HDR-HC1 実機レビュー

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突然ですが、先ほどソニーさんから普及モデルと言える新型ハイビジョンハンディカム「HDR-HC1」が発表になりました。実は今日の午前中、お出かけしていたのはこれの実機を見させていただくためだったんです!!





いろいろ説明をうかがってきましたが、HDコーディック部分は380,000円のHDR-FX1と同じ仕組み。それをそのまま小型化したってイメージのハイビジョン・ハンディカムみたいです。FX1がVX1000から始まるセミプロ向け、大型ハンディカムだとすると、今度のHDR-HC1はTRV900系の上位機種ハンディカムに位置するラインナップみたいです。



なんですが、実際に持たせてもらうと、TRV900サイズというよりはTRV70くらいのサイズに思える小型ぶり。レンズ径が37mmなのでTRV70よりはレンズが太いことになりますが、ボディサイズは思いの外小さく、これで販売価格178,000円でハイビジョン。うわぁ、いきなりハイビジョンハンディカムの普及モデルが登場した感じですね。もうワンステップくらい置くのかと思っていたら、いきなり一般庶民をターゲットにハイビジョン化が始まった感じです。



ちなみにまだ試作機の段階で出来についてはボディも画質も85%くらいだと思ってください、と言われました。実機で撮影した映像も拝見させていただきましたが、原色フィルターのCMOS、ハイビジョン画質ということで、DVハンディカムとは当然比べものにならない高画質。これは液晶WEGAに映し出された映像なんですが、見る人が見ればわかりますでしょ? ダイナミックレンジがメチャメチャ広いんですよ。ちゃんと手前の建物の暗いところもしっかり描写されているし、藁葺き屋根もしっかり映っています。


鳥肌が立っちゃいました!!


 


他のシーンでは若干、白飛びしてしまうシーンが見受けられましたが、これはチューニングで、どうにでもなってしまう範囲内でしょ。それよりも撮影者の方の話によると、これ全部オートで撮っていると言っていたので、それでこんなに綺麗に映っちゃうの!?とか思うと、これも俄然物欲がわき上がりまくり!!


 


こうしたハイビジョンハンディカムの画質評価って、私の様なド素人にさせるとスゴク厳しいモノになってしまうんですよ。なんせハイビジョン映像を観る機会って地デジとかBSデジタルの放送局の映像としか比べられない訳じゃないですか。


ウン千万円するカメラと比較してしまうんですから、ハンディカムが可哀想。。。って思えるんですが、それでもこうして見ているとあまり遜色を感じません。それどころか、この風車が回っているシーン、放送だとブロックノイズ出まくりになるところが、HDR-HC1ではほとんどノイズらしいノイズが出ず、しっかり回っているのがわかってしまうんですよねぇ。


これだけの映像がオートで撮れるんなら私もこれ欲しいぞ! これで一気にハイビジョンワールドに飛び込むことになるのか!? 我が日本は!!


詳しいレビューはまたメルマガでお伝えします!


HDR-HC1の詳細情報はこちら

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