銀座ソニービルショールーム『DSC-RX10M3』展示レポート

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こんにちは、店員佐藤です。

本日発表のサイバーショット「DSC-RX10M3」も今日から銀座ソニービルショールームで展示スタートしています。

こちらも早速、触らせていただいてきました。

 

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展示は2.5Fのサイバーショット・ハンディカムフロアです。ここのフロアのアリーナというか一番良い場所にいつも新製品が展示されています。

展示機は1台のみ。F2.8通しの24-200mmレンズ搭載「DSC-RX10M2」もすぐ近くに展示があるので比較するのにちょうど良さそうです。

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展示モデルのワイヤーをちょっとだけ伸ばして、RX10M2とサイズ比較。写真左がRX10M3で写真右がRX10M2です。

重量は300g違うのとレンズ径が一回り大きくなっているのですが、デザインがそっくりなもので、こうして並べて見てみても違いがわかりにくいですね。

よく見ると右肩の上面液晶部分のボタンが増えていたりしてボディは共通ではなく、別物になっていることがわかります。

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サイズ感がわかるようにあえて、RX100M4と並べて見てみます。↑こちらがRX10M2です。

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こちらがRX10M3です。こうして見ると全体が一皮大きくなっている感じがわかるでしょうか?

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メモリースロットに留め具はないのですが、こちらのモデルはまだ最終仕様ではないため、撮影データの持ち帰りはお断りするそうです。展示モデルにメモリーカードが入っていないのでハイフレームレート撮影の試し撮り再生などもできません。

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電源を入れるとにょきっとレンズが伸びます。広角側の24mmでこのサイズ。電源をオフにするとレンズは完全に収納されますが、撮影時に完全収納になることはありません。持ち歩き時には折りたたまれていて撮影時に伸長するというのは、ネイチャー撮影などで機材をコンパクトにして運びたい、という欲求からは非常にありがたい仕様。

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テレ側いっぱいの600mmにするとここまでレンズは伸びます。なるほど、これはすごいサイズ、というか、そうですよね、600mmの超望遠レンズなんですからこれくらいの長さが本来は必要なんです。半分くらいのサイズに小さくして持ち運べると考えると多少ボディが大きくなったくらい。。。

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なお、ズームはデジタル一眼”α”のズームレンズみたいにリングの操作とリニアではありません。電動ズームになっていてズームリングを回しても電動で動作します。

シャッターボタンのところにもズームレバーがあり、動画撮影時のズーム操作などはこれを利用すると安定して撮れそうです。

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さて、作例の持ち帰りができないのでメニューなどの操作画面をチェック。

デジタル一眼カメラの”α6300″では、スポットフォーカスを撮影時に常時動かすことができるようになりました。今や”α”と共通のUIになっているサイバーショットRXシリーズですので、世代的に一番新しい機能としてRX10M3にも搭載されているかな?と、思って試してみましたが、それは搭載されていないようです。

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昨年発売の”α7R2″や”α7S2″で実現したRAW撮影時の非圧縮記録なども項目はなし。あれはやっぱり40万円級モデルだけの特権みたいです。

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この「ズームアシスト範囲」というのははじめてみました。これ、なんの設定をするものなのか分からずに帰ってきたんですが、後で調べてみたところ、ピント拡大をしているときの拡大エリアを表示する部分の範囲表示を変更するものだそうです。

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これも私ははじめて見た機能。ピント拡大の初期倍率でDMFなどピント拡大をするときの設定を変更できるみたいです。ここでは「x1」と「x5.3」が選べる様になっています。

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他にもズームスピードの設定ができたり。。。

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レンズリングの位置の設定や操作方向についてもカスタマイズが可能。

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「リングのズーム機能」というのはRX100シリーズにもあり「ステップ」にすると24mm、35mm、50mm、85mmという一眼カメラでよくありがちな単焦点レンズの焦点距離にすっと動いてくれるモード。スタンダードは無限段でマニュアル風に使えます。

いざ使ってみると24-600mmという25倍ものズーム域があるためスタンダードではかなりかったるい感じになります。ワイドからテレ端までガンガン使う!という方はクイックにすべしです。

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「HFR」はハイフレームレート撮影のこと。昨年夏発売のRX100M4とRX10M2から搭載された新機能ですが、RX10M3にも搭載されています。通常は1秒間に30コマの動画を撮影しますがハイフレームレートでは1秒間に240コマ、480コマ、960コマでの撮影を行います。

センサーの読み出しをそれだけ超高速に行うためセンサーを読み出す範囲を制限します。240コマ撮影時のワイド端が上記の画角になります。

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960fpsに設定するとやや画角が狭まります。これはこういうものなんです。

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こちらは25倍ズーム600mm相当にしたときの240fpsの画角です

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960fpsではさらに画角が狭まりこれくらいのサイズになります。

しかし600mmの超望遠でハイフレームレートが使えるのはすごいなぁ。野鳥撮影の超強力な武器になりそうです。

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超スローモーションでの撮影になるため多少手振れしていても、その動き自体が超ゆっくりになるため全然、手振れは気にならなくなります。なので600mmの超望遠で動画撮影なんてできるの!?という心配はまったく必要なし。

ちなみに手振れ補正もこのカメラはかなり強力に使えます。

600mmの超望遠に加えて、ハイフレームレート撮影、4K動画撮影ができるカメラが166,880円ってすごい安く感じます。

これがあればレンズを買い足す必要もないし、屋外でレンズ交換をする必要もないし、単体でこれ1台あればなんでも撮れるんです。うーん、いいなぁ、これ。

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ジャケットケース「LCJ-RXJ」も一緒に展示されています。こうしてケースを外から見るとかなりでかいカメラって思えますが、”α”をケースに入れてもこれくらいのサイズにはなりますからね。

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使い方としてはこうして背中側を開いて、そこに頭からカメラを入れて、マグネット付きのフラップで閉じる、ということをします。

メーカー純正の専用ケースだけにピッタリ収まるし、他にこれに合いそうなサイズのケースを見つけるのも難しそうだし、これは一緒に購入しておいた方が良いんでしょうね。

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以上「DSC-RX10M3」の展示モデルのレポートでした。撮影データの持ち帰りはできませんが、これだけレンズ操作についての新機能が搭載されています。

発売日までは展示されている場所が銀座ソニービルショールームとソニーストア直営店のみとなります。銀座までお越しいただいて試す価値ありですよ。

 

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