サイバーショット『DSC-RX100M3』イベント展示レポート

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先にショールームでの展示レポートで一度実機の様子をお伝えしているのですが、今回はその補足レポートです。

コメント欄やTwitter、skypeなどでお問い合わせをいただいている件について補足ポイントを追記したいと思います。

 

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ところで発表&発売開始から1週間経ちますが、当店のオーダーを見るとRX100M3、α77 II、α7Sという順のオーダー数になっています。α体験会の様子を見るとα77 IIがイチオシでα7sも推し推し、RX100M3はついでで、という雰囲気。会場のお客さんの雰囲気を見ていると一番興味がありそうなのはα7sで、それとα77 II、RX100M3が目的の方がそれぞれいらっしゃるという感じ。

うまいこと、3機種にバランスが分かれているなぁ、と感心していました。まぁ、私も今回はα7sが体験イベントでしか触ることができず、ショールームではまたしばらく見ることができなくなると聞いていたのでα7sにかじりついている時間が一番多かったと言えば多かったんですが。(^^)

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さて、DSC-RX100M3の実機レポートは先にお届けしているので基本的な事はそちらの記事でご覧いただくとして、そのときにチェックしていなかった機能を見てきました。

まずはNDフィルタです。

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サイバーショットDSC-RX10にも搭載されていますが、明るさを1/8にする減光フィルターが内蔵されており、自分でオンオフできるのとオートで使うこともできます。

写真を撮るときに有利な光の量をわざわざ自分から減らす事ってあるの?というところですが、意外とあります。特に。こういうレンズがF1.8とかの明るいレンズの場合は。

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背景ぼかしをしようと絞り開放で撮っているときって、光の量を最大限取り込める状態になるので必然的にシャッター速度が速くなります。あまりにも明るいシーンだとシャッタースピード最高速度でも追いつかず、シャッタースピード表示が点滅して光量がオーバーしていることを教えてくれるんですが、気づかずにシャッターを切ると白飛びした映像になったりするんです。

明るい日中に絞り数値の小さいレンズを持ち歩いていると誰でもそれをやってしまうはず。

DSC-RX100M3では、NDフィルタが自動で使われるようになっているのでそういうシーンでも自動でシャッタースピードを1/8にすべくNDフィルターがオートで使われるとのこと。f1.8~f2.8のレンズを搭載したRX100M3ならではの機能です。

これの紹介を忘れていました。

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そして、こちらは先代のDSC-RX100M2との比較です。アクセサリーの話などでレンズの外径が違うという説明をしていましたが、会場で実際にRX100M2とRX100M3を並べて比較することができました。

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写真の左がRX100M2で右がRX100M3です。ボディサイズは前面からみると数値は一緒。見比べてみるとレンズの径が小さいのはRX100M3の方でした。

それと写真上はRX100M2で下がRX100M3です。レンズの位置を比べてみるとRX100M3はややセンターにレンズ位置がずれているのもわかります。

DSC00009.jpg←M2

DSC00008.jpg←M3

これによりアタッチメントグリップなどでRX100M2用のモノがRX100M3には装着できず、新型のアタッチメントグリップはRX100M3でもRX100M2でも装着ができる、という事態が起こっているわけです。

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写真はRX100M2に装着した「AG-R1」ですが、確かにギリギリのサイズで作ってありますよね。

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ジャケットケースも同様でレンズ位置が変わったためジャケットのレンズの切り欠きのサイズと位置を見直しているそうです。新型ジャケットだとRX100M2でもRX100M3でも見た目に大体センターくらいに位置するようにデザインされているとのこと。

先代のジャケットケースがRX100M3に装着できるかどうかは実際に試していませんが、それほど位置が大きく変わっているものではないので、もしかすると装着して私用することはできるかも。メーカーの対応表には×がつくことは間違いありませんが、自己責任で使い回す分には問題はありません。

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あとはフィルターアタッチメントなんですが、レンズの外径はRX100M3の方が小さくなっているモノの見ての通りレンズの前玉は大口径化しています。このままだとケラレが出て使えなくなるのは間違いありません。

NDフィルターは内蔵されたので良いとしても。円偏光フィルターを使いたい、と言う方は自作してフィルターアタッチメントを装着するか、あとはそこまで意地にならないでNEX-5Rアタリを使うか、ってところですね。

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以上、追記レポートでした。

来週末には出荷が始まりますが、はやくこれ持ってどこかに行ってみたいですね。

絞り開放でテレ側F2.8のグルメ写真も撮ってみたし、Camera Appsを使ったタイムラプス撮影もしてみたいし、ピクチャーエフェクトを使ってちまちまと映像を作り込みながら写真を撮ってみたいし。

次のレポートは製品の開梱レポートになると思います。

 

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デジタルスチルカメラ
DSC-RX100M3
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発売日 2014年5月30日 メーカー商品情報ページこちら
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