【レビュー】ワイヤレスノイキャンハイレゾヘッドホン『MDR-1000X』展示機レポート

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こんにちは、店員佐藤です。

昨日発表になったソニーのウォークマンA30シリーズとヘッドホン製品7モデルが今日からソニーショールーム/ソニーストア銀座にて特別先行展示されています。

早速、実機の様子を見させていただいてきました。まずはヘッドホンの「MDR-1000X」からご案内したいと思います。

 

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MDR-1000XはLDAC対応のBluetoothヘッドホンで、しかもノイズキャンセリング機能を搭載、さらにハイレゾ対応になっているというモデル。

今年の春に登場した「MDR-100ABN(34,880円)」はMDR-100Aをベースにしたモデルですが、こちらのMDR-1000Xはアルミニウムコートした液晶ポリマー振動板を使うなど、上位機種の「MDR-1A」に近いモデルになります。

好評だったMDR-1Aの音質が有線接続で楽しめて、ワイヤレスで使う時はBluetoothの高音質LDACが使えて、さらにノイズキャンセリング機能も使えるなんて夢の様なモデルじゃないですか。IFA 2016で発表になったときから私は狙っていました。

ようやく実機を紹介できます。

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ハウジング上部に外部マイクが見えますが、これとは別に内側にもマイクがあり、これで外のノイズと、伝わってきてしまう中のノイズを分析して強力なノイズキャンセリング効果を発揮します。

「パーソナルNCオプティマイザー」という名前の機能があり、これが人によって違う密着具合、髪型、メガネの有無による音響変化をキャリブレーションして最適なノイズキャンセリング効果に調整をします。

使い方は左側ハウジングにある3つのボタンの真ん中の「NC」ボタンを6秒ほど長押しするだけ。これでAVアンプの距離測定に似た電子音がなり、キャリブレーションを行います。

その音声を録音してきたものがこちらです。

こんな音でキャリブレーションをします。他の方が使っていた後に私が装着して「パーソナルNCオプティマイザー」を使って調整をすると、心なしか調整前よりも効果の高いノイズキャンセリングになっているように思えます。

昔のアナログ方式のものとは違い、ノイズキャンセリング機能をオンにすると鼓膜に圧がかかるような感覚もありませんしホント進化しましたね。

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本体にはマイクロUSB端子があり、これで本体内の電池を充電します。ノイズキャンセリング機能を使ったワイヤレス使用でバッテリーは約20時間使える、となっています。

電池が切れても有線接続をすることで通常の有線ヘッドホンとして使うことが可能。このステレオミニ端子の仕様が気になっていて、これがMDR-1Aと同じ様に4極端子でバランス接続ができればなぁ。と、思いつつ、付属のケーブルを出してもらったのがこちら。

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付属ケーブルは両端とも3極のステレオミニ端子でした。残念。バランス接続はできません。バランス接続で使うオーバーヘッドタイプのヘッドホンを手に入れるならMDR-100AとかMDR-1Aを別途購入です。

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こちらは付属のキャリングケースです。ブラックとグレーベージュではカラーが違います。これはブラックモデルに付属するキャリングケースです。

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中を開けるとヘッドホンのしまい方がプリントされている台紙が入っていて、ここにタッチ操作の説明なども書かれています。

なるほどスゴい合理的です。

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左耳のハウジングを中に折ってくるっと回せば説明通りにしまうことができます。ぎゅぎゅっと大きな丸い塊があるよりも、こうして薄くしまってくれる方がカバンの中での収まりは良さそうです。

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こちらはグレーベージュのキャリングケースとヘッドホンケーブルです。両方ともブラックモデルとは仕様が違っています。

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キャリングケースの中身も違っていて、中のクッションはブラウンで統一されています。むむむ、IFA 2016で見たときから購入するのはブラックに心を決めていたのですが、どうも揺らいできました。グレーベージュのカラー良いですね。

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IFAで見たときはブラックと「ホワイト」だと思っていたのですが、実際にはホワイトではなくベージュ調に色がついているのも良い感じです。高級感のある感じもグッドです。

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実際に装着してみたところです。お目汚しをすみません。でも、これだったらいかにも「ヘッドホンをしているぜ」という感じではなく、なかなかライトな感じに見えます。これから春先までずーっと使うことになる(夏場はインナーイヤータイプに戻ります)のでそれをイメージすると。。。うん、これも良いですね。

カラーは本当に悩み始めました。

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LDAC搭載で、さらにヘッドホン側に圧縮音楽をハイレゾ相当の音に補完する「DSEE HX」 も内蔵。機能のオン・オフはないようなので聞ける音は全部ハイレゾ相当になるわけですが、それを試すためにわざわざハイレゾ楽曲とMP3 128kbpsの楽曲を持ってきて聞き比べしますが、うん、やっぱり差は出ますよね。

ハイレゾ相当にアップコンバートしてくれているのはわかりますが、元々ハイレゾフォーマットになっている楽曲では情報量が違います。そういうのを聞き分けられる音質で鳴らしてくれているし、これは満足です。

実際に、山手線の電車の中で試していませんが、ソニーショールーム/ソニーストア銀座の空調の音は見事に消してくれているし、周りの人の声も気になりません。(大声で話をしている人もいませんが)

あとはタッチ操作の
反応がかなり良いです。

MDR-1ABTにもタッチ操作機能はついていましたが、あれはちゃんと操作ができるようになるのにちょっとコツがいるというか、最初のウチは認識させるのが難しかった記憶があります。

MDR-1000Xはその認識率がかなり上がっているみたいで、適当にスワイプしてもほぼ百発百中で認識してくれます。ダブルタップすると曲の再生・停止もできます。

全体を覆うと音楽が一時的に聞こえなくなり、外の音がワッと入ってくるのも便利そうです。

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うーん、あとは本体のカラー選びだけなんですよねー。どっちが良いかなぁ。

カラーが決まったらソニーストアの長期保証3年ワイドをつけて購入したいと思います。ウォークマンA30も魅力的なんですがA20を買ったばかりだし、LDACでワイヤレス使用をするなら今回はウォークマンよりもMDR-1000Xでしょう!

MDR-100ABTよりも5,000円高いだけで手に入るなら、このモデルはお買い得ですよ。

 

MDR-1000X.jpg ワイヤレスノイズキャンセリング
ステレオヘッドセット

MDR-1000X
ストア価格39,880 +税
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 ・5年ベーシック:2,000円+税
・3年ベーシック:無償
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☆ソニー製品情報「MDR-1000X 開発者インタビュー」はこちらから

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☆ソニー製品情報「体験者の声 flumpool・山村隆太×MDR-1000X」

☆当店blog 16.10.4「『MDR-1000X』『PHA-2A』他、ヘッドホン7機種プレスリリース」

 

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