ハイブリッド型インナータイプヘッドホン『XBA-H』シリーズを発表

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ハイブリッド自動車を始め「ハイブリッド」が大流行の昨今ですが、なんとヘッドホンにもハイブリッドタイプのものが登場しました。

ソニーの新しい音、2011年に登場したバランスド・アーマチュア型とダイナミック型を組み合わせたハイブリッドドライバーユニットを搭載した密閉型インナーイヤータイプのヘッドホン「XBA-H」シリーズが発表になりました。

 

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従来のXBAシリーズはバランスド・アーマチュアユニットを複数搭載しており、ユニットをひとつだけ搭載したXBA-10からユニットを4つ搭載したXBA-40までシリーズ展開。店頭では「一発搭載」とか「4発搭載」とか呼んでいました。

スピーカーユニットと一緒でミドルレンジだけのものから、トゥイーター、ミドル、ウーファー、スーパーウーファーという4つの役割を持たせたユニット搭載までのシリーズになっています。2011年に初登場して2012年はキープコンセプトでモデルチェンジ。販売店のデータベース情報ではこれらのモデルがすでに生産終了予定製品になっているマークがついていたんですが、後継モデルの欄に「終了」という言葉が入っていました。

通常、後継モデルがある際は「未定」とか「予定あり」みたいなことが書かれているんですが、終了という言葉が入っているとそれはシリーズの終了を意味します。

これだけ好調に売れているバランスド・アーマチュアヘッドホンシリーズが終了してしまうとは考えづらかったのですが、なるほど、こういうことだったのか、と、膝をたたいてしまいました。

新しいシリーズとしてハイブリッドドライバーユニットを搭載です。

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中域~低域の音を従来のダイナミックドライバーに受け持たせて、バランスド・アーマチュアドライバーが得意な音の立ち上がり、解像感を利用して高域を中心にバランスド・アーマチュアが担当。

なるほど、これは効果が高そうです。

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最上位モデルになるXBA-H3ではさらにバランスド・アーマチュアユニットを2発搭載してミドルレンジとトゥイーターに振り分ける3ウェイドライバーユニット構成に。

しかもダイナミックドライバーなんですが、ソニーヘッドホンの最上位モデルにしか使われていない液晶ポリマーフィルムが素材として採用されています。なんかやれることを全部やってきたインナーイヤーレシーバーという感じです。

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これによりソニーのインナーイヤーヘッドホンとしては初めて5Hz~40kHzという広音域を実現しているとのこと。

ハイレゾ音源対応のインナーイヤーヘッドホンが誕生したそうです。

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仕様を詳しく見ているとイヤーピース内部に発泡クッション材料を使用したシリコンフォームイヤーピースも登場。従来のノイズアイソレーションイヤーピースとの違いが気になります。

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ハイレゾ対応になっているのは最上位機種のXBA-H3のみとなり、XBA-H2、XBA-H1は25kHzまでの再生周波数帯域となるそうです。

ハイレゾ音源を持ち歩く出力機がないとXBA-H3も宝の持ち腐れになってしまうんですが。。。ここまでハイレゾ音源対応のヘッドホンが揃ってきているんです。DSD再生、もしくはFLACやPCMでのハイレゾ音源再生をするウォークマンも当然出てくるんでしょうねぇ。(まだ販売店にはそんな話は来ていませんので私の個人的な予想です。深読みしないでください。また、メーカーさんにこの件でお問い合わせされたりしないようお願いします。)

ハイブリッドタイプの密閉型インナーイヤーレシーバーも10月1日よりおソニーストアにて先行予約販売開始予定です。メール登録は忘れずに!

 

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★ソニーストア 密閉型インナーイヤーレシーバー「XBA-H3」のメール登録はこちらから

※HDトゥイーターも搭載した3ウェイユニットのハイブリットレシーバー。ハイレゾ対応はこのモデルだけ

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★ソニーストア 密閉型インナーイヤーレシーバー「XBA-H2」のメール登録はこちらから

※ダイナミックドライバーには液晶ポリマーフィルムを採用したハイクオリティモデル。

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★ソニーストア 密閉型インナーイヤーレシーバー「XBA-H1」のメール登録はこちらから

 

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