『つくばりんりんロード』の話 前編

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先週のサイクリングロード日記です。今回は茨城県にある「つくばりんりんロード」というところへ行ってきました。

いつもの長文エントリーなんですが、今回もかなり長いです。写真は70枚ほど使っていますので、ナローバンドの方はご注意の上、続きをご覧ください。

 

さて「つくばりんりんロード」というのは筑波鉄道の廃線跡を利用したサイクリングロードで、茨城県の土浦から岩瀬までの40kmがそのコースになっています。1987年4月1日に廃止されたそうで国鉄の分割民営化と同じ日だったそうです。(Wikipedia調べ)

鉄道の跡地ということはそれほど急勾配もなく、大きなカーブもなく、それなりの道幅も確保されているはずで、荒川、多摩川のリバーサイドサイクリングコースとはまた違った趣がありそうなサイクリングコース。

なんせ、一度、荒川サイクリングロードを走ってからは、あまりの安全さ、快適さゆえに、もうサイクリングコースしか走りたくない!と思えてしまっていて、関東から行ける鉄道跡地のサイクリングコースというと、この「つくばりんりんロード」が最右翼。

実は九州にある耶馬溪のサイクリングコースをテレビで紹介していて、さすがに九州にはいけないので、鉄道跡地のサイクリングコースって関東にはないの?というところからもこのコースに白羽の矢がたっています。

サイクリングを始めたのが今年の5月。すぐに夏になってしまいましたが、今年のうちに、このコースを走ってみたかったんです。

ということで、3連休の予定がすかっとなくなったのが今週はじめ。高速に近い土浦に車を止めて、そこから岩瀬まで往復できればよかったんですが、妻が一緒なのでちょっと体力的に距離が心配。

土浦発で岩瀬で一泊とかにしたいんですが、岩瀬で検索しても止まるところがほとんど見つかりません。そんなわけで、今回は車でサイクリングというのが大前提で、岩瀬駅には無料駐車場もあるというので、ちょっと高速から遠いんですが、岩瀬駅までドライブ。そこから土浦駅までサイクリングして、そこで一泊。翌日、今度は土浦駅から岩瀬駅まで2回目のサイクリングを楽しんで帰ってこよう、という計画です。

土浦なんですが、11月1日はどこも満杯だったんですけど11月2日で探したら安くて良いところを妻が見つけてくれたんです。よし、この3連休は今年一番の大旅行です。

サイクリングガイドを見ながら大体のルートをPSP「みんなの地図3」に入力。これをサイクリングバッグの上にベルクロで留めて、サイクリングナビマシンにして使います。地図を見ながら大体の土地勘をつけていくわけですが、こうして、ポイントを自分で打ち込んでいくとすぐに頭に入っていくし、なにより、このポイント作りをしている時間もとても楽しいんです。

立ち寄りたい観光スポット、泊まる予定のホテル、撮影スポットなども入力。

旅の楽しみの半分は、こうした旅の計画立案時にありです。

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本当は視認性がかなりアップしたという新型PSP-3000を持ち出したかったところなんですが、希望のボディカラーが出てくるまではちょっと待ちです。

 

ということで、出発。

なぜかナビが2台ついていますが、左は新型の「NV-U3」で右が先行機種の「NV-U2」です。二つ並べて比較レビューをしてきました。同じような画面ですが、この2台、中身が結構違っていました。

自宅から岩瀬駅までのルート検索をするとNV-U3が1時間50分。NV-U2が2時間50分という到着予想時刻をはじき出してくれて、おお!?なんだこの違いは!!ということから始まり、行きも帰りもこの2台のナビ対決はかなり見物でした。

詳しい話は次号の当店メルマガにて。

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ドライブルートは結局、自分で選定しているんですが谷田部ICで常磐道を降りて筑波を通って岩瀬駅に向かいます。こうすると「つくばりんりんロード」を見ながら目的地に迎えるんです。筑波を抜けると見えてきました、つくばりんりんロードの看板が。これからあそこを通るんだな。

道を見ているとベテランサイクリストの皆さんが団体さんでやってくるのも見えてきます。気持ちよさそうですね。

しかも、J-WAVEではこの時間、自転車特集を組んでいてDJさんも自転車の話をしてくれています。バーイセコ、バーイセコ♪という、あの自転車の歌まで流れてきて、いやがおうにも気分が盛り上がります。

まもなく岩瀬駅に着いてしまうんですが、このラジオ、ずーっと聞いていたい。というかこれ、録音したかった。テレビ番組であれば携帯電話から自宅のブルーレイディスクレコーダーに録画指令を送れますがFMラジオでそれができるものはないんですよね。

そして、旅に忘れ物はつきもの。グローブをもってくるのを忘れてしまったので、岩瀬駅の近くで100円ショップを探します。ナブユーがついているので最寄り検索もお手の物。迷わずダイソーにつきました。ここで100円の軍手を購入。これで準備完了です。予定通り10時に岩瀬駅に到着しました。

岩瀬駅に無料駐車場があるということでしたが、職員さん向けと思えるJR専用駐車場というところはちょっと車を止められそうもないし、結局、駅前駐車場に車を駐めることにしました。

ちょっとおもしろい仕組みになっているんですが、駐車料金は30分までは無料。それ以降、1日で300円、2日で600円。駐車料金はこの車止めのところにある料金箱に入れるんですが、封筒に自分の車のナンバーを書いてその封筒の中にお金を入れて投函するという仕組み。

