ソニー初の民生用4Kハンディカム『FDR-AX1』発表＆発売
今日はIFAという海外でのイベントもあり海外向けのソニーの新製品が一挙に発表になっているのと、日本国内向けにもプレスリリースがいっぺんに行われていて、この秋の新製品が1日で全部登場してしまった感じになっています。
今日は1日かけてそれらの新製品の紹介をしていきたいのですが、まずはこれ。
もう登場したのか！という感じがしますが、4Kハンディカムの1号機「FDR-AX1」の登場です。すでにソニーストアで先行予約販売も開始しています。
まだあまり「4K」という言葉も浸透していないというか、絶賛、アピール中なんですが当店blogをチェックされている方でしたらおわかりですよね。ハイビジョン映像の4倍の解像度になる次世代の映像フォーマットになります。
ハイビジョンが1920×1080ドットの画素数で巣が、4Kでは3840×2160になります。4Kの「K」というのはキロという意味です。1000mを1kmというのと同じように横方向の解像度が約4000ドットになることから4Kと表示されています。なのでハイビジョンの1920ドットは約2000ドットになるので2Kと区別して呼ばれることもあります。
その4K映像の撮影に対応するのが「FDR-AX1」です。まだ4K放送も始まっていないのに今回は先にハンディカムが登場。
ハイビジョンの時は2000年12月にBSデジタル放送でまずは放送があって、その後、2004年9月にHDR-FX1が発表、普及モデルになるHDR-HC1は翌年2005年9月の発表でした。
今回はHDR-FX1にあたるモデルの登場ということになります。
記録フォーマットは「XAVC S」という新しいフォーマットになります。プロ用に開発されたXAVCフォーマットの民生向けフォーマットになるとのこと。
ビットレートがたまげるのですが最低で60Mbpsとのこと。ハイビジョンの場合は地上デジタルで17Mbps、BSデジタルで24Mbpsとなっており、AVCHDでも60Pでの28Mbpsが最高ビットレートになるんですが、それをはるかに上回るデータ量での記録になります。さすが4K。
ちなみにFDR-AX1では下位フォーマットになるAVCHDでの撮影は当初対応できないようで、2014年夏のアップデートでAVCHDへ対応するそうです。その際は50Mbpsという高ビットレートでの撮影に対応するそうなので、それまでにまたなにかしら新しい規格の何かが出てくるみたいですね。
記録メディアにはXQDカードを利用するそうです。ソニー製のメモリーカードとして発売されて居ましたがこれを利用するソニー製品がついに登場したことになります。
XAVC S 3840×2160 30p/24p 60Mbps 64GB使用時で125分の記録が可能とのことなので、最高ビットレートの150Mbpsで撮影すると約50分ほどの撮影となるんでしょうか。32GBのカードだとたった25分の撮影。
4Kってやっぱりすごいですね。
オーディオ端子にはXLR端子を2つ採用。プロユースでの利用を想定しているかのようです。
同梱品として4K映像の編集用ソフトに「VEGAS Pro 12 EDIT」の無料クーポンが付属するとのこと。オンライン購入で39,000円の編集ソフトがついてきます。
そうか、このソフトが4K対応しているのか。。。個人的な興味ではありますが、このソフトとNEX-5RのCamera Apps「タイムラプス」の写真データがあれば4K映像のタイムラプス動画が編集できるのかな！？
ソニーストアでは本日より先行予約販売を開始しています。11月8日発売予定で価格は449,800円です。
まだ価格が価格ですので爆発ヒットになるモデルではありませんが、当然、生産台数もすくないでしょうね。あっという間に完売する可能性もありますので、お待ちになっていた方は今すぐ！
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