いよいよ今週末はF1グランプリの2019年シーズンが開幕します。ついにトップチームと組むことになったホンダが『レッドブル・ホンダ』として参戦します。常勝チームとのタッグです。今年は何戦か優勝することも期待できそう。

毎年そうですが、開幕戦でその年のチームの戦闘力が判明しますが、開幕戦がいよいよ、今週末開催されます。注目のシーズンですが、昨年12月からスタートした4K CS放送で早速4K放送が始まります。

自宅にて4K F1放送のエアチェックに挑戦します。

 

☆F1グランプリ2019 全セッション完全生中継！4K放送も決定！｜F1見るならスカパー！

こんにちは、店員佐藤です。

新たに放送がはじまったBS4K/CS4K放送にまたまたキラーコンテンツの登場です。なんとF1グランプリが今シーズンから4Kで生中継されます。

2000年12月にBS放送ではじまったハイビジョン放送では、F1グランプリのハイビジョン中継まで実に6年かかっていたのですが、4Kでは1年目から生中継で観られます。

ただし、ハイビジョン放送のときはフジテレビさんが無料で地上デジタルにて放送をしてくれていたのですが、今回は有料放送のスカパー！での放送になります。

しかも「CS4K」ということで、受信出来るご家庭はかなり狭い条件になります。昨年12月から始まっている4K放送ですが、従来のBS受信設備で観られるのはNHK BS4Kと民放の4K放送のみ。これらは従来と同じ電波を使って放送されているので、4Kテレビと4Kチューナーを用意すれば観られたのですが、CS4K放送は「左旋電波」という新しい方式での衛星放送に対応していないと受信ができません。

4Kテレビ、4Kチューナーの他に、左旋対応のパラボラアンテナ、左旋対応のブースター、中継器、分波器などが必要になります。

かなり限られた条件になります。

当店店舗の受信設備もまだ左旋対応にはなっていないため、NHK BS4Kと民放4Kしか店頭デモができないのですが、たまたま、自宅マンションが2018年夏に工事をしており自宅では左旋電波対応ができています。

そこで、店頭展示しているソニーの4Kチューナー「DST-SHV1」を自宅へ持ち帰り、お店のチューナーでスカパー！へ受信契約をしています。接続したHDDに4K F1グランプリをこの週末に録画しよう、という作戦です。

チューナー本体を自宅へ持ち帰らないといけないのはA-CASというシステムを使っているからです。従来のB-CASであれば契約したB-CASカードを持ち帰るだけで受信出来ていたのですが、4K放送では新たにA-CASというシステムを採用しており、B-CASカードの代わりのものが本体内にチップとして内蔵されています。

カードの差し替えでは契約番組が観られないため、こうして本体を持ち帰らないといけない、というわけです。

さて、スカパーのF1グランプリ 4K放送ですが契約は月額商品「F1グランプリ【4K】」というものが用意されていて、これを契約することで受信出来るようになります。

基本料金が421円（税込）で、視聴料が1,512円（税込）に設定されており、合計で月額1,933円にて視聴ができるようになります。

契約の際にはチューナー個体のA-CAS番号が必要になるので、それを用意してWEB上で申し込みをします。

左旋電波が受信出来る環境で「DST-SHV1」を起動して30分以上番組を昼間に受信させるとロックが解除されて契約した番組が観られる様になります。

上記は「J Sports 4」というチャンネルの映像なんですが、本来は契約をしていないチャンネルなんですが、左下のメッセージが表示されるものの番組自体はこうして観ることができました。

番組表を見ると金曜日のフリー走行から生放送されています。先の日時の録画予約ができるので、接続したHDDに録画すべく、予約録画をします。

本戦は日曜日の3月17日に開催されますが、中継はなんと13時半から19時まで行われるそうです。

ホンダの第2期F1シーズンにスカパー！契約をしてF1中継を1年間楽しませてもらったことがありますが、スカパーの中継はCMなどが入らないためレースの流れがすごくわかりやすいんですよね。

