ここ数年、当店開催イベントで一番盛り上がるのがこの”α”ムービーフェスティバルになるかもしれません。昨年は7月の開催でしたが、2回目になる今回は12月16日に開催出来ました。今年をふり返る”α”動画ファンの集いを本日行いましたのでその様子をチラッと紹介します。

 

きっかけは2016年1月に行われたソニー酒本さんの動画セミナーです。なかなかデジタル一眼カメラでの動画撮影についてレクチャーしてくれる方がいないもので、かなりの人数を集めたセミナーだったのですが、受講された方のうちの数名が半年後に開催した1回目の「動画お披露目会」にご参加くださり、半年かけて制作された動画作品の発表会を当店で開催。

非常にレベルの高い作品が集まり、またやろうよ！という声をお客様からいただき、2回目の開催になりました。

12月開催と言うことで風邪の流行もあり遅刻される方が続出でスタート時にはやや寂しい人数になってしまい、あらら、盛り上がりに欠けるなぁ、とか思っていたのですが、後から続々と参加者さんが追加されるのと見学飛び入りの方も加わって、狭い店内は人でいっぱいになることになります。

スタート当初はソニー酒本氏による”α”の歴史講座です。チャートが「2107年」になっているのはご愛敬。これまで11年の”α”の歴史をふり返りつつ、最新のカメラについての紹介があったのですが、主に説明されていたのはハンディカムの「FDR-AX700」です。像面位相差AFの搭載などハンディカムモデルとしてもかなりの進化を見せている機種で、ズームレンズ撮影はハンディカムで、単焦点は”α”でという棲み分けを提案。

次回からは「”α”＆ハンディカム　ムービーフェスティバル」になることが決定しました。

続いてソニーフェア会場で開催したスペシャルフォトコンテストの講評会へ。ソニー酒本氏が馬場先生に成り代わってポートレート撮影の講評をいただき、ジオラマ撮影はプロモデラー酒本氏としての講評をいただきました。結果、今回の最優秀作品はKさんの「曙光の出撃」が受賞。Kさん、おめでとうございます！

そして、ようやく本編に突入。

皆さんの2017年作品の発表会が始まります。フリーテーマでの動画作品の発表会ですが、フリーテーマだけあって、発想が非常に自由でどれをとっても皆さん、すごい面白い作品ばかり。

写真もそうですが、動画の場合は特に「人が見てくれる」ということを意識しないといけないんですが、こうした発表会を通じて、自分が他人の作品を「観る」ということを体験するので、どうやって楽しませるか、ということを考え尽くして制作されてきます。

こういう体験は非常に大事なんだな、と、私も勉強になりました。撮影技術だけでは、こうした編集アイデアは生まれてきませんからね。

なかにはすごい撮影技術＆撮影機材で圧倒する映像作品をお持ちくださる方もいらっしゃいます。会場からはその都度、歓声があがりました。こういうライブ感はその場にいないと体験できません。

飛び入りで見学だけされた方も感動してませんか？　私はどれも全部感動の連続でした。

2017年の振り返り企画、なども数点ありました。

皆さんがお帰りになった後に、大遅刻をしてご来場になった方もいらして、私と店員よねっちと3人でこじんまりと上映会をしていたのですが、まさかの奇跡が起こって、その大遅刻をされた方の友人グループ6人がたまたま遊びに来てくれて、第3回”α”ムービーフェスティバルが開催出来たりもしました。

こういう奇跡も起こるものですね。最後はまた大盛り上がりで締まりました。takaさん、YUTAKAさん、ありがとう！　今週2回目の感謝です！

 

以上、本日のイベントレポートでした。

イベントの中でご案内した、動画作品の共有ドライブのお話、準備ができましたらメールにてご案内をいたしますので、しばしお待ちくださいませ。

ちょこっとだけご案内したSDR→HDR変換などもコツがわかりましたら、また店頭セミナーでご案内したいと思います。

 

2017年も残り2週間ですが、また店頭まで遊びにお越しくださいませ！