンに記録されている写真データを全部、無制限にアップロードできて、自分のスマートフォンやPC端末からその写真をみることができる、というものになります。
無制限というのがすごいですよ。無制限と言えば無制限ですからね。実際には私が試して見たところで、1万枚くらいの写真がアップロードされたところからはちょっとずつしかアップロードがすすまず、まだサーバー負荷が高くて先に進まないみたいなんですが、ま、そういうのもいつかは解消するでしょうからね。
以前は「PlayMemories Online」というアプリがAndroidスマートフォン向けにも配信されていたんですが、今はGoogle playで検索しても出てきません。一時的に配布を中止している可能性があります。
「PlayMemories Online」アプリがなくてもソニーのXperiaスマートフォンであれば、プレインストールされている「アルバム」アプリでの利用ができます。
このアルバムアプリのおかげでスマートフォンで撮影した写真も「オールシンク」機能により全部クラウドにアップロードされます。アップロードされるのはWi-Fi環境のときだけなので通信費を圧迫することもありません。
PC側の写真をアップロードしてくれるのは写真管理閲覧ソフトの「PlayMemories Home」です。Ver.3.0以降がPlayMemories Onlineのオールシンク機能に対応していて、PC内でPlayMemories Homeが管理する写真データをすべて自動でアップロードしてくれます。
設定はPlayMemories Onlineの設定項目をひらき。。。
オールシンク機能をオンにするだけです。
使用領域が5GBとなっていますが、これはオリジナルサイズの写真をアップロードしたときに消費する容量で、オールシンクでアップロードするフルHD画質の写真データは容量無限のクラウドサービスとして利用が可能。
解像度はフルHDに制限されますが、私の場合、十分これで画像のバックアップの役割を果たしてくれる気になります。（ちなみに私は自宅では3つのHDDを使って3カ所にフルバックアップをしています。自宅が火事になったとき用のバックアップになるかな。）
なお、PlayMemories Homeですが32ビットソフトということでメモリーの使用上限は2GBとなっています。保存する写真データの枚数が多いとメモリー上限を使い切ってしまうことがあり、それを超えると急にハングアップしやすいソフトウェアになってしまいます。
また、PlayMemories Onlineのオールシンク機能を使うと、これもまたメモリーの使用量が大幅に増えてしまうので、20～30万枚を超えるような大量の写真ライブラリーをお使いの方は「PlayMemories Online」のオールシンク機能はオフにして使うのがコツです。
オールシンク機能を利用するときは一時的にPlayMemories Homeで管理するフォルダを操作して管理枚数が10万枚以下になるように調整して利用すると上手く使えるみたいです。（あくまで個人的に実験してみての使い勝手です。）
そして、さらにPlayMemories Onlineのサーバー側の負荷が高いと、なかなか写真データのアップロードが進まなかったりするんですが、今日みたいにサービスを再開したばかりで利用している人が少ないときはチャンスかもしれません。
サーバー負荷が軽いウチにPlayMemories Homeのオールシンク機能をオンにして一気に写真データをアップロードすると良いかも。
そして、これがXperiaに搭載されている「アルバム」アプリです。「マイアルバム」のタブを開くと最初はクラウドストレージのPRをしていますが、ここでPlayMemories Onlineのサービス設定を行います。
PlayMemories OnlineのIDはいつものMy Sony IDではなく、PlayStationで使うSony Entartainment Networkのモノを利用します。プレイステーションを使ったことがない方は新たにここでIDを作ることになります。
Xperiaに入っている「アルバム」アプリにIDを設定すると、ここでもオールシンクの設定ができます。
これでスマートフォンで撮影した写真データもPlayMemories Onlineに自動でアップロードされます。これでPCで保管しているサイバーショットやデジタル一眼“α”の写真データも、スマートフォンXperiaで撮影した手軽なスナップショットも同じところに一元管理。
写真データを全部表示させると、時系列で全部の写真がドバッと並ぶわけです。
