本日11時に発表になった新型ICレコーダー「ICD-RX650」の特別先行展示が本日よりスタートしています。

早速実機の様子を見させてもらってきました。

 

プレスリリースでは102×20×7.4mmの約29gの本体、ということが記載されていますが実際にどんなサイズ感なのかは見てみないとわからない物で、拝見してきた実機がこちらになるわけですが、なるほど、こういうサイズですか。

なんか、むかしこういうサイズのスティック状のチョコレートとかありましたね。予想以上の小ささにちょっとびっくり。スティック状というよりは薄板状というイメージです。

プレスリリースでは胸ポケットに入れたままでも電源を入れずに録音ボタンで即録音開始ということでしたが、その録音ボタンはボディサイドにあります。マイクの脇にある赤いボタンがありますが、これが録音開始・停止ボタンになります。

電源オフの状態からでもこの録音開始ボタンだけは機能しており、これを押すと即、録音が始まります。

本体を正面からみたところですが、この表示はすぐに消えます。ボタン操作をしなければディスプレイ表示はなにもありません。頭部に小さく赤いランプが見えますが、これが動作確認ランプになります。

設定により、この動作確認ランプは点灯させないことも可能。盗聴というわけではありませんが、相手に気づかれないように録音することもこれならできます。

録音開始ボタン以外は電源を入れないと機能しません。電源オフの状態で再生ボタンや早送りボタン、ボリュームをいじっても動作せず、音声を再生したいときは電源ボタンを操作して、それからの操作になります。

単なるICレコーダーなので出来ることはそれほど多くはありませんが、一応、ホーム画面もあり、これを送りボタン、戻しボタンで行き来して再生ボタンで決定してメニュー操作をします。

ウォークマン代わりに使うことも想定されていて音楽再生やポッドキャスト再生などのメニューもありました。

設定画面にあるのはこの3つだけ。メニュー構成もシンプルで、ICレコーダーを何かしら使った事がある人なら説明書なしですぐに使いこなせると思います。

3行表示の有機ELディスプレイも見やすさ抜群です。

音声は上記のMP3の他にリニアPCMでの録音が可能。MP3の48kbpsはモノラル録音で、それ以上のビットレートにするとステレオ録音ができます。この機種を実際に使った事があるわけではないのですが、私のICレコーダーの経験上ではやはりビットレートはできるだけ高いモノの方が聞き取りやすい気がします。

音楽再生をするわけではないので高音質である必要はないのでは？というところですが、聞き取りにくい声、小さい声などはやはりビットレートが高い方が判別しやすく、私がICレコーダーを使う時はなるべく高音質のモードを使っています。こもれ実際にはMP3 192kbpsで使うことになるかな？　連続録音は約15時間で、内蔵16GBメモリーへの記録は178時間分となります。

充分、充分。

さて、このモデルはUSB充電をすることになっていますが、どうやってUSB接続をするんだろう？　プレスリリースや商品ページにはその記載がなかったのでわかりませんでしたが、底面にカバー付きのマイクロUSB端子があるので、ここにケーブルを挿して充電、データ転送をすることになります。

3分充電で1時間録音の急速充電は超強い味方になりそう。私が今使っているモデルは単4電池を使うんですが、使おうとすると電池が空になってしまっているので、前日に毎回充電をしています。

3分充電で可能であれば出かける直前でもOKだし、場合によっては移動中にポータブル電源からの充電をしても良いかも。

胸ポケットに入れての利用はともかく、システム手帳に挿して持ち歩くのはちょっと大げさかな？とか商品情報サイトのイメージカットをみて思っていたんですが、実機をみると全然大げさでは無く、これは普通にありですね。

ソニーストアでは本日より先行予約販売開始で10月18日のお届け目安となっています。

 

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☆ソニープレスリリース「手軽に持ち運べる厚さ約7.4mmの薄型・軽量なスティック型デザインに、高性能マイクを内蔵ICレコーダー TXシリーズ新機種を発売」

 

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