ソニー、αレンズとアクセサリーの発売日を決定

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Vario-Sonner T*ズームレンズ(DT16-80mm F3.5-4.5 ZA)「SAL1680Z」販売価格93,555円

y-Akiさんからコメント欄でお知らせいただいたのですが、αレンズとアクセサリーの10月以降発売製品の発売日決定、及び「SAL1680Z」の発売延期のお知らせがインプレスさんのデジカメWatchに掲載されたようです。

いやぁ、このバリオゾナーのカールツァイスのズームレンズの発売延期は痛いですねぇ。16-80mmというと、APS-Cでも24-120mm相当ということになり、標準レンズよりも扱いが楽そうな、一番使えそうなズームレンズ。それで「カールツァイス」の冠がついていて、価格もちょっと高いんですが10万円を切るところで入手できるなら、私も使ってみたいなぁ。。。標準レンズとはやっぱ、映りが違うのを体感できるのかなぁ。。。と、楽しみにしまくっていました。

11月発売予定が、なんと来年の3月発売予定になるそうで、ソニーさんのプレスリリースでも正式に発売日変更のお知らせが出ていました。

くぅ~!! って言っても仕方がありません。ここは待ちです。待ち。他に代わりになるレンズもないわけですしね。

 

また、ユニークなところでは来年2月発売でコンパクトフラッシュスロット対応のメモリースティックデュオアダプターも「AD-MSCF1」として発売されるとか。希望小売価格5,985円になるそうです。

同時にアクセサリーシューキャップや、アイピースカップもオプション製品として販売されるそうで、従来、サービスパーツとして取り寄せをしなければいけなかったモノが、なんかこれですべて製品として購入できるようになってきたみたいです。

デジタル一眼の世界ってこういう風になんでもかんでもオプションパーツとして用意されているコトが大事って感じがしますね。

★「αアクセサリー」新商品、発売決定のお知らせ

 

そして10月発売予定だったαレンズもすべて10月27日発売で決定した模様。先日のディーラーコンベンションでの馬場先生のセミナーの受け売りなんですが、ちょっと注目のレンズを並べてみると。。。


Planner T* 単焦点レンズ(Planar T* 85mm F1.4 ZA)「SAL85F14Z」販売価格170,100円

カールツァイスの単焦点85mmポートレートレンズです。馬場先生曰く、この85mmのポートレートレンズというのは、各カメラメーカーにとってはフラッグシップに近いレンズを用意しなければいけない分野だとかで、ノートパソコンでいうところのtype T的な存在なのかもしれませんね。

で、ミノルタ時代に、85mmレンズの開発を進めたところ、映りはかなり良いんだけど、なんせ重すぎる。このままでは製品化はできないな、ということでお蔵入りしそうになったんだけど、このまま寝かせてしまうにはあまりにももったいない、ということで700本だけ限定販売されたレンズが過去にあったそうで、その設計思想を引き継ぎ、レンズをカールツァイスにしたのが、この「SAL85F14Z」なんだとか。

その700本の限定販売されたレンズは当初10万円台後半(すみません、正確な値段を忘れました。)で発売されたものが、中古市場では25万円くらいの値をつけるそうで、かなり貴重なレンズなんだそうです。

 発売前の特別体験会のセミナーでもこの話をされていて、馬場先生も所有されているそうなんですが、買っておいて良かったぁ~、なんて話をされていたので、超うらやましかったんですが、その設計思想が生きているレンズが出てくるんですねぇ。価格が価格なだけに躊躇してしまっているんですが、うーん、使ってみたいです!!

 


単焦点レンズ(35mm F1.4 G)「SAL35F14G」販売価格177,660円

そして、これも「幻のレンズ」。コニカミノルタが最後の最後に「Gレンズ」として35mmでF1.4という明るいレンズの発売予告をしたそうなんですが、その後、一眼レフカメラからの撤退を発表。発売されずに終わってしまうところが、ソニーのαレンズとして発売されることになった1本なんだそうです。

APS-Cサイズの「α100」の場合、1.5倍換算で52.5mm相当になるわけで、標準レンズとして使えそう。カールツァイスも良いんですが、これ1本で使ってみる!なんてカッチョイイ事もしてみたいんですよねぇ。

