デジタル一眼カメラ『α7S』開梱レポート

LINEで送る
Pocket

DSC00001.jpg

ソニーストアの出荷よりも1日早く、新型デジタル一眼カメラの”α7s”がショップ向けに出荷されました。早速、開梱レポートをお届けします。

 

DSC00002.jpg

さすがソニーフェア開催前ということで、先週から当店もご来店のお客様が多く、今日も午前中からお客様をお迎えしています。朝一番でこのカメラも到着していたんですが、開梱セッティングがちょっと遅くなってしまいました。

で、このカメラを持ってすぐに試し撮りに出かけたいので、今日はささっと開梱レポートだけをお届けします。

DSC00003.jpg

まずはこちらが”α7s”の同梱品になります。

DSC00005.jpg

製品版が到着するまで気がつかなかったんですが、”α7s”ってバッテリーが2個同梱になるようです。今年発売の”α5000″から同梱されるようになった軽量バッテリーが2個ついてきます。

DSC00004.jpg

本体内充電ができるACアダプターとマイクロUSBケーブルの他に、バッテリーチャージャーも付属。バッテリーとチャージャーだけで1万円分くらいになるんじゃなかったでしたっけ?

DSC00010.jpg

バッテリーチャージャーも実用的なものがついてきます。写真左はNEX-5Nに同根されていたチャージャーでやや大型のものでした。現在は旅行にも持って行きやすい小型のチャージャーになっています。

DSC00011.jpg

しかも充電状態をあらわすLEDランプも搭載されており、これでバッテリーの充電の様子が見た目にわかります。ちなみに付属のバッテリーはからからでした。いつもですと半分くらいは充電されているのに、空のままになっているのは珍しいかな。

DSC00006.jpg

見慣れないこちらのパーツは「ケーブルプロテクター」というもので、これも初めてみました。

DSC00007.jpg

HDMIケーブルを接続したままで撮影する場合にHDMIケーブルが抜けるのを防ぐために使用するそうです。

本体の端子フラップを開いたままにして、そこにプロテクターのロック部分を挟みます。

DSC00008.jpg

これを固定してそこにケーブルを挿して使います。HDMIケーブルを接続するときは、先にケーブルを装着したままでプロテクターをつけるそうです。

4K動画を撮影するための映像信号の出力をHDMIケーブルから行うわけですが、さすが業務用途での利用を前提にしている機種だけにこういう特殊なアクセサリーが考えられるんですね。

DSC00009.jpg

ストラップは普通の”α7″のもの。”α7s”専用の特殊なストラップではありませんでした。

DSC00012.jpg

α7sはレンズキットなどの製品の用意はなく、ボディ単体でのみ販売されています。別途レンズを用意して、レンズを装着してから撮影することになります。

DSC00013.jpg

電源を投入すると最初に日時設定、エリア設定を行います。その後、初回起動したときの画面がこちらです。フォーカスエリアが最初からスポットAFになっているって、珍しいかも。

DSC00014.jpg

ISO409600の高感度センサーを搭載していますが解像度は1200万画素。画像サイズは5.1M、3.0Mとの3サイズになります。

そういえば、このカメラはフルサイズセンサーです。APS-C専用レンズを装着した場合ってどうなっちゃうんでしょう?

DSC00015.jpg

ということで、早速試してみました。

DSC00016.jpg

なるほど、APS-Cレンズを装着すると5.1Mが最高サイズ。Sサイズでは1.3Mセンサーになってしまうようです。4Kテレビで必要な画素数が800万画素なので、4Kテレビで見るのならAPS-Cレンズの使用はあまり考えない方がよいかも。

DSC00017.jpg

ISO感度AUTOは初期設定では100~12800になっています。

DSC00018.jpg

これを上限409600まで変更してAUTOのままで使うことができます。拡張ISO設定とかではなく、その気になればISO409600を常用で使うことができるところがすごい。