ここでコツがあるんですが「アルバム」アプリで見るPlayMemories Onlineの画像データはすべてクラウドからダウンロードしてくるんですが、Xperia側でキャッシュを持ってくれるんです。
一度、アプリで表示したサムネールはスマートフォン側でキャッシュデータとして保管してくれるので、外出時に写真を見る前に、一度自宅などのWi-Fi環境時に全部の写真データをキャッシュとして表示させてしまうのがコツ。
こうするとモバイル通信で使う時もサムネールだけはすぐにスカスカと表示されます。
昨年の秋からサービスが始まった無制限アップロードですが、これ、仕組みを理解するとすごいサービスですよ。
なんせ、PCで管理している写真が全部、なんの手間もかけずに全部時系列で整理されてスマートフォンやXperiaタブレットでどこででも見ることができるんです。
「あの時の写真、自宅にならあるんだけど。。。」ということは基本的に起こりません。去年の夏休みに一人で行った「尾瀬キャンプ」の時の写真がいつでも自分で見られるし、飲み会の時にもすぐに表示で
きるんです。
手持ちの写真が全部、スマートフォンで持ち歩ける。しかも自分でサーバーを立てているとか事前準備をせず、ただPCとスマートフォンでPlayMemories Onlineの利用設定をするだけ。
これが無料で使えるんですよ。
ということで、サービス再開のお知らせだったんですが、半年使ってきてなんとなくコツがわかってきたもので、お節介にもまとめて紹介してしまいました。
Xperiaスマートフォン、タブレットをご利用の方は是非、この機会にお試しになってみてください。今晩くらいはおそらくサーバーの動作もそれほど負荷がかかっていない状態で利用ができると思います。
サービスを利用し始めるなら今がチャンスです。
☆PlayMemories Online「2014年4月9日 サービス再開のお知らせ」
☆ソニー商品情報「PlayMemories Home」サポートはこちらから
☆ソニー PlayMemories Online サービスサイトはこちらから
☆当店blog 13.3.14「PlayMemories Home Ver.3.1.01リリース」
☆当店blog 13.12.21「PlayMemories Home Ver3.0.30が公開」
☆当店blog 13.12.6「アクションカムの『マルチビュー編集』レポート」
☆当店blog 13.11.22「PlayMemories Home Ver3.0.21が公開」
☆当店blog 13.11.19「Xperia『アルバム・ウォークマン・ムービー』アプリをアップデート」
☆当店blog 13.11.19「PlayMemories Home Ver3.0.20が公開」
☆当店blog 13.11.14「スマートフォンのPlaymemories Onlineのオールシンクがスタート！？」
☆当店blog 13.10.31「PlayMemories Home Ver.3.0.10公開」
☆当店blog 13.10.4「PMH.3.0.02バージョンアップと『アルバム』アプリ公開」
☆当店blog 13.9.28「PlayMemories HomeがバージョンアップでVer.3.0.01へ」
☆当店blog 13.9.24「PlayMemories Onlineの無制限アップロードの続きの話」
☆当店blog 13.9.23「layMemories Onlineで無制限アップロードがスタート」
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☆当店blog 14.3.25「速攻レビュー『外からどこでも視聴』実機レポート」
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☆BDレコーダーサポート「スマートフォン／タブレットを使った連携機能と、その設定・操作方法 (TV SideView)」
2014年4月10日 @ AM 9:54
サイズ制限が無くなれば本当に最高なんですけど、さすがに無理でしょう
2014年4月11日 @ AM 7:40
♪とりすさん、こんにちは。
サービス再開から2日経ちましたが、もうサーバーの
反応が重くなってきました。
サイズ制限がなくなるとバックアップサービスになって
しまいますが、ソニーさんの狙いはこれらの写真を
どうやって楽しむのか？というエンターテインメントな
部分にあると思います。
Life-Xなどでもいろいろな提案をしてくれていましたし
私はそっちの方に期待しています。