クロスメディアバー

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2003年末にPSXに搭載されて初登場の「XMB(クロスメディアバー)」。プラズマWEGAにも搭載されており、PSPにも搭載。今度発売される新型スゴ録にも採用するなど、今やソニーの新しい顔ですよね。




ここ1ヶ月使わせてもらいましたが、これは確かにすごい威力だと思いました。説明書がなくてもほとんどすべてのメニューにアクセスできるわかりやすさ。それだけだと単純な機能しか使えないメニューってイメージですが、設定画面を使いこなせば、どんどん自分仕様のメニューを作ることもできます。



例えば地上アナログ放送のチャンネル表示。話せば長くなるんですが、ウチでは最初から地上デジタル放送が受信できるので、地上アナログ放送は設定をしませんでした。設定をしなければチャンネル送りをしてもアナログチャンネルにはいかず、デジタルチャンネルだけ表示するので便利だったのですが、試しにアナログチャンネルを表示させたらチャンネル表示でそれが出てくるようになってしまったんですね。


便利なクロスメディアバーなんですが、放送の種類が理解できていない妻にはなんで、同じチャンネルがいくつもあるのか理解できず、妻がうまく操作をすることができなくなってしまいました。


で、一度表示してしまったアナログチャンネルですが、これをまた手動で消すことができます。で、手動でアナログチャンネルの表示を消すと、クロスメディアバー上でもアナログチャンネルが全く表示されなくなることを発見。番組表とデジタルチャンネルの間にあった1・3・4・6・8・・・の数字が出なくなりました。


実はこうして、外部入力端子なども表示させないようにすることができます。現在、プラズマWEGAに接続しているのはレコーディングハードディスクドライブとDVD、プレイステーション2の3つだけで、iLINKとコンポーネント端子、マルチRGBの三つしか入力端子を使っていないのですが、ビデオ入力やコンポーネント端子2以降、HDMI端子などの表示はすべて消すことができます。接続している機器しか外部接続に表示されないと、まさにオーダーメイドでテレビをつくってもらったような感じがします。


こうしてクロスメディアバーは簡単なだけではなく、使い込むとさらに使いやすく進化させることも出来るんですよね。


これが新型スゴ録にも搭載されるなんて、嬉しいなぁ。。。


なんかあちこちのblogを読むと「やっと他メーカーに追いついただけ」とか「メモリースティックスロットがついていない」など厳しい見方が多いみたいですけど、クロスメディアバーひとつとってもオリジナリティにあふれて見えるんだけどなぁ。

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