で、ISO409600とかの超高感度撮影ができるところもすごいんですが、じつは高感度撮影ができるだけではなく、AF性能も暗所での利用が得意になっているんです。

通常のカメラで0EVくらいまでと言われていて、0EVというとろうそくで照らされる室内の明るさくらいなんだそうです。”α7s”は-4EVまでAFが利用可能。-2EVで満月のときの月明かりくらい。-4EVは月が欠けていて、さらに薄曇りくらいの明るさなんだそうです。

ほとんど光がない様な状況でもAFを利用することができるということです。

DSC00019.jpg

ということで、それをデモすることができるようにこんな展示キットも到着しています。

DSC00020.jpg

黒い筒がありそのそこのところに被写体があります。特に種も仕掛けもなくブラックボックスというか、暗さを再現するための箱になっていて特殊塗料を使っているとか言うこともありません。

DSC00021.jpg

これは”α77″でISO1600にして撮影したところ。シャッ
ター速度は5秒でした。ま、それくらいの暗さということになります。

DSC00022.jpg

“α7s”ではこれをAF補助光「切」にしてもAFが合うんです。箱の中、ほとんど真っ暗。

DSC00024.jpg

ISO409600でシャッター速度1/50秒 F4.0でした。ISO409600まで行くとさすがにノイジーになりますが、シャッター速度5秒でなにが映っているのかわからない状態よりは全然マシ。

うわー、これ、こういう実験環境ではなくて早く本番で使ってみたーい!

DSC00023.jpg

ということで、早速、このカメラとレンズを持って出かけてきます。今日は早退させていただきます。

DSC00025.jpg

目的地はお得意の高尾山です。ムササビが見られるそうですので、ムササビ撮影に挑戦してきます。

ぶっつけ本番なのでムササビを見つけることができるかどうかもわからないんですが、上手く撮れたら明日のblog記事は”α7s”特集です。

今から高尾山に出かけて。。。予定では昨日アップデートしたアクションカムも持って行ってストリーミング中継もしてみたいと思います。今日の19時頃からこちらのUstreamチャンネルで中継します。ご興味ある方は是非おつきあいくださいませ。

ムササビ、見つけられなかったらごめんなさい。

 

DSC00001.jpg
★ソニーストア デジタル一眼カメラ”α7s”のご案内はこちらから

☆当店blog 14.5.25「デジタル一眼“α7S”イベント展示レポート」
☆当店blog 14.5.16「ISO409600の超高感度”α7s”発表」

☆当店blog 14.1.22「α7Rで撮る『三十槌の氷柱(みそつちのつらら)』」
☆当店blog 13.12.3「デジタル一眼カメラ『α7』『α7R』比較研究」
※α7本体を短期間だけですが使うことができました。当店店頭で比較のために使っていた写真作例を公開

☆当店blog 13.11.29「“α”レンズがお得に購入できる『αフォトライフサポート』」

☆当店blog 13.11.19「α7シリーズ スペシャルカタログの話」

☆当店blog 13.10.26「小澤忠恭氏の“α7”トークショーがYoutubeで公開」
☆当店blog 13.10.20「映像作家・貫井氏が登壇 特別体験会2日目レポート」
☆当店blog 13.10.19「New α 始動 特別体験会 イベントレポート」

☆当店blog 13.10.18「新型“α7”シリーズ 商品コンセプトの話」
※たまたま銀座ソニービルショールームで商品担当の方からお話を聞いたインタビューレポートです。必見です!

☆当店blog 13.10.17「α7R、α7 銀座ソニービルショールーム展示レポート」
☆当店blog 13.10.16「誰も作らなかったカメラ、フルサイズミラーレス『α7』シリーズ発表&発売」

 

468_60.gif
★ソニーストアのご利用はこちらから

SonyBankWallet.jpg
☆ソニー銀行『Sony Bank WALLET』のご案内はこちらから

LINEで送る
Pocket