9/9 “α”ハートバスツアー『リニアでGO!』イベントレポート

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9月9日は『”α9″の日』ということで、当店では”α9″の試し撮りをしていただくべく、今年2回目の『”α”ハートバスツアー』を開催しました。

直前の駆け込み参加の方もいらして、今回は定員オーバーでのバスツアーとなりました。ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

イベントレポートをお届けします。

 

こんにちは、店員佐藤です。

今回のバスツアー企画ですが、もうこれしかないでしょう!ということで「リニアモーターカー」の試験走行の撮影ツアーにさせていただきました。体験乗車はできませんが山梨にあるリニア見学センターから走行シーンを見るだけでもかなり感動します。

今年は”α9″の発売があったので、その試し撮りに私も行ってきましたが、秒20コマ連写や高速シャッタースピード1/32000秒など、α9の桁違いの性能を試すにはこれしかない!と、思うわけです。

ただ、今回も場所がちょっと遠いんです。中央道を使って大月インターまで行くのですが、行きの首都高がかなり混雑する予想。朝7時半に新橋に集合していただき一路、山梨県立リニア見学センターへ出発。

大渋滞の首都高を抜けて、最初のパーキングエリア「石川PA」で休憩。ここまで2時間弱。パーキングエリアでは、日産Zのnismo仕様パトカーが見られました。トイレ休憩だけだったので手ぶらで私はバスを降りてしまっていたのですが、参加されたメンバーさんがちゃんと抑えてくれてました。

トイレ休憩でも被写体探しに余念がありません。今日の旅がこれで楽しみになってきました。

それと、パーキングエリアでの短い休憩なのですがパーキングエリアごとにそこでしか手に入らない限定品探しも皆さんされるようで、珍しいものが続々とみられます。

「見られる」ってどういうこと?かというと、当店のバスツアーでは毎度恒例なんですが、ソニーさんの「PlayMemories Online」を通して、その場でアルバムコレクションを作っているんです。

PlayMemories Onlineはソニーさんが運営する写真のクラウドサービスです。自分の持っている写真、スマートフォンに収納されている写真を自動ですべてバックアップしてくれるサービスなのですが「グループコレクション」という機能があり、これを使うと複数の人達とクローズドのアルバムを簡単に作れて画像共有をその中ですることができるんです。

出発時に設定をお願いしてバスツアーの最中に撮影した写真をスマートフォンに転送してアルバムにアップロードしてくださいね!と、お願いをすると、旅の想い出を参加された方全員でその場で共有ができるんです。

バスの中でお配りした「メロン&カルピス」も記念にアップロードしてもらえました。

今回の旅で170枚以上の写真をアップロードしていただいているのですが、今回のblogエントリーではそのアップロードされた写真を中心に組み立てています。

いつも渋滞している小仏トンネルを抜けてしばらく行くと、山の中に「ラブレター」が見られるのはご存じでしょうか? 藤野PAを過ぎたところで一瞬だけ山の中に見られるんです。

見事、3人の方がバスの左側で抑えてくれました。

予定から遅れること20分ほどで山梨県立リニア見学センターへ到着。当初、人数が団体料金に届かなかったので予約せずに来たのですが、気がつけば団体人数を超えていて、期せずして団体料金で入場することができました。

追加でご参加くださった皆様、ありがとうございました♪

ここで2時間の撮影タイムです。

リニアモーターカーの試験走行は予定の公開なども無く、運行状況は行ってみないとわからない、という撮影会には不向きの被写体で一か八かでやってきたのですが、運良く、この日は1日走り回っていてくれて、7~8分に一度、見学センターの前を504~506km/hで駆け抜けてくれます。

東海道新幹線が275km/hなので、ほぼ2倍くらいのスピードになります。新幹線に乗ってすれ違いに反対路線の新幹線を見るのと同じくらいのスピード。

最初の一発目でみんな喜んでくれます。あまりのスピードに笑うしかないんです。(^^)

日当たりの良いガラス窓越しになるので映り込みが激しいのですが、持ってきたPLフィルターや、当店からもってきた忍者レフを使って工夫して撮影されてます。

α9の高速シャッターを使ってピタ止まり写真を撮るしかないんです。流し撮りはこのスピードでは無理です。

撮影ポイントは5カ所ほどあります。メインはリニア見学センターの3Fになるのですが、2Fのテラスではガラスのないところで直接リニアの風を受けられます。

1Fではもっとも近い距離でリニアが見られるのと、隣にある「わくわく山梨館」からも陸橋に近いところでの撮影が可能。

わくわく山梨館の反対岸には小高い丘があり、そこも金網越しにリニアを見ることができます。

それぞれ、皆さん、思い思いのところに移動して撮影を楽しまれていました。

こちらは2Fのテラスからの撮影です。手前に網が貼られているので絞り開放でフォーカスはあらかじめリニアのレールに合わせておきシャッターを切ります。

こちらは2Fのテラス席の隣のガラス窓から。柱の隙間から狙ったトンネルを出てきたところのリニアモーターカーです。α9を使えば、時速505kmのリニアもベストアングルで写し止められます。

