「Select App」の始動に続いて、こちらもリリースされていました。これも大注目の「Reader for Tablet」です。

あの電子書籍「Reader」がSony Tabletでも使えるようになるんです！

 

「Select App」に続いて「Reader」アイコンをタップしてみたら、この間まで準備中だったのに「今すぐダウンロードできます」になっています。

早速ダウンロード！！

すごい、ちゃんと「Android マーケット」に登録されていました。これで「更新」をすれば良いのかな？

説明を読むと、なにやらReader Storeをハブにして、自分の持っている電子書籍同士でブックマーク、ハイライト表示を共有させたりすることができるんだとか。

Reader Storeで本を購入することもできるし、最近購入、または読んだ本をもとに推奨リストをもらったり。。。本家電子書籍「Reader」よりもすごいことになっています。というか、電子書籍同士でブックマークを共有するって、そんな機能が搭載されてましたっけ？　アップデートとかでできるようになるんですかね！？

ま、いっか。とりあえず、それは置いておいて、まずはReader for Tabletをインストール。

これがインストールした「Reader for Tablet」の初期画面です。一見、ReaderStoreにアクセスしている様に見えますが、これは自分のところにある書籍データを表示しているところです。電子書籍Readerを見慣れた目にはカラー表示されているのが不思議です。

で、右上にある「Reader Store」のロゴをタップしてみると。。。

Reader Storeにジャンプすることはできるんですが、ご覧の通り、本格的なサービスがスタートするのは10月下旬予定になるそうです。そうか、Sony Tablet Pと、Tablet Sの3G搭載版が出てくるまではサービスがスタートしないみたいです。

しかもReader Storeのサービスを利用するためにはこのバージョン（Ver.1.0.1）ではだめでアップデートする必要があります、というアナウンスもありました。そういえばAndroidマーケットの注意書きでも対応しているのはePubとPDFだけとありました。

そういうわけで今回使えるようになった「Reader for Tablet」はまだ暫定版の様です。

それでもサンプルで4冊のコンテンツが入っているみたいなので、ちょっとのぞいてみましょう。

どうやら英字の本が収録されているみたいです。

画面を指でなぞると、ページが横スライドで動いていくんですが、これもDealer Conventionでうかがってきた話によるとページはスライドではなくて、本当に本を読む時みたいにめくりのアニメーションが付く予定、という話でした。

今は暫定版、暫定版。

というところで、Reader for Tabletのアプリ紹介はこれくらいしかできないところなんですが、これ、PDFファイルが読めるらしいですよね。

私、今年の春頃に事務所で断舎利しているんです。もう必要がない雑誌とか片付けようと思うだけど、これ、いつか利用することがあるかもしれないからアーカイブしたいなぁ。というものを自炊してPDFファイルにしてあるんです。

それをSony Tabletに移してみました。

PCにUSB接続してTabletの中身をのぞくと「Reader」というフォルダがあるので、そこに全部コピー。一応試しに著作権保護されたReader Storeで購入したファイルも転送してみましたが、ファイル形式がまだ対応していないので表紙もでてきません。

それ以外のPDFファイルは全部登場。一気に華やかなラインナップになってます。

まずはマンガ。大好きな「Dr.コトー」を開いてみると、左右見開きで表示されるようになります。ちょっと文字を読むのがきついんですが、より本で読んでいる雰囲気がでます。

カラー表示ができるので、雑誌などの表示はさらに豪華な感じに。電子書籍Reader端末では見られなかったものになります。

念のため言っておきますが、これらのPDFファイルですが、取り込むときに1ページ1枚でPDF化しました。見開きでページ表示がされていますが、これはReader for Tabletでページの体裁を変更してくれています。

で、コミックはなんとか文字を読めるレベルではあったんですが、雑誌記事はさすがにきつい。これは読めません、というレベルなんですけど。。。

立ててみると1ページ表示になるため文字の大きさも倍くらいになります。これで拡大表示を使いながら読んでいくと、雑誌を自然に読める感じになります。

タブレットを縦横に回転させると、それに合わせて画面は自動回転してくれます。全体のレイアウトを見たいときは横にして、文字を読むときは縦にして、というので切り替えるというのは一見面倒そうに思えるかもしれませんが、ボタン操作もなくサクサクと切り替わるので、結構、効率が良いかも。

TabletのReader対応と共に、Reader Storeでも雑誌販売を始めるという話ですが、自分でPDFで取り込んだものでもこれだけ読めるので、ダウンロード雑誌はさらに最適化されてくるんですよね。それが楽しみです。

というよりも、雑誌のPDF化なんですけど、それ自宅のものまでもっと本気でやって、大量にある雑誌を全部Sony Tabletに入れちゃうってのありかも。雑誌って全部が全部読みたい記事ではなくて、その一部なんですよね、取っておきたいところって。

それを全部切り詰めてこうして保存してしまえば、場所も食わないし、精神衛生上、すごく片付いた気分が味わえそうです。

Reader Storeのサービスが始まるのは10月下旬からになるんですけど、その前の暫定版だけでもずいぶんな戦力になりそうです。

続々とSony Tabletのサービスが形になって見えてきました。わくわくします。発売日！

 

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