タイムラプス撮影の「AE追従Hi」ってどう?

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先週の日曜日に当店で開催された菅原 安(すがわら やすし)氏のトークショーの中でひとつだけ宿題になっていたことがあったので、それを今日は検証しました。

 

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宿題になっていたのはこちら。タイムラプス撮影の際に露出追従する機能が搭載されて、夕景などでだんだん暗くなっていくときも自動で露出を追ってくれるので明るいところから暗いところへきちんと映像として残るようになりました。

以前は太陽が出ているときと沈んだときで余りにも露出に差があるため調整しきれなくて途中で何回も撮影をし直さないといけなかったんですが、今はカメラがオートで適正露出にしてくれます。

で、そのAE機能なんですが、現在は「Lock」「LO」「MID」「HI」の4つの設定が可能。菅原先生は「LO」にしておけば問題ない。これで大丈夫、とのことでしたがお客様からの質問で「HI」にするとどうなっちゃうの?というものがありました。

私もそれは気になっていたんですが、タイムラプスって時間がかかる撮影なのでどうしても失敗をしたくないんですよね。最初から失敗しそうな設定を使いたくないんですが、今日は夕方暇だったのでやってみました。

今までもベランダからのタイムラプスは何度もやっていてLOやMIDでのAE追従はしています。それぞれの設定のものをまとめてどうぞ。(タイムラプス動画の撮影データに設定値が残らないので、私の記憶でLOとMIDのものは過去動画から引っ張り出してきています。今日撮影したものは間違いなくHI設定で撮影しています。)

LO

MID

HI

以上です。

予想通りというか菅原先生のおっしゃっていたとおりで、追従性が低いLOの方が滑らかに露出追従をしてくれるのでこうした夕景などの撮影には向いています。HI設定よりはLO設定の方が安定するのは間違いありません。(HI設定だと前半途中でふわふわと露出がぶれているのがわかります。)

で、そうなると疑問になるのがAE露出追従のHIは一体どういうときに使うんでしょうね。なにも思いつかないんですが、もしかしたらあれかな。雷の撮影などで一瞬だけとんでもなく明るくなるシーンがある、という時に利用すると良いのかもしれません。

これ以外にHI設定が必要なシーンって私は思いつきませんでした。

以上、先週の宿題です。

シャッター速度を遅くしてレリーズロックをして連写することでもタイムラプス撮影はできるんですが、アプリを使うと、このAE追従をしてくれるところが便利。”α7S”などではISO感度オートに設定しておき、それで許容範囲を自分で決めることもできます。使いこなすと便利ですよ。

 

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