【レビュー】デジタル一眼カメラ”α7R3”開梱レポート&セッティングのコツまとめ

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本日11月25日はデジタル一眼カメラ”α7R3”の発売日です。早速ですが簡単な開梱レポートと、”α7R3”ならではのセッティングのポイントをご案内したいと思います。

”α7R3”の購入を検討中の方も、今回のセッティングポイントのまとめをご覧になると、どれだけ”α7R3”が進化しているのかおわかりになると思います。

 

■ミラーレス一眼「α7R3」開梱‼

こんにちは、店員佐藤です。

本日から出荷が始まった”α7R3”なのですが、当店経由でのオーダーを見るところでは11月1日までにオーダーされた方のところへ出荷になっているようです。10月31日にソニーストアでは受注開始になっていますので、なんと注文開始から2日目までにオーダーした方のところにしか初回出荷分が出なかったようです。

ちなみにレンズの方の「SEL24105G」については受注開始の10月31日にオーダーされた方のところ全員ではなく、夜になってからオーダーされた方のところにも出荷になっていません。

オーダーがかなり多かったということでうかがっていますが、出荷された本数も多くなさそうな気がします。

さて、”α7R3”の開梱レポートです。同梱品は上記のものになります。本体の他にバッテリーや充電器、USBケーブル、ストラップ、ケーブルのプロテクターなどが入っています。

付属のUSBケーブルはtype Cになっています。

”α7R3”本体にはマイクロUSB端子と、USB type Cを搭載しておりUSB接続が2つできるカメラになりました。”α”初です。

マイクロUSB端子にはレリーズを挿しておき、USB type C端子にはポータブル電源を接続する、ということも可能。PCと接続してリモート駆動させつつ、レリーズを接続してシャッターはレリーズで切る、なんていう使い方もできます。

マイクロUSB端子だったときは「USB 3.0」と言う規格で通電できるのは5V 0.9Aまでとなっていました。4.5Wの出力になります。USB type Cは「USB 3.1」という規格になります。データの転送速度は5Gbpsの「USB 3.1 Gen.1」と、10Gbpsの「USB 3.1 Gen.2」があるのですが、”α7R3”に搭載されているのは「USB 3.1 Gen.1」です。

従来のUSB 3.0と転送速度は変わりません。ただUSB 3.1規格では電源の仕様が変わっており最大で20V 5Aで100Wまで利用ができることになっています。ノートPCの充電などにも使える端子なんです。”α7R3”の充電の時にUSB type Cを使った方が速かったりして!?ということでUSBチェッカーを使って電流量を見てみたのですが、従来のマイクロUSB端子と違いはありませんでした。

それよりはPCへの転送速度が大きく変わります。従来のマイクロUSB端子では規格上、USB 2.0までしか存在しなかったのですが、USB type Cにすることにより、データの転送速度が480Mbpsから5Gbpsへ飛躍的に高速化されます。これは後日、実際に転送速度を計測してみたいと思います。

バッテリーは”α9”同様、NP-FZ100という大型のものになっています。”α7R2”で採用されているNP-FW50と比べると容量は2.2倍になっています。充電器も同梱されています。

では、本体を見ながら”α7R2”や”α9”との違いを見ていきます。

まずはマウント部ですが、固定用のネジを6本に増強しています。”α9”からこういう仕様になっており”α7R2”ではネジは4本でした。

4240万画素の裏面照射CMOSセンサーは”α7R2”とまったく同じモノになります。

”α7S2”で14ストップだったダイナミックレンジは15ストップ(ISO100~400 RAW撮影時)に拡大。これはセンサーの力というよりも、イメージセンサーからBIONZ Xへのデータ転送時の回路設計を見直すことでノイズの混入を低減して実現しているそうです。

BIONZ Xは”α9”と同世代のものにチェンジされており”α7R2”比で約1.8倍の高速化を実現しています。”α9”よりも進化している面もあり、サイレント撮影時や連続撮影時にも14bit RAW出力ができるようになっています。

これはあくまで当店の勝手な予想ですが、新しいBIONZ Xの搭載によりカメラアプリ「PlayMemories Camera App」が使えなくなったのかもしれませんね。

 

■「α7R3」の新機能とは?!

