防水ウォークマン『WS410』シリーズ展示レポート
こんにちは、店員佐藤です。
昨日発表になった防水ウォークマン「WS410」シリーズの展示がスタートしました。こちらも実機の様子を拝見させてもらってきました。
防水ウォークマンはこれで現在3機種がラインナップされています。写真右にあるのは2013年発売のW270シリーズで、このモデルの時に完全防水で水中での利用が可能になっています。
当時、このモデルのレビューで近所のプールにスイミングに行ってみたんですが市民プールではウォークマンを装着してのスイミングは許してもらえませんでした。耳栓はOKなんですが残念。
今回のモデルは海に対応。塩水でも腐食しにくい素材などを採用して海水での利用が出来る様になったのと、温度もマイナス5度～45度までの対応となっています。お風呂での利用もできるようになりました。
そして、最大の進化ポイントが外音の取り込みマイクを内蔵したこと。これにより音楽と外の音をミックスして聞くことが出来る様になります。
ランニングしながらコミュニケーションを取る？というところですが、マラソンのトレーニングには「LSD」というトレーニングがあるんです。ロング・スロー・ディスタンスの略でおしゃべりできるくらいのゆっくりしたスピードで1時間～2時間の長距離走をして、長時間体を動き続けることができるようにする、というのが。
これをやるときに一緒に走る人とコミュニケーションが取りながら走るんです。トレーニングの中で日常的に必要なシーンってあるんです。
それに対応するということで、どの程度の音が聞こえるモノか試したかったんです。
外部の音の取り込みはボタンひとつで切替ができます。このボタンを短く押すことでオン／オフができて、ボタンの長押しで音量を3段階で調整可能。
試してみると、あれです。ノイズキャンセリング機能のまったく逆のことが起こり、おそらくノイズキャンセリングで消えている音が増幅されて聞こえている感じ。オンにした瞬間にショールームの音がしっかりと耳に入ってきます。
ただ、補聴器の様に音を増幅することはできず、アテンダントさんと他のお客様が話している声がよく聞こえるとか、アテンダントさん同士のひそひそとした打ち合わせの声が聞こえてくる感じはなく、こちらに向かって話をされているのが普通に聞こえてくる感じ。
なるほど。実際に走行しながら使っている訳ではないので風切り音がどの程度はいってくるものなのかはわかりませんが、良い感じで使えそうですね。
なお、このウォークマンは盗難防止のワイヤーなどがついていないかわりに、こんな四角い箱がついています。
これをウォークマンフロアから持ち出そうとするとブザーが鳴って大変なことになります。私も別にこれを盗もうと思ったわけではないのですがフロア内で音の鳴っている場所を探して移動しているときに鳴らしてしまい、ご迷惑をおかけしてしまいました。
これを試聴しに行かれる際はご注意を。
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