【レビュー】α7R3で撮るタイムラプス『堂平山』星景写真撮影会

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今夜は「ふたご座流星群」の極大になります。今夜22時から明日の未明にかけて一番流星が見られるエリアに地球が飛び込みます。

この「ふたご座流星群」を追って、毎年ロケに出かけていますが、今年は極大からちょっとずれて10日の夜に堂平山へ行ってきました。”α7R3″と”α7S2″を持って、広角レンズと望遠レンズをクルマに詰め込んで星景写真撮影会をしてきました。

いつもの環境が厳しいテント泊ではなく、今回はちゃんとした宿泊施設がついているんです。極上の星景写真撮影会をしてきました。レポートしたいと思います。

 

こんにちは、店員佐藤です。

埼玉県のときがわ町というところに堂平山という山があり、ここの山頂には以前東京大学の所有だった天文台が残されています。

この天文台の下にキャンプ場が開設されていて、一昨年はそこに泊まったのですが、一晩に1組だけこちらの天文台の施設に泊まることができるんです。観測していた方達の生活スペースがそのまま残されていて、予約をして利用するんですが、これがかなりの人気。

今回は8月に予約をしていて、天候次第でキャンセルをするつもりでいたのですが、なんとか天気がもってくれたので開催。キャンセル料は1週間前からかかるのでちょっと痛いのですが賭けに出て勝った気分です。

泊まれるのは5人まで。ウチの軽自動車では荷物を載せると3人しか乗れないので2台に分乗して5人でお泊まりです。

 

■堂平天文台に泊まってきました

こちらの観測ドームですが、昼間は開放されていて一般の方の休憩所として利用されています。宿泊予約が入ると15時のチェックインから貸し切りになります。観測ドーム内には大きな天体望遠鏡もあるそうですが、さすがにそれは自由に使うことはできません。

あくまでも宿泊施設の利用だけです。

事前に調べてもここの宿泊施設の詳細についてよくわからなかったので、今回はせっかくですからまずは宿泊施設としての観測ドームの紹介をしていきます。

こちらが玄関ロビーです。宿泊するのは5人までですが、たくさんのお客様を迎えるためスリッパなどは大量にあります。それと館内のあちこちに洗面所があります。5人分以上あるのでとても清潔に過ごせます。

こちらは食堂券ミーティングルームです。3つのテーブルに18脚の椅子が用意されていて、冷暖房も完備。テレビもSD画質ですが映ります。

ここで撮ってきた写真を映したりして反省会がすぐにできるね!と、思ったらHDMI端子などはついていなくて、コンポーネント端子やアナログRGBしかないんです。うーん、かなりの年代物です。

見かけはフラットパネルですが、こうしたD端子も搭載していないテレビとかってそういえばあったんですよね。

こちらは食堂です。宿泊者は自由に使えます。どの程度の設備があるのか謎だったので、一応最悪のケースを考えて鍋とかお皿、カセットコンロなどを持ち込んでいたのですが、まったく必要ありませんでした。

お箸も用意があります。

こちらの調理家電も使い放題です。炊飯ジャーもあるのでお米とか普通に炊けるし、電子レンジも完備。カセットコンロもあるのですが、こちらにはカセットボンベが入っていません。ボンベは自分で用意する必要がありますが、テーブルで料理するのでなければ普通にガスレンジが使えます。

お鍋もフライパンもなんでもあります。使い放題ですが、使ったら綺麗にして元に戻しておいてくださいね、というお約束です。

こちらは初期類です。とても5人で使える量ではありません。研修などでデイキャンプをすることを想定しているのかもしれません。

グラスも死ぬほどあります。

これは盛大な飲み会ができそうです。

冷蔵庫も空の状態で用意されています。夏場など、食材の痛みは気にせずにすみます。なるほど、これなら暮らせますよ。

こちらは2Fにあがったところです。寝室の脇にあるロビーです。天体雑誌が山積みで雨が降ってたらここで時間を潰すのもありかも。

寝室です。ここにベッドが5脚あります。ベッドが5つあるから宿泊者は5人までとなっていますが、寝袋を持ってきてマットの上に適当に寝ても良いなら何人でも泊まれそうです。(確認は取っていませんので予約の際にご確認ください。)

