リアプロテレビ、色再現性の良さの秘密

LINEで送る
Pocket


この週末はスゴ録に録り貯めておいた、デジタルWOWOWの映画番組とかも楽しませてもらいました。楽しみにしていたウィル・スミス主演「バッドボーイズ 2バッド」なんて観てみたんですが、ちょっと、この映画を観ながらリアプロのうんちくなどを説明してみたいと思います。





ソニーさんの説明ページでは「プラズマ方式」とリアプロで採用している「3LCD方式」の違いとなっていますが、ブラウン管も液晶テレビも基本的に方法はプラズマテレビと一緒。


プラズマもブラウン管も液晶テレビも光の3原色であるRGB(赤・緑・青)で色を再現します。テレビの表面を観ると、この3色の小さな粒がいっぱい並んでいるのを観たことは誰でもありますよね? この3色が混ざり合って色が表現されているってのは理屈ではわかっていても、なんか不思議な感じですよね。



で、プロジェクションテレビというかソニーのBRAVIA Eシリーズでは3LCD方式というのを採用しています。写真がその光学エンジン部分になるんですが、仕組みとしては白色のランプを一度RGBの3色に分離させて、それぞれを液晶パネルを透過させることで、映像を作ります。


3色バラバラに作り出した色をまた、この光学エンジンの中で混ぜ合わせて、そこからスクリーンに投射しますので、実はプラズマ方式などの様に、スクリーン表面にRGBの3原色が見えない仕組みになっています。


これがプロジェクションテレビの最大の特長。色の粒が最初から混ぜ合わせた色になっているってことですね。



で、私の様な素人が見ても、一番わかるのがこの字幕だったりします。


 


これは我が家にきている「KDF-50E1000」で投影している字幕部分を拡大したところ。別に変なこともなく、自然じゃん!って思いますでしょ?


そう、これが普通の字幕の見え方のはずなんですよ。



で、比較のために、次はブラウン管テレビでの字幕をよく見てみると。。。


 


ちょっと、解像度が低くなるのでわかりにくいかもしれませんが、こうやって寄ってしまうと、縦筋でRGBの3原色が見えてしまうのと、右の写真の縁を見てください。字幕の縁が左上に赤っぽく、右下に青っぽく見えるんです。別にこれ、ブラウン管テレビの調子が悪いわけでもなく、RGBが並んでしまっているための弊害というか、こういう色ずれみたいのか、どうやら起こってしまうみたいなんです。


普段は、気にせずにみているんですが、一度、これが完全に解決してしまっているテレビを見てしまうと気になって、気になって。。。


 


 


一番、わかりやすいのはこういう字幕部分なんでしょうけど、自宅で実機を長時間見させてもらっていると、映像的にも違いを感じ始めます。


「30DAYS ENJOY PROJECT」が始まってから、ずーっと私が奥行き感とか立体感がバツグン!とか言っていましたが、結局、私が分析するに、ピントが合っていないぼけている部分の表現が3LCD方式だとリアルに感じられるんでしょうね。


ブラウン管方式、プラズマ方式と比べると、リアプロの映像はピントが合っているところ、ピントがずれているところとがはっきりと違いを感じられて、それで映像に奥行きを感じる気がします。今、ブラウン管と見比べてみると、ブラウン管の映像ではピントが合っている範囲がとても多く、リアプロだと、撮影時にカメラがどこにピントを合わせているのかが、非常にわかりやすく思えます。


 


社内でも「大蔵んちにリアプロ来てるんだろ? 実際のところどう?」なんて聞かれたりしていますが、マジメに良いですよ! リアプロ!!


ちなみに欠点はないのか?って話も聞かれるんですが、私が感じる欠点は、やはり「視野角」の狭さと、あと起動の遅さ。これらの欠点については、また別のエントリーで説明したいと思いますが、これらの欠点を合わせて考えても、この3LCD方式の映像の質感の良さの方が際だって良い!と思えます。


 


ソニースタイルではスターチャンネルとのコラボレーションで、またまたスゴイキャンペーンが始まったみたいですが、これを機会にリアプロのBRAVIA Eシリーズ、検討されてみてはいかがですか!?


ハイビジョン応援キャンペーン実施中!


Sony Panel BRAVIA ブラビアEシリーズ

LINEで送る
Pocket