こちらは館内のリニア展示。こちらも移動するリニアの模型をα9で撮られています。ちゃんとコマが浮いています。

館内に展示されている先代のリニア車両ですが、なるほど、これを流し撮りしますか!? アイデアですね♪

向こう岸に行かれた方も何人かいらっしゃいました。

金網がちょっと太いのですが、ドキドキリニア館2Fのテラスよりもさらに近いところでリニアが見られます。

こちらは丘の上から狙ったところでしょうか? 皆さん、すごい行動力です。

リニアモーターカーは磁力により宙に浮いて走行してます。なので電車みたいにレールの振動が伝わってくることはないのですが、空気の衝撃波がすごくて、リニア通過のたびに建物が地震の様に揺れてしまう、というのも体感。

東京から名古屋まで開通した際も80%以上がトンネルになるということですが、この衝撃波では仕方がありませんね。

なお、こちらの山梨県立リニア見学センターでは、10月8日締め切りでフォトコンテストを開催しています。プリント、もしくはCD-Rでの郵送応募のみとなります。

WEB応募ができないので、ちょっと手間がかかりますが、バスツアーで撮影されたリニアフォトで挑戦してみてはいかがでしょうか?

☆リニア見学センター「第4回やまなしリニアフォトコンテスト応募要項」

 

それと、今回は撮影体験だけでしたが、JR東海主催で「体験乗車」の抽選応募も行われてます。締め切りは9月13日(水)23:59までで、こちらはWEB応募が可能。

平日の昼間だけなのですが希望の参加日時で申込をすることができます。当選した場合は1区画(2座席)を4,320円にて正式申込をします。最大2区画で4名様まで体験試乗ができます。

東京~名古屋間が開通するのは2027年ですので、まだ10年あります。10年後に開通する乗り物の体験乗車ができる機会です。今回の撮影会でご興味もたれた方はこちらの応募も挑戦してみてください。

☆JR東海「超電導リニア体験乗車実施に関するご案内」

 

12時ちょっと前にリニアが休憩に入ってしまい15分ほど停車。その後、陸橋の上で止まってみたりしていましたが、そういえば私が下見に来たときも同様の動きをしていました。コレもルーチンの一部なのかもしれません。

見学センターで2時間も過ごすことできるの?というところでしたが、おそらくあっという間の2時間だったと思います。もうちょっと撮りたいんだけど、という思いとともに昼食会場へ移動です。

 

昼食は担当セールス萩倉さんが見つけてくれました。葡萄狩りとバーベキューが楽しめる「川口園」さんへ移動。

ここ勝沼は葡萄の産地で、到着するまでもバスの中からは一面の葡萄畑が見られて、今がシーズンなんですね。まさに旬の季節にぶどう園でランチです。

こういうバスツアーを企画した場合、一番気になるのが天気なんですが、今回はリニアモーターカーがちゃんと走行しているかどうか、というのもありました。なので、雨が降った場合、リニアが走っていなかった場合など、いろいろなオプションを考える必要があったのですが、いやぁ、本当にこんな快晴になってくれて良かった。

ランチも屋内と屋外テラスと選択ができたのですが、賭けに出て屋外テラスにしていたんです。これも最高の選択ができました♪

屋外テラス席を全部貸し切りです♪

こちらが今回のランチの材料です。全員、写真を撮る人達なので、お肉を見た瞬間に撮影会が始まります。

葡萄畑に囲まれたランチなんですから、当然。。。

ここのぶどう園のワインをお願いするわけです。ここ「川口園」の隣にはメルシャンのワイナリーがあり、ここ川口園の葡萄もメルシャンワインになっているんだとか。

見下ろせばワイナリーがあり、さらにその向こうにはリニアモーターカーが地下を走る山があり、こんな素敵なロケーションでバーベキュー&ワインなわけです。

お酒が飲めない方は、もちろん葡萄ジュース。

ワインをグラスに注いで、いざ、テイクオフ!

1時間のランチタイムスタート。

リニアの写真と同じくらい、こちらのバーベキューフォトがPlayMemories Onlineにアップロードされていました。

まさに画に描いたようなワイナリー風景です。勝沼、良いところですねー。

白ワインがあっという間に無くなってしまったので、ちょっとだけ追加して赤ワイン登場。

いやー、とても良い想い出ができました。もっと食べたい!飲みたい!でしたが、メルシャンワインを今度買ってきて自宅で続きを楽しみたいと思います。

川口園の奥には大きな葡萄園もあり、ここで葡萄狩りをすることもできます。

こちらが葡萄の販売所で、基本、自分でもいできた物を重量を量って購入するのですが、店主にお願いすると良さそうな葡萄を選んでもいできてくれます。

しかもそれを1件、1件、畑にいってもいでくるので、ものすごい時間がかかります。

ということで、ここで数をまとめてオーダーして1回でまとめて収穫をしてきてもらうことにします。

自分でもいでくれば早いのですが、この店主の目はかなり確かで、広い畑を手抜きせずに奥まで行って、ちゃんと食べ頃の物を選んでくれるんです。

私も買わせてもらってきて、自宅でいただきましたが史上最高に甘いシャインマスカットでした。

まさに果物の宝石!