寝室の隣にも洗面所があります。この奥にお手洗いとお風呂があります。

普通の家庭用のお風呂なので5人でいっぺんに入ることはできませんが、これは至れり尽くせりです。

夜に入浴すると窓からは東京の夜景が見えるはずです。

 

以上、堂平天文台の宿泊施設の紹介でした。館内見学が終わったら撮影会の準備と夕食の準備を同時進行です。

 

■堂平天文台の星景写真撮影会の準備

さて、夕飯ですが「最悪のケース」を考えて買ってきました。おでんと酒です。

なんせ調理器具がなにもない、という可能性もあったので、鍋一つとお皿5枚とお箸だけで過ごさないといけない可能性があったんです。おでんを次々に鍋に投入して、それを日本酒、焼酎でいただく、という作戦しか思いつきませんでした。

大人5人分のおでんの量というのがよくわからないので、本当に適当に買ってきたんですが、これくらいでちょうど良かったみたいです。(やや多い)

貸し切りなので玄関ロビーにはテーブルを持ってきて、ここに機材置き場を作ります。これがかなり便利でした。

レンズ交換を屋外で行う必要がなく、また安全にテーブルの上にレンズを置いてセッティングができます。

持ってきた機材で足りないケーブルなどは貸し借りをしてしのぎます。こういうところが1人で来ているとどうにもならないところですが、グループで来たときの最大のメリットです。

暖かい室内と、寒い屋外をカメラが行ったり来たりすると結露してしまう可能性があるので、玄関にカメラを置いておくと、ちょうどよい緩衝エリアになります。

日没は16時半です。夕暮れのタイムラプス撮影だけしかけて、次は夕飯の用意です。

ここは相撲部屋か!?というくらいの量のおでんを深胴鍋に入れていきます。大根が入っているパッケージに残る煮汁をどうするかで問題が発生して奥の鍋は大根の出汁入りおでん、手前はおでんの汁だけの鍋になりました。

結果、味の違いはわかりませんでした。どっちも美味しい!

陽がすっかり暮れてしまいましたが空は薄雲が覆っています。予報では19~20時には晴れるとのことなので3時間あまりの時間があります。

大人5人で深胴なべ2杯分のおでんと、日本酒4本、焼酎を消費して3時間の大宴会を開催。とても楽しい2017年の忘年会になりました。

19時半頃になるとそわそわとしはじめて、誰か一人が準備を始めたら全員で撮影がスタートしました。

私も持ってきた”α7R2″と”α7R3″をタイムラプスでセット。

 

■ソニーデジタル一眼”α7″シリーズでの星景写真撮影会開催!

あらら? ”α7R3″はCamera Appが搭載されていなくてタイムラプス撮影はできないんじゃないの?というところですがサードパーティーのタイマー機能付きリモートコントロールを使うことでバルブ撮影にてタイムラプス撮影ができます。

ついてくる説明書が英語と中国語だけで、使い方がさっぱりわかりませんでしたが日本語のマニュアルがWEB検索すると見つかります。セッティングボタンを押すと左から5つの設定項目が出てくるのですが最初が初回シャッターのタイマー。2個目がバルブ撮影する際のシャッターが開いている秒数。3個目が次のシャッターを押すまでの間隔。4個目が撮影する枚数で最大が333枚になっているのですが「–」という表示にすれば無限に撮れます。5個目はシャッター操作の電子音を鳴らすかどうかです。

“α7R3″のマイクロUSB端子に接続してカメラ側はマニュアルモードにしてシャッタースピードをバルブにします。これであとはリモコンのプログラムスタートボタンを押すだけです。

リモコンには単4電池が2本入っていて、それで駆動します。

ちなみに、”α7R3″のRAW撮影ですがバルブ撮影を使うと12bitでの記録になります。タイムラプスアプリを使うと14bit RAWで記録ができていたそうなので、なんとももったいないのですが、試してみたところ、シャッタースピードを20秒に設定して、リモコンのプログラムを使ったらそれでも撮影はできました。