さて、”α7R3”のボディを見渡してみると、今までになかったマークが左肩についています。鍵のマークが見えますが、これはC3ボタンにデフォルトで「プロテクト」機能が割り振られていることを指します。

画像再生時にC3ボタンを押すと、それだけの操作で選択した画像にプロテクトが入る仕組みになっています。次々と画像を見ていって残しておきたいカットだけプロテクトキーを使ってプロテクトをかけておき、最後に「全画像削除」とすると、プロテクトがかかっている画像だけを残して全部消すことができます。

メモリースロットは2スロットありますので両方にカードを入れて全カット記録しておくことで、スロット1はバックアップ用に全部残して置き、スロット2をそうやってプロテクトをかけながら画像削除していくという使い方もできます。

プロテクトキーの存在を知っておくと非常に便利な使い方ができます。

カスタムボタン3として他の機能を割り振ることももちろんできるのですが、その中には「レーティング」機能を割り振ることも可能です。

「レーティング」というのは画像管理ソフトに持って行ったときについている☆の数を割り付ける機能です。

レーティング機能を割り振る場合は、つける☆の種類も設定が可能です。全部選択している場合は1つ押すと星一つ。3回押すと星3つという使い方ができます。チェックマークを星3つと5つの2種類だけにしておくと、レーティングボタン1回押しで星3つ。2回押しで星5つ、という事も可能。

プロテクト機能もレーティング機能も”α7R3”で初めて実装された機能になります。

こちらはモードダイヤルです。”α7R2”と比べると2つ、機能がなくなりました。ひとつは「シーンセレクション」でもうひとつは「スイングパノラマ」です。

代わりに「S&Q」というモードが入りました。「スロー&クイック」の略で120fpsから1fpsまでの動画撮影ができます。

書き出すのはXAVC S HDになるため4Kでの撮影はできません。

カメラアプリの搭載ができない”α7R3”において、このS&Q撮影での1fpsが使えれば、秒1個までのタイムラプス撮影が可能になるところなのですが記録はHDになってしまうわけです。

残念。

タイムラプス撮影に”α7R3”を使う場合はマイクロUSB端子を使ったプログラム機能付きのリモコンがサードパーティ製で販売されているので、そちらを使うことになります。マイクロUSB端子の他にUSB type Cもあるので電源供給をしながらタイムラプス撮影をすることもできるので、今後はそれが主流になりそうですね。

メニュー画面を見ながら、進化ポイントを探っていきます。

静止画記録に「RAW+JPEG」を選択した場合ですが”α9”まではJPEG画質をファインにしか出来なかったのですが”α7R3”ではスタンダードやエクストラファインの選択もできます。

JPEGはチェック用でなるべくサイズの小さなファイルにしたい、という方でしたらスタンダードに変更して使うことができます。

注目のピクセルシフトマルチ撮影もメニューから選択して使うことになります。(カスタムキーに割り当てる事もできます)

機能を選ぶと撮影間隔の選択ができるようになっており1秒から段階的に30秒まで選択できます。

ピクセルシフトマルチ撮影を使うと、1度のシャッターで4回のサイレント撮影を行います。手持ち撮影で利用するものではなくガッチリと完全にカメラを固定しておき、1ピクセルずつずらしての撮影を行います。

撮影すると4枚の非圧縮RAWファイルが記録されるので、それをPCに取り込み、Imaging Edgeを使って1枚のRAWファイルに合成。

Imaging Edgeも接続して試してみましたが、”α7R3”のリモート撮影だとほぼ全機能をリモートで設定ができます。これを”α7R2”で試すとシャッターを切るくらいしかコントロールすることができず、なるほど、このリモート機能は”α7R3”のために作られたものに感じます。

ライブビュー表示をPC画面で確認できるのですが、画像はカメラの背面液晶に表示されるくらいの解像度。撮影後のプレビューでチェックするものみたいです。

USB 3.0は規格上、3mの長さまでしかケーブルが存在しないので、これがもうちょっと長めのものに変えられるといいですかね。

なお、Imaging Edgeのリモート機能の中にはインターバル撮影機能も搭載されています。プログラム機能付きのレリーズなどがなくても、PCを使えばタイムラプス撮影は可能になります。

瞳AFも進化。従来はカスタムキー設定でどこかのキーに「瞳AF」を割り当てて、それで瞳AFを動作させて、そのあとにシャッターボタンを押す、ということをしていましたが、”α7R3”では「AF-S」にしてシャッターボタンを半押しすると、それだけで瞳AFが動作します。

写真は左手でもっているところですがカスタムキーはなにも触っていなくて、シャッターボタンを半押しにするだけで瞳AFが動作しているのがわかります。

ソニーの瞳AF、どんどん進化しますね。

さらに顔検出の表示枠を出さないようにする設定もできます。顔に緑の枠が常時出ているとフレーミングしにくい、とかいう声があったんですかね。

”α99 II”に搭載されて、”α9”には搭載されなかった「フリッカーレス撮影」がソニーのミラーレス一眼で初めて搭載されました。

”α9”が登場した時に「ミラーレスカメラだと搭載が難しい」という話を聞いたことがあるのですが、”α7R3”ではそれを解消する技が使われたみたいです。

ちなみにフリッカーレスというのは蛍光灯下での撮影時に、関東では50Hz、関西では60Hzで点灯する蛍光灯の影響を抑えるための機能。連写時に蛍光灯の点灯タイミングでカットによって明るさが変わってしまうのを抑えて、点灯タイミングでシャッターを切れるようにタイミングを調整してくれます。