こちらが、そのときにもいできてくれた葡萄達です。

すごく美味しかった。私は一房しか買ってこなかったのですが、もっとたくさんいただいてくるべきでした。

購入されなかったバスの中の皆様、大変お待たせして申し訳ありませんでした。

 

食後は20分ほどの移動で、花鳥山公園にある「リニアの見える丘」へ移動。観光バスでこんな農道を走って良いの!?というようなところを運転手さんはスイスイ移動。バスって小回り効くんだなぁ、と感心させられました。

天気が良すぎてちょっと暑いくらいなんですが、ここで今日2度目(もしかして3度目?)の撮影タイムです。

リニア見学センターみたいにリニアの走行アナウンスはありませんが、見学センターで見られたモニター映像が東屋のモニターに映し出されていて、リニアの位置がわかります。

私がモニター監視係になって、リニアがやってきたらお知らせする、という流れ。

“α9″はカワセミ撮影スタイルのジンバル雲台に載せた形で使っていただきました。

こういうところでの撮影には便利です。飛行機撮影とかにも使えそう。

いざ、やっていたリニアモーターカーなんですが、最初に私が下見に来たときと同じ動きで陸橋の途中で折り返し運転をするパターンでした。

あーん、残念。これだと地上走行をするのでスピードも全然遅いんです。

まだ、トンネルの先には2km以上の距離があり、地元の方のお話によると、そっちまで駆け抜けてくれることもあるようですが、今日は折り返しをここでしているそうです。

しかも15時のおやつタイムなのか、またしてもリニアが休憩にはいります。停車していたのは15分ほどなんですが、なんのアナウンスもないので、いつまで休憩なのかわかりません。

ま、天気も良いですし、ノンビリとリニアをお待ちいただきます。富士山でも見られたら良いのですが、ここから相当下ったところまで行かないと見られないとのこと。

リニアと富士山を一緒に撮りたいのですが、それはまた別に計画をする必要がありそうです。

運転を再開したリニアモーターカー。相変わらずスピードは遅いのですが、それを逆手に取って、流し撮りを決める方が!

そうか、最高速で走っているリニアモーターカーのスピードを見ると流し撮りなんて無理!というところなんですが、このゆっくりスピードだったらシャッタースピードを遅くすれば、流せちゃいますね。

いやぁ、さすがです。こうして写真が好きな人がたくさん集まると、いろいろなアイデアの写真が生まれます。しかもそれがバスに乗ればすぐに共有されてやってきます。

このリアルタイム感はスゴい!

さすが当店の全日本流し撮り選手権の出場選手の皆様方です。リニアモーターカーの流し撮り写真が見事に揃いました。

お見それしました。パチパチパチ。

店員よねっちも皆さんに愛されているようで、こちらの看板もアップロードされていました。次に来たときはここでランチですね。

高台の展望台に場所を移して2回戦目を撮影して、これにて本日の撮影イベントは終了です。

開通するのは2027年です。そのときにはここの陸橋をリニアモーターカーが全力で駆け抜けてくれるはず。

そのときに、また撮影会を企画しますので、是非お付き合いくださいませ♪ その頃にはきっと”α9 mark5″くらいが出ていると思います。w

 

さて、私は今回は写真はほとんど撮っていなくて、サイバーショットRx100m4を使って4K動画を撮影していました。映像作品にはなっていませんが、当日の撮影風景を収めたものがこちらになります。

 

 

リニアが通り過ぎた後の皆さんの笑顔が忘れられません♪

 

そして、帰りのバスもイベントです。「初狩PA」では、伝説のスイーツを発見!

桔梗信玄ソフト」がパーキングで買える!ということで、長蛇の列に。信玄餅とソフトクリームが合体した絶品スイーツで疲れを取ります。

桔梗信玄餅は他にもいろいろな創作スイーツを展開しているようで、こんなアイスも販売していたそうです。

うわー!これはどんなことになっているんでしょう!? 見逃していました。食べてみたかったですね。こちらのアイスも。

 

ということで、下見で何回か行ってきたリニアモーターカーの旅ですが、今回のバスツアーで新しい発見をたくさんしてきました。これはまた個人的にもう一度行ってこなくては。

10年後の開業の時にも企画したいので、皆様、それまでお付き合いのほどよろしくお願いします♪

バスツアーにご参加くださった皆様、お付き合いいただきありがとうございました。

 

ILCE-9.jpg
デジタル一眼カメラ
『α9』ボディ

ILCE-9
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発売日 2017年5月26日 メーカー商品情報ページ
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