細かい秒数は設定ができませんが15秒、20秒、30秒という区切りでよければシャッタースピードを指定して撮影した方がよさそうです。

タイムラプス撮影で動画ファイルを作ることもできますが星景写真専用の写真編集ソフト「ステライメージ」を使うと比較明合成が楽にできます。

私が使っているのはVer.7で”α7R2″と”α7S2″のRAWには対応しているのですが”α7R3″はまだ対応待ちになっています。とりあえず、今回はJPEGファイルで合成してみました。

レンズはSEL1224Gでシャッタースピードはバルブ20秒、F4、ISO2000、3500Kで665枚の写真を撮影。

タイムラプス動画にすると20秒ちょっと動画になりますが、ステライメージを使うとこんな写真も合成して作ることができます。

堂平山の夜
“α7R3″+SEL1224G F4 バルブ20秒 ISO2000 665枚 比較明合成

3時間半かけて撮影したのがこちらの星景周回運動です。

堂平天文台の撮影が楽しいのはこうして天体ドームを写真に入れる事が出来る点です。かなりそれっぽい写真になります。

※北極星がギリギリで切れてしまったのが悔しい!

一通り撮影が落ち着いたらk-tuneさんによる星空観察会です。

この時期に見やすい星、星団、星座を見つけて教えてくれました。誰でも知っているアンドロメダ星雲ですが、これは探しても肉眼ではなかなか見つけられませんでした。が、”α7S2″とSEL70200Gレンズがあればそれもバッチリ見せてくれます。

液晶画面で図形を見せてもらうと、その通りの星の配列を探せば良いのでかなり楽になります。

他に昴や大星団などをホイホイ見つけて写真に撮ってもらえます。星に詳しい人がいるとすごい楽しい!

部屋の中には400mmの望遠レンズで東京タワーを撮った写真が飾られていて、それをソニー”α”で試してみるのですが、うーん、東京タワー自体が見つかりません。

かなり東京は霞んでいるので条件が良いときでないと難しそうです。

その代わりに赤く照らされている東京スカイツリーを発見。東京タワーですって言い張れそうな出来です。

こうして夜の3時まで撮影会は続きます。途中、寒くなったら館内戻って暖を取れるし、お手洗いも下のキャンプベースまで行かなくて済むし、2年前の環境と比べると天と地の差です。

こんなに楽に星景写真撮影会ができていいんでしょうか!?

堂平天文台
“α7R2″+SEL28F20+SEL057FEC F3.5 15秒 ISO1600

大量に撮ってきたタイムラプスフォトはすべて、ステライメージで周回運動写真に編集できます。

画像整理に時間がかかるのと、動画編集を先にやってしまったので、まだ全部は終わっていませんが、今朝時点で終わったモノだけ並べるとこんな感じです。

流星さがし
“α7R3″+SEL1635Z F4.0 8秒 ISO1600

まだ極大日ではありませんが、肉眼でも5つくらいの流れ星は見つけられました。まだ全部は見ていませんが、こちらの写真には流れ星がひとつ映ってました。拡大して探してみてください。

今回のタイムラプス撮影をしてきた写真を動画に変換してすべてつないだ4K動画がこちらです。

“α7R3″でも出来るんです♪ タイムラプス撮影は。

 

3時に撤収してそのまま8時まで熟睡。10時までのチェックアウトなのですがちょっと早めに出発して麓にある温泉に入ってラーメン食べて帰ってきました。

お付き合いくださった皆様、ありがとうございました。

写真編集が終わったら是非、店頭にお持ちくださいませ! 画像を楽しみにしています。

 

それと、今夜のふたご座流星群ですが、関東では晴れの予報です。ベランダで”α”をタイムラプス撮影すれば、もしかして流星がいっぱい撮れるかもしれません。流星写真撮影に挑戦される方は暖かくしてお楽しみください。

 

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