うーん、これも17万円かぁ。。。F1.4だったらもう、背景ボケボケの写真とか撮れちゃうんでしょうねぇ。

 


STFレンズ(135mm F2.8 [T4.5] STF)「SAL135F28」販売価格147,000円

STFってなんだ? とか思っていたんですが、作例を見させていただいて、ようやくちょっとだけ理解ができました。

このレンズはオートフォーカスが効かなくて、マニュアルフォーカス専用のレンズになります。で、なぜなのかというと、仕組みは全然、まったくわからないものの、ボケに輪郭ができないとかで、カメラがオートフォーカスをしようとしてもフォーカスをとれないんだとか。

ええ!?マニュアルフォーカスでデジタル一眼初心者の自分に使えるかな?とか思っていたんですが、先日、ソニーディーラーコンベンションで使わせてもらった(販売店招待日にはSTFレンズもカールツァイスも試作品が触れました)ところ、このボケが絶妙なのか、自分の目で見てもフォーカスが合っているところが、非常にわかりやすく、ピントがあうとファインダー越しに見ていてもシャープさが感じられます。

おお!これは、もしかしてスゴイレンズかも!!

馬場先生曰く、このレンズはαにしかないもので、他社にはこんなレンズは用意されていません。αをせっかく使っているなら、こういうレンズも持ってないとね、なんてようなニュアンスで話をされてしまうと、もうこのレンズを買わないと、α使いとは言えないような気が!!

良いっすね! 価格もカールツァイスとかGレンズみたいに17万もしないし、14万円台というリーズナブルな価格で買えるってのが良いですね!(この時点で手持ちのお金のことを考えていない。)

 


レフレックスレンズ(500mm F8 Reflex)「SAL500F80」販売価格82,320円

そして、これも「α100」ならではのレンズになるかもしれません。500mmです。500mm。APS-Cの「α100」で使うと、1.5倍換算で750mm相当。ほとんど天体望遠鏡の世界です。

で、レフレックスというのは天体望遠鏡でも多い、反射鏡を使っているそうで、一度入った光が奥で一度反射。そしてレンズの真ん中に丸い影が見えますがここがまた鏡になっていてさらに反射。2回反射した光が奥のCCDに届くことで、こうして距離を稼いでいるおかげで500mmという超望遠レンズにも関わらず、普通の望遠ズームレンズ並のサイズになっています。

で、これもソニーディーラーコンベンションで使わせてもらいました。手持ちで。

500mmというか、35mm換算では750mm相当になるわけです。ハンディカムが普通だと広角側が37mm前後になるので、ビデオカメラで言うと20倍ズーム相当って感じです。

そんなものを手持ちで持つと被写体がブレブレになってしまって、全然普通に撮影が出来ないところなんですが、ここで効き目を見せてくれるのがα100に搭載されているカメラ内蔵の手ブレ防止機能なんですよね。

さすがに暗いシーンでは厳しいでしょうが、明るい屋外での撮影であれば(っていうか、こういう超望遠レンズを使うシーンって、そういうケースが多いでしょうから。)、手持ちで超望遠撮影を実現してくれる、ただ唯一の組み合わせなのかも!

ちなみに、他社にあるレフレックスレンズにはオートフォーカスがついていないそうです。オートフォーカスが使えるレフレックスレンズが用意されているのもαだけなわけです。

価格も超お手頃な82,320円

 

うわぁ、なんか馬場先生のセミナーの影響を受けまくっていますねぇ>自分。

本当はカールツァイスのバリオゾナーを買っちゃおうかな!とか思っていたんですが、実際に使ってみたらSTFレンズがすんごく欲しくなってしまったし、35mmのGレンズも単焦点これ1本!って感じで使ってみたいし、レフレックスレンズもあるとあったで人生を楽しくしてくれそうですしねぇ。。。

うう、困った、困った。間もなく、ソニースタイルでも受注がスタートするのかなぁ。ここから発売されるレンズはソニーα100ユーザーだけでなく、従来のコニカミノルタユーザーさんも手ぐすね引いて待っていたレンズって雰囲気みたいだし、早いところ、購入計画を出さなければいけませんねぇ。

 

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