デジタル一眼『α700』の話

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販売店とは言え、α製品に関しては当店はまったく情報網がないもので、先ほどプレスリリースされてから、各種資料を、ユーザーさんと同じ立場でじっくりと読ませていただきました。


デジタル一眼レフカメラを触り始めて、ちょうど1年経ったところ。まだまだ初心者カメラマンの私なんですが、私の目から見たα700の話しをちょこちょこっとしてみたいと思います。





ちなみに、これらの写真ですが、これは3月22日にフォトイメージングエキスポで私が撮影してきた写真です。この時は2007年内には上級機、中級機のどちらかが発売される予定、となっていました。本日発表になったα700の製品ページと見比べてみると、ボディのデザインはほぼ一緒。なるほど、ここまで完成しているモデルをあのとき展示していたんだなぁ。。。なんて、思ったりしています。


ということで、まずは、個人的にもα100からどこがどうスゴくなっているのか、私が気になるところだけピックアップしてみたのが下記の表。






















































  α700 α100
映像素子有効画素数 1220万画素 1020万画素
撮像感度 AUTOISO100-3200
6400まで拡張可能)
AUTO1002004008001600 相当
最大記録フォーマット 324272×2848L 3872×2592L))
16:94272×2400L
RAW4288×2856
液晶モニター 3.0型、921,000ドット 2.5230,400ドット
シャッター速度範囲 1/8000-30秒、バルブ 1/4000 30 秒、バルブ
ファインダー倍率 0.9倍(50mmレンズ、無限遠時) 0.83倍(50mm レンズ、無限遠時)
連続撮影フレームレート 最高約5コマ/ 最高約3コマ/
撮影可能コマ数(CIPA規格準拠、内蔵フラッシュ使用率50%) 650コマ 750コマ
きさ 141.7×104.8×79.7mm 133.1×94.7×71.3mm
質量(電池、記録メディアなど、付属品含まず) 690g 545g


素人並に、気になるポイントを比較するとこんな感じになりました。他にも記録メディアとして、α100ではメモリースティックDuo対応と言いつつもアダプターが必要だったモノが、直接させるようにメモリースティックDuoスロットが搭載されていたり、ちょっと嬉しい機能が搭載されています。



なんかα100が突然、ソニースタイルで一部モデルで販売終了になるなどして、ちょっと間違えやすいんですがα700はα100の後継モデルではなく、上位機種という位置づけになっていて、撮影画素数なども有効1020万画素から1220万画素に向上していたり、連続撮影フレームレートも秒5コマ、シャッター速度も1/8000まで対応、ISO感度も6400まで使えるようになるなど、各部で性能アップしています。



他にもカタログデータにはありませんが、製品ページを見ると各部のチューニングも施されているようで、おなじみのどのレンズを使っても全部手ブレ補正にしてくれる「ボディ内手ブレ補正」がα100では最大約3.5段分だったものが、α700では最大4段分に上方修正。



また、カメラ雑誌を読むと、α100はAF(オートフォーカス)性能がイマイチ、なんて評されていることがあり、私なんかはα100しか使っていないので比較のしようがなく、こんなもの何じゃないの?とか思っていたりするんですが、AFセンサーがα100の中央クロス9エリア8ラインからα700で中央デュアルクロス11エリア11ラインになるなど、なんのこっちゃわからないんですが、より高性能化されているみたいです。



それとα700ではグリップセンサーも装備。グリップを握ってファインダーをのぞき込むとその時点でフォーカスを合わせに行くそうです。


α100にもアイセンサーが付いていましたがグリップセンサーがないため、カメラを構えず、ストラップで首からぶら下げている状態でもセンサーが働き、電源を入れていると常にフォーカスを合わせ続けてしまう現象があります。


別に誤作動というわけではありませんが、このオートフォーカスさえ働かなければ、αって電源を入れていてもほとんど電力を消費しないと聞いていますので、このグリップセンサーが搭載されることで、バッテリーの保ちはかなり良くなるのかも。(いつも電源を切り忘れる私の場合。)


