ソニースタイルにて、USBパワードスピーカーの「TW-S7」の販売が今日からスタートしました。東和電子製とのことですが、まず、普通の方は聞いたこともないメーカーさんのはず。

ですが、今回はちょっと面白いものになるかもしれません。

 

ちなみに私は受注開始と同時にすぐにオーダーをしました。翌日出荷で7/15到着予定。明後日の木曜日には当店に到着します。

さて、東和電子さんのOlasonic「TW-S7」というUSBスピーカーですが、私は実機をすでに見ています。そして6月に開催されたソニーフェスタに参加された方でVAIOの展示コーナーに立ち寄られている方はこれの音も聞いてらっしゃるかもしれません。

実はこれ、6月のソニーフェスタの時にVAIOコーナーで展示されていて、音の試聴もできるようになっていました。私も最初は気にも留めていなかったんですが、ソニースタイルの社長の畑井氏がいらしていて、お話をしていたところ「これ、いいでしょ？」と音を聞かせてもらっていたんです。

確かにデザインも良いし、パワーのある音を鳴らしてくれています。特に変なクセもないし、ソニー製らしからぬ音というか、なんか価格の高そうな音がしていました。

これ、きっと3万とか4万とかするものなんだろうなぁ。。。と思っていたら1万円くらいとの返事があり、価格もリーズナブル。接続もPC用のものなのでUSBケーブルだけでAC電源も要らないんですよ、とのこと。

社外製のものなんだけど、ソニースタイルでの販売を考えているんだ、とお話になっていました。

で、その東和電子さんってどこなんですか？と、聞くと、びっくりしたことにホームAVマーケティング部の担当部長だった川崎さん（私の持っている名刺の肩書きです。2003年頃当時だと思います。）がソニーさんを卒業されて、移籍された会社なんだそうです。

川崎部長と聞いて、あの人だ、と思える方は通ですね。A&Vフェスタでもそうですし販売店向けの勉強会でも講師を務めてくださっていた方で、私も販売店向けの新製品導入会でしかお話は聞いたことがありませんが、この方からいろいろ勉強をさせてもらっていました。

わかりやすい解説をしてくれる方で、たとえば、このサブウーファーだけどコーン紙とか、JBLが使っているのと同じ工場で作っているものなんだよ、みたいなぶっちゃけた話から、AVマルチアンプの音質改善でアースの取り回しを換えたことによって、なんで音が変わるのか、という話までなんでも教えてくれた方。

なるほど川崎さんが設計に携わられているUSBスピーカーというのは、なんか応援したくなってしまいます。

ソニーフェスタ会場で日曜日に時間があったら撮影させてもらおうとしていたんですが、結局会場から閉場時間までお客様が切れることなく、製品カタログだけが手元に残っている、という状況でした。

Webサイト上の製品説明だけではわかりにくいかもしれませんが、本体はこんな形になっています。フロントのスピーカー部にデュフューザーがついていますが、これは高音部を拡散させるための形状になっているとのこと。

卵型のキャビネット形状も音の響き方を研究してのものなんでしょう。

背面にもダクトがありますが、こちらは重低音を鳴らすためのパッシブラジエターなんだそうです。

コンセント不要で、USBからのバスパワーだけで駆動するそうですが、それで10W+10Wの出力を実現。いつぞやのミニスピーカーと違って、表記だけのものではなく、私が聞いた限りは音圧もずいぶん出ていて、5V、500mAのUSBバスパワーだけの音にはとても聞こえません。

デジタルアンプ内蔵で「Super Charged Drive System」を採用とあるのですが、これなんでしょう？　製品実機が到着したらそういう説明も説明書にあるのかな？

 

この春購入したホームノートのVAIO Fですが、そういえばそれまでのデスクトップタイプのものと比べてスピーカーが貧弱になってしまい、ほとんど音楽を鳴らすことがありませんでした。ノートPC用にちゃんとしたスピーカーを買いたいなぁ、とは思っていたんですが、これはまさに良いタイミングで発売されてくれました。

そんなわけで早速買ってみたわけですが、これはソニースタイルの社外製品ということもあり、割引きはなにも効きません。使えるクーポンはお買い物クーポンだけです。それでも、まだ販売しているショップはほとんどないはずですから、まずはオーダーです。

 

★ソニースタイル　東和電子製USBパワードスピーカー「TW-S7」のご案内はこちらから

※検証したところ「Giga Pocket Digital」では音声が著作権保護されないようでテレビ音声が出力されません。ご注意ください。