ソニー”α”と雨天富士山周遊旅行

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ソニーファンの皆様、夏をソニーのデジタルイメージング機器で切り取りまくっていますか? この夏は”α9″の新登場もあったし、SEL1224GやSEL1635GMという広角レンズ、さらに望遠レンズの「SEL100400GM」も登場。春には待望のSTFレンズ「SEL100F28GM」も発売になっています。

私もたっぷりとロケ予定を組んでいたんですが、8月の東京は今日まで16日連続で雨天という記録的な悪天候。ロケ予定が全部すっ飛んでしまっていて、夏休み最後の15~16日の富士登山も結局、悪天候で諦めることになりました。

が、すでに宿も予約している(登山の後泊)ことだし、雨の降る中ですがドライブしてこよう、ということで行って参りました。

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こんにちは、店員佐藤です。

今回の富士登山も天気予報とにらめっこで、2日前まで悪天候だったので宿を一度はキャンセルしていたのですが前日に晴れ間があるらしいことがわかり再度予約。結局当日の予報では雨予報になってしまい、宿のキャンセル料が80%かかることになってしまいました。80%の宿のキャンセル料を払うくらいなら交通費払った方がオトクで最初から全部雨が降っていることがわかってての旅行ってあまりないので、挑戦してみよう、ということになりました。

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“α”ボディや”α”レンズ以外にも、夏休みに使うつもりで用意したアイテムが多数あったんですが、これはまた、日を改めて紹介したいと思います。

さて、今回いくはずだった富士登山は富士宮口という、静岡側からのルートを予定していました。行きは早朝出発なんですが帰りが遅くなるため後泊でふもとのビジネスホテルを予約しています。

中央自動車道側から見ると富士山をグルッと半周した向こうにある富士宮までのドライブになります。途中途中に雨でも楽しめそうなフォトスポットを探して行ってきました。

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まず最初に到着したのが「勝沼トンネルワインカーヴ」というところです。

JR中央本線で昔使っていたトンネルを勝沼市に無償譲渡され、ワインの貯蔵庫として利用しているという変わったところ。全長1.1kmの貯蔵庫になっていて手前200mが個人用、奥900mはワイナリー各社のワインセラーとして利用されているそうです。

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こちらがその入口です。入場する際は、近くにある案内施設へ行って案内をお願いしてください、ということになっていて、声をかけると引き戸は開けてあるので、立ち入り禁止になるところまでは入って良いですよ、とのこと。

見かけは鍵がかかっていて入れなさそうなんですが、戸を引いてみたら簡単に入れました。

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中はひんやりしていて天然の冷蔵庫、と、思いきや手前にエアコンがガンガン回っています。それでも1台のエアコンで1.1kmもの長さの貯蔵庫を冷やし続けることはできないはずなので、これは微調整用のものなのかな? 入れるのは入口から30mくらいのところまでなので、奥にどれだけラックが続くのかわかりませんが、なるほど、これは夏にくるとヒンヤリが楽しめます。

外が雨だと感激は半分くらいかな?w

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なお、ここまで現在はクルマで来るしか方法がないのですが、勝沼ぶどう郷駅から、この旧トンネルを歩いてくると30分くらいで到着するんだそうです。

現在は補修が必要とのことで遊歩道としてのトンネルは閉鎖されてしまっているらしく、これが開通していないと魅力半分くらいのスポットですかね。

「大日影トンネル」がまた開通することがあったら、今度は電車で遊びにきたいスポットです。

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その後、朝霧高原を抜けて富士宮を目指します。ここも晴れていれば富士山と牛や羊の放牧の姿が画になるのですが、この日は大雨。全然富士山は見えません。

で、天気が悪くても見られる観光スポットって何があるかなー、ということで思いついたのが滝でした。

元々水っぽいところなので、多少の雨でも風景は変わらないのではないか?ということでやってきたのが「陣馬の瀧」です。

朝霧公園の道の駅で見つけました。はい、かなり今回は行き当たりばったりです。

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駐車場から歩いて2分ほどで滝に到着。むちゃくちゃアクセスしやすく、また観光地化されていないとても良い場所です。雨があるからかどうかわかりませんが霧が川一面を覆っていてすごく幻想的。

もっと近寄って撮りたいところなんですが、サンダルなどを持ってきていないため川に入っていくことができません。お盆だというのにこの涼しさなので裸足で入って行く勇気もなく、そのまま退散。

まだ、あと2つの滝があります。

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続いては「音止めの滝」と「白糸の滝」です。このふたつの滝はほぼ一カ所の観光地としてまとめられていて、クルマを一度駐めれば2カ所巡ることができます。

駐車場は有料のもののみになっています。公式駐車場が一番アクセスしやすいところにあり500円。道路を隔てた反対側にある駐車場が200円で利用できます。しかもお土産屋さんの駐車場なので買い物をすれば無料。ただし、駐車料金の表示が差し替え式になっていたので混んでいる日は料金が上がるのかも(もしくは今日はあがっていた日だったのかも?)