 



それと、背面の液晶ディスプレイもα100の2.5型23万画素から、3.0型92万画素に大幅パワーアップ。3型液晶って、サイバーショットT100と同じ大きさですよ!? この大型液晶モニターの搭載のおかげでプレビュー写真が相当綺麗に見られるようになるのと。。。



インフォメーション表示もこんなに細かく出るようになるみたいです。サイバーショットしか使ったことがない人がこれを見たら「うわぁ、これは見づらそう!」とか思うかもしれませんけど、α100をいじっていると、知りたい情報がどこに表示されているのか覚えていて、これらの表示を全部見ているわけではないことを知っています。


なので、こういうところも「中級機」と呼ばれるゆえんなのか、エントリーモデルで一度、デジタル一眼の操作感を覚えてからステップアップすると、こういうのも苦にならないんだろうなぁ、と思える自分がいたりします。(^_^;) いちいち表示を切り替えなくてもすぐに情報確認ができるなら、こういう方が便利に思えるんですよね。 


 



それと、これも中級機らしいオプションと思えるんですが縦位置グリップ「VG-C70AM」というのが発表になりました。縦位置撮影の際も通常と変わらないホールディング、操作性を実現するってことで、これ、なんかついているとプロっぽいし使ってみたかったんですよねぇ。


専用バッテリーNP-FM500Hが2個まで装備できる上、このバッテリーも1本使い終わってから、次の1本と、順次使ってくる仕組みになっているそうです。バッテリーを半分しか使っていないなら充電は2本ではなく1本で済むわけです。大量に写真を撮影するならこれも便利かも!


そういえばバッテリーの「NP-FM500H」なんですが、これはα100で使っていた「NP-FM55H」の後継バッテリーになるのかな? 製品ページをみるとNP-FM55Hがディスコン(生産終了)マークがついているので、おそらく、α100も今後はNP-FM500Hを使ってください、となるんだと思います。(販売店データベースにまだNP-FM500Hの記載がないので未確認情報です。)


なお、α700では「NP-FM55H」は使えないそうですので要注意です。


 



あとは、ソニースタイルさんの販売ページを見ていくと、すでに価格掲載があります。ボディのみで178,000円。16-105mmズームレンズキットで228,000円。そして限定1000台のカールツァイスレンズキットが268,000円。


うわぁ、この限定1000台って言葉に、私は弱いんですよねぇ。カールツァイスのバリオゾナーが別売りで93,555円で、α700のボディが178,000円ですからお得なのはたったの3,555円とはいえ、せっかくボディを買い替えるなら、ズームレンズも一番良いヤツが欲しいですもんねぇ。でも、うーん、いっぺんに買うと威力があるなぁ。


で、これが手に入ればα100はとりあえず、必要なくなるわけで、これを下取りにだせないかなぁ。。。と、思ったらありました。


ソニースタイルさんの下取りサービスでデジタルリユースさんに出すと、今日、9/6時点の買取上限金額で。。。


■DSLR-A100(ボディのみ) 43,000円
■DSLR-A100K(標準ズームキット) 55,000円
■DSLR-A100W(Wズームキット) 63,000円
■DSLR-A100H(高倍率ズームキット) 69,000円


おお! 結構、高額で買い取ってくれるんですねぇ!! 振り返ってみれば、この1年で完全に元が取れるくらい使っていて(だって、尾瀬に行ってるし、富士山に行ってるし、高尾山には何回行っているかわからないし、駅からハイキングも3回行ってるし、新東京タワーにも行ってるし、八丈島にも行ってるし、とにかく撮影しまくっていますから。私は。)、それをこんなに高く買い取ってくれるなら、かなりアテにしてしまうかも!!


 


さぁて、α100ユーザーの皆さん、どうしますか? ここでα700へアップグレードするか、待つか、α100をもうちょっと使い続けるか!?


α700の情報収集をこれから開始ですね!!


 


★ソニースタイル 「CAMERA Style」αページはこちらから


★ソニースタイル 「α700」製品ページはこちらから


 

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