解説は片山右京氏がつとめてくれるそうです。

こちらが今回の放送スケジュールです。

先ほど金曜日のフリー走行1が終わったところですが、トップタイムはメルセデスなんですが3番手にレッドブルホンダのフェルスタッペンがつけています。

おお！これはすごい期待ができそうです。

自宅で録画予約をしてあるので、レッドブルホンダの走行もきっと4Kで録画されているはず。

まだフリー走行が終わっただけですが、レッドブル・ホンダに期待がかかりますねー。本当にトップチームに絡めるような戦闘力を備えているなら自宅のチューナーでスカパー！契約しなくちゃ！！

皆でF1を盛り上げましょう！

 

■4K8K放送完全受信のための左旋電波対策の話

昨年12月1日から始まった4K BS放送ですが放送には右旋電波と左旋電波の2種類を使っています。右旋電波は従来のBS放送と同じ方式で、この方法でNHKと民放5局の4K放送が行われます。

NHKと民放局の4K放送を観るだけであれば既存のアンテナ設備をそのまま使うことができます。工事の必要はありません。

左旋電波ではWOWOWやスターチャンネルを始め有料放送の4K局が放送されます。こちらは今までとは違う電波方式で放送されるためパラボラアンテナを変える必要があるのと、従来よりも高い周波数を使って伝送するためブースターや混合器、分波器などを全部入れ替える必要があります。

相当な出費になるのですが、国が助成金制度を用意しておりアンテナをのぞく混合器、分波器、ブースターなどの部分は指定業者からの申請があれば金額負担をしています。マンションなどの集合住宅では莫大な金額がかかるのですが、この制度をいち早く知った管理組合さんなどはすぐに申し込みをしていて夏には予算を使い切ってしまいそうな勢いで申請があり、現在は集合住宅の申請については一時停止しているそうです。戸建て向けの申請については今も受け付けているところなのですが、マンションについては再開までちょっと待つ必要があります。

私の住んでいるマンションでは昨年8月の中旬にマンション設備のアンテナ、ブースター、中継器などをすべて4K8K対応機器に入れ替える工事をしており、昨年11月に室内配線の更新もしてもらいました。

F1グランプリ2019の4K番組はスターチャンネル「スカチャン2 4K」にてCS 4K放送されます。これは左旋電波に入っているため、これらの受信設備の更新をしないと映らないということになります。

一軒家にお住まいの方でしたらアンテナ設備更新を自分で行う必要があります。マンションの共聴設備でまだアンテナ更新をされていない、これからという方ですと更新されるまでかなり時間がかかるでしょうから、可能であれば自分でベランダに左旋対応アンテナを設置して、それを部屋に引き込む、ということをするのが現実的だと思います。

 

ソニーの4Kデジタルチューナー「DST-SHV1」も昨年12月中旬頃に品切れになってから納期が1ヶ月待ちになったままでしたが、ようやくソニーストアでは2月から在庫販売になっています。

今なら即納状態でオーダーができます。

F1ファンの方で4Kブラビアのユーザーさんは4K受信の準備を始めてみるのはいかがでしょう？　4Kブラビアもモデル末期で今はとても安くなっています。今年は10月に消費税アップが控えているので6月くらいからテレビ製品は品薄状態になってしまう可能性もありますし、早めに乗り換えるのが良いかもしれませんよ。

 

 

☆当店blog　2018.11.9「4K放送開始前の4Kデジタルチューナー『DST-SHV1』開梱レポート」

☆当店blog　2019.1.31「4Kチューナー『DST-SHV1』ソフトウェア更新と最近の4K放送の話」
☆当店blog　2019.1.10「『DST-SHV1』で観た4K HDR 5.1chサラウンド仕様の第69回NHK紅白歌合戦レポート」

☆当店blog　2018.12.3「4K放送開始ソニーフェア＆NHKイベント＆店員自宅体験レポート」
☆当店blog　2018.11.29「『おとなのデジタルTVナビ』で4K放送情報を先取り！ 」
☆当店blog　2018.11.20「スカパー！の4K放送情報が公開されました」
☆当店blog　2018.10.10「BS4K/CS4Kを見よう！キャッシュバックキャンペーンのご案内」
☆当店blog　2018.10.1「レベルチェッカーで4K BS放送をチェック！　DST-SHV1受入れ準備中」
☆当店blog　2018.9.15「録画するならソニーの4Kダブルチューナー　4K BS放送の話のまとめ」
☆当店blog　2018.9.4「3分でわかるソニーの4Kチューナー『DST-SHV1』プレスリリース紹介」