4K試験放送が6月2日から開始！
インプレスさんのAV Watch記事によると、いよいよ4K試験放送の具体的な放送開始日が決まったとのことです。
6月2日から放送開始とのことで、なんとブラジルワールドカップに間に合うタイミングでスタートするみたですよ。
さて、ここでちょっと昨年から事情が変わってきた話をしたいと思うんですが、昨年は「HDMI 2.0」という端子の規格が策定されて、これを使わないと4K映像が60pで見られない、ということになっていました。2013年発売の4KブラビアX9200AやX8500AについてはHDMI 2.0に対応しておりこれは問題ないんですが、その前に登場したソニーの4K対応テレビ1号機の「KD-84X9000」に関してはHDMI 2.0が策定される前に登場したモデルと言うこともあり、このモデルに関しては基板交換で対応することが発表されています。
その後、今度は放送とインターネットを介しての著作権保護をした映像信号にはHDCP 2.2というのが採用されることが決定しています。
今回の試験放送については衛星放送のスカパーCS放送を使っての試験放送とのこと。そしてコーデックには著作権保護技術としてはHDCP 2.2が採用されることになっているそうです。
HDCP 2.2についてですがブラビアの場合、2013年モデルはどれも非対応。X9200A、X8500Aは現時点では対応できないそうなんですが、こちらはメーカーさんの方で基板交換などでの対応を現時点では予定しているそうです。（有償になるか無償になるかはまだ検討中）
2014年モデルの今度発売されるブラビアに関してはHDCP 2.2対応になっているので、こういう問題はないそうです。
で、インプレスさんの記事にもありますが、ここからあまり日がありません。6月2日から放送開始になりますが、それまでにセットトップボックス・・・要するに4K受信用のCSチューナーが必要になるんですが、それが用意できるのかどうかが微妙。
仮にそれが用意されるようになったとして、現実的に間に合いそうなのは2014年発売の新型4Kブラビアのみ、ということになりそうですね。（この時点でまだX9200A、X8500Aの基板交換サービスとか発表できないでしょうし。）
さて、サッカーワールドカップですが、やはり一番みたいのは日本戦ですよね。すでに試合予定は発表になっていて、一番早い試合がコートジボワール戦で6月15日です。
試験放送が6月2日から始まって、セットトップボックスが発売になって、それを4Kブラビアにつなげば。。。生の4K放送で試合を観戦できる可能性がでてきましたね。
ちなみに2014年モデルの4Kブラビアですが、発売日は5月24日からです。
確実に日本戦が4Kで見られるかどうかは、「4Kチューナーがそれまでに発売になる」「4K試験放送で日本戦が放送される」「それまでに2014年モデルの4Kブラビアが自宅に設置される」という条件をクリアしないといけませんが、もしかするともしかするかも。
ものすごく日程がタイトなので、狙っている方はこれからは情報収集をしていかないといけませんね。当店も可能であれば店頭で4K映像を体験できるようにすべく、がんばってみたいと思います。
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