”α9”ではメカシャッターと電子シャッターの切り替えがあり、さらに電子シャッターのときに電子のシャッター音を出すか、出さないかを選択出来ましたが、”α7R3”ではサイレント撮影の入り切りという選択のみとしています。

”α9”の様に電子シャッターにしておいて、さらにシャッター音を出す、という設定はできません。

そして、こちらは”α7R3”で初搭載される機能になります。Displayボタンを押したときに背面モニターを消灯させる機能がついています。

舞台撮影や暗いイベントで明かりを出すことを禁じられるシチュエーションなどで、モニター消灯にしておけば間違って背面液晶を点灯させるということを防げます。レリーズを使ったタイムラプス撮影時にも電力消費面で有利かもしれません。

そして、これが極めつけ。絞りとシャッタースピードを割り付けた前後ダイヤルですが、回転方向を逆に設定することができます。

お客様に聞いた話ですが頭の中では開放F値は左方向で絞ると右方向というイメージでいるという方がいらして、それだとソニーのダイヤルは反対方向になってしまうんだそうです。

言われてみると私も同じイメージでいて、いつも逆方向にダイヤルを回して、あ、違った違った、と言いながら正しい方向に回すというイメージでいます。そういう方はここの設定を逆転にしておくとイメージ通りに使える様になるかも。絞りとシャッタースピードのダイヤル方向がいまいちしっくり来ない、という方はここの設定を逆にすると良いかもしれません。

”α7R3”で初搭載の機能です。

ピクチャープロファイルにも”α”で初めてピクチャープロファイル10が用意され、ハイブリッドログガンマによる撮影ができるようになりました。

これでカラーグレーディングの必要も無く、カメラで撮ってくるだけでHDR映像を見ることができるようになります。

早速試してきました。SDR(ピクチャープロファイル切り)とHDR(ピクチャー婦色ファイル10)で同じカットを撮ってきて、4Kブラビアに表示。

ブラビアに表示する際はカメラとUSB接続をしてブラビア側からカメラのストレージにアクセスして動画再生をさせます。対応するのはハイブリッドログガンマ対応の現行ブラビアになります。(一部、C世代、D世代の最新アップデート済みのAndoroid OS搭載モデルも対応)

対応モデルで再生するとちゃんとHDR映像と認識して再生表示をします。一見、派手に見えるのはSDR映像なのですが、HDR映像の方が明らかに情報量が多く、暗部も明部も潰れたり飛ばずに見られます。

露出とかどうやって設定すれば良いのかな?と、思っていたのですが普通にカメラモニターで見られる映像で判断して大丈夫みたいですね。SDRもHDRもまったく同じ設定でピクチャープロファイルだけ切り替えて撮ってきたのですが、ほぼ同様に見えます。若干HDR映像の方が露出が暗めに見えなくもないので迷ったら露出を明るめにすると良いかも。

ここでサンプルの画像を掲載しても表示されるディスプレイがSDRになってしまいますし、この映像の違いは当店店頭にてデモを行います。

 

以上、駆け足でしたが”α7R3”の開梱レポートと、ちょっと細かいセッティング紹介でした。

教えてもらわないと気づかないような設定項目がいろいろ搭載されています。ご購入になられたお客様、是非、自分だけの”α7R3”の設定をお作りください。

まだ、”α7R3”のオーダーをされていない方、ソニーストアの”α7R3”「下取宣言」最大8,000円増額特典は11月27日(月)10時までとなっています。チャンスはあとわずかですよ!

 

デジタル一眼カメラ
α7R III

ILCE-7RM3
ソニーストア価格:
369,880+税
ソニーストアのご利用はこちらから
発売日 2017年11月25日 メーカー商品情報ページ
延長保証 5年ワイド:37,000円+税
3年ワイド/5年ベーシック:19,000円+税
年ベーシック:無償
ソニーストア
購入特典
ソニー提携カード決済で3%オフ
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テックスタッフ
店頭入特典
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中
オータムフェア店頭購入特典あります
開店4周年記念品プレゼント中
“α7R3″ご成約記念品プレゼント

☆当店blog 2017.11.24「”α7R3”の単品カタログが入荷しました!」
☆当店blog 2017.11.17「デジタル一眼カメラ「α7R III」の供給に関するお知らせ 」
☆当店blog 2017.10.31「【レビュー】”α7R3″ショールーム展示レポート 」
☆当店blog 2017.10.28「3分でわかる新型デジタル一眼”α7R3″スペック解説 これはバーゲンプライスモデルかも! 」
☆当店blog 2017.10.27「“α7RIII”の新商品ニュースが緊急入荷! 10月31日は9時半より臨時営業します」
☆当店blog 2017.10.25「秒10コマ高速連写の”α7R3″がソニーからプレスリリース 」

 

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