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手前に「音止めの滝」があり、10件ほどあるかと思われるお土産屋さん街を抜けていくと一番奥に階段があり白糸の滝へ下って行く、という仕組みになっています。

日光の華厳の滝もそうでしたが、滝を中心にお土産屋さん街が形成されていて、観光スポットとしての価値の高さをうかがい知ることができます。

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お土産屋さん街から遠くに見えました。ここもかなりこの日は霧が出ています。割と距離もあるし高低差もあるように見えますが、歩いてみると意外と近いです。

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溶岩と水を流さない地層の間がここにあり、崖の途中からいきなり滝が出来ています。霧が出ていなければもっとはっきり見えるんでしょうね。

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崖に近寄ることもできないので、ここは望遠レンズも欲しかった。今回はSEL1224Gとフルサイズ”α”レンズでもっとも小型軽量のSEL35F28Zしかもってきていないんです。

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お約束のジャンプ写真も雨の中で決めて、これでこの日の観光はおしまい。

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富士宮市内のホテルにお泊まりします。窓からは正面に富士山が見えるはずなんですがまったく見えません。明け方、雲の切れ間から見えそうな雰囲気だったので、お得意のサイバーショットRX100M4によるタイムラプス撮影の様子がこちら。

うーん、もうちょっとで山頂が見えそうで、見えないという。本当はこの日、16日にもチャンスがあれば登ってもよかったんですが、せっかく山頂まで行くなら天気の良い日の方がいいですからね。

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さて、早起きして朝の7時過ぎには宿を出発。ブラタモリごっこをしに、富士山本宮浅間大社へお参りしにきました。

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もう2年前になりますが、ブラタモリで3週にわたり富士山の特集をしたことがありましたが、その1週目の前半で、ここ富士山本宮浅間大社の説明をしていました。

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神社の本殿が二階建てになっている珍しい神社で、1Fの屋根が富士山の裾野を表現していて、その上は富士山の上、天上界を示している、という説がある、という話をしていたのがこちら。ここにタモさんが来てたんですねー。

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昔はここで富士登山前にミソギをしていたという「水屋神社」です。テレビと一緒だー!

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富士の湧き水を汲めると言うことで2リットルほど汲んできました。今回の自分のお土産です。当面の間、コーヒーやお茶は浅間大社のお水をいただきます。

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これが湧玉池です。

ここもこの日は霧が水面に立ちこめています。

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早朝に来たおかげで神秘的な風景を見ることができました。

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ブラタモリをご覧になった方はこの風景も記憶にあると思います。キワです。溶岩がここまで流れてきていた、という溶岩の流れが止まった交差点。ここの交差点を境に手前は平坦なんですが向こう側は急坂になっていて、溶岩がここまで流れていたというのがわかります。

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ちなみに、ここの交差点、押しボタン信号が妙に可愛いんです。

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この交差点をはさんで反対側には、あ、ここもロケで説明をしていた場所です。「末端崖」の話をしていたところです。

今回の旅に出る直前に録画しておいた番組をみていたので、完全にタモリさんの追っかけ状態です。

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神秘的な湧玉池。水も綺麗で鯉も気持ちよさそうに泳いでるなぁ、と、思ったら、これはよく見ると鯉ではないですね。

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鯉とは顔つきが違うし、体の横にオレンジのラインがはいっています。これはもしかするとニジマスのアルビノなのかな?

いろんな意味で神秘的なところでした。

タモリさん一行は、この後、富士宮口から富士登山に向かいますが、私たちはこれで帰路につきます。なんせお盆休みの最終日です。お盆渋滞に巻き込まれる前に帰ります。

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途中、寄り道して「富士山レーダードーム館」というところに立ち寄ってきました。富士登山は今回はかないませんでしたが、なんとか山頂気分を味わうべく、それっぽいところを見つけたので立ち寄りです。

道の駅「富士吉田」の隣にある施設で大きめの駐車場があります。大きなモンベルのお店などもあり吉田口からの登山で前泊をすることができるなら、気分を盛り上げるために是非、足を運びたい場所。

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あいにく、館内は撮影禁止のため、写真での紹介はできませんが5月の富士山山頂を体験できるコーナーがあり、マイナス8度の部屋に入って風速13メートル、体感温度マイナス20度以下を味わうことができます。想像を絶する寒さで、時間にして1分もないと思うのですが、かなりヤバい感が味わえました。

以前、実際に富士山頂で使っていたレーダードームを内側から見られたり、豊富な展示品を観ることもできました。

入場料610円がかかりますが、先に道の駅に立ち寄って割引券をもらっておくと10%オフで入場できます。(モンベル会員さんも10%オフになります)

ここを巡って午前中で観光を終えて帰ってきました。

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以上、”α7S2″とSEL1224G、SEL35F28Zでの雨の写真遠足でした。いつもはプログラムオートと絞り優先での撮影が多いのですが、今回はマニュアルモードに挑戦。ISOと絞りはほぼ固定していてシャッタースピードを露出補正代わりに使う感じで撮影。シャッタースピードが極端な値になっていたら絞りとISOも調整する、という使い方をしています。

シャッターを切るまでの時間がややかかってしまうんですが、AEに頼らない自分の見た目通りの露出で撮れるのは気持ちが良いかも。

何事も「慣れ」なんですよね。もうちょっと練習を繰り返してみたいと思います。

 

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