1泊2日で600円だったら安いものです。ここを利用しましょう。

ここはJR水戸線の岩瀬駅の改札です。本当は電車を使った輪行でという案もあり、その場合はここの改札からでてくるはずだったんです。

北口に改札とロータリーがあり、ここから踏切を越えて向こう側の駅南に行くと「つくばりんりんロード」の起点があるそうです。そこまで自転車で移動してスタートをします。

 

ここからはハイビジョンハンディカム「HDR-TG1」での撮影がメインになります。16:9画角の写真はすべてAVCHDハイビジョン映像からの切り出しになります。特に設定項目もないので基本的に全部オート撮影をしているんですが、サイバーショットDSC-T77、α350の写真と混ぜて表示しても、この画角の違いさえなければ、全然不自然さを感じません。さすがハイビジョン。

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☆当店ホームページ 「ハイビジョンハンディカム HDR-TG1 店員の声 編集編」

ところで、このHDR-TG1ってハンディカムでは初めてボディにチタンを使っているじゃないですか? 見ての通り、私はハイキングだのサイクリングだのなんだのであちこちにHDR-TG1を持ち歩いて使っていますが、このチタンボディというのは、本当に固いんですね。ほとんど使用感がないというか、ある程度使うとついてしまう小傷みたいなものがボディに全くないんです。

旅に長く使ってもいつでもこうして新品然としていることってすごいことだなぁ、と、最近思うようになってきました。

大体、自転車をこぎながら首からぶら下げて撮影している映像がハイビジョン映像だってことだけでも考えてみたらスゴイことなんですよね。

で、岩瀬駅の南側に行ってみるわけですが。。。ここにありました。無料駐車場が。(^_^;)

なるほど、皆さん、ここに車を駐めてサイクリングを楽しんでいるんですね。サイクリングをする方は皆さん、車を頭から駐めてリアゲートを使われるのですぐにわかります。うーん、なるほど、次回からはここを利用するようにします。

ここが筑波鉄道の岩瀬駅があったところなんでしょうね。つくばりんりんロードの案内看板と他のサイクリストの方たちがいらっしゃいました。

サイクリングロードの起点はここのようです。土浦まで40km。最初の休憩所、雨引休憩所までは4.6kmとのこと。

よし、ここから40km先の土浦駅まで自転車をこいでいきましょう! 気分は機関車です。発車オーライ! しゅぱーつ!! 時間は朝の10時半です。

いきなりこういう田園風景が広がるところからはじまりますが、道の整備具合はかなりいい感じ。リバーサイドサイクリングばかりだったので、こうして陸地をながめてのサイクリングは初めてです。

天気もやたらと良いし、これは日焼けしてしまいそうです。目だけ疲れないようにサングラスをしていますが、1日、外にいることってあまりないですからね。体調に気をつけつつ進んでいきます。

ちょっと走るとすぐに雨引休憩所に到着。昔、鉄道路線だった名残で、このあといっぱいでてくるんですが、ここにも駅のホームが残っています。

茨城百景の碑も発見。こうして休憩所のたびに休んでいるとかえって疲れるという話でした。まだ全然疲れていないし、ちょっとα350で写真を撮ってすぐに出発。

秋らしい風景が広がりますが、天気が良くて本当によかった。岩瀬休憩所から雨引休憩所までは4.6km。次の真壁休憩所までは5.3kmとなっています。こうして距離表示がしっかり出ているので、実は用意してきたPSP「みんなの地図3」はあまりサイクリングコースでは使う必要がなかったりします。(^_^;)

まもなく、また駅のホームが見えてきます。後から調べてわかったんですが、ここは「かばほ駅」の跡地だそうです。ホームがあるだけでトイレはありません。なるほど、トイレを整備しているところは休憩所の名前がつくんですね。

こうした駅の跡地には駅名表示なども残っていません。20年前に廃線になっていると残っているのはこの石段のホームだけになってしまうんですね。気分は急行電車のごとく、通過していきます。

このあたりを自転車で走っているとあちこちで「こんにちは」という挨拶を地元の方にされます。あいさつ運動でもしているのかな?という感じなんですが、小さい子供さんも大人の方も皆さん自然に挨拶されているので、こういう土地柄なんでしょうね。

こういうところ、まだ日本にあったのか。なんかこちらも優しい気持ちになっていきます。

自転車をこぎ出して1時間半。ちょうどお昼くらいになって「真壁駅」に到着。大きくて立派なトイレと駐車場がありました。

ここも茨城百景。大きな木が3本並んでいますが、この向こうにあるお寺さんが、その百景に選ばれているそうです。

ある程度、大きな休憩所になると、こうして人もたくさん集まっています。サイクリングをしている人だけではなく、ローラースケートの団体さんも発見。クラブとかサークルの人たちなのかな?

さて、この真壁の街は歴史のある城下町で、道のほとんどが江戸時代のままであまり区画整理もされtれていないそうで、古い蔵作りのおうちがあちこちに残っています。観光がてら、この真壁の街でちょっと寄り道してみましょう。

ここは観光案内所となっている旧真壁郵便局。偶然見つけたんですが中に入ってみましょう。

中にいろいろな資料と一緒に、筑波鉄道の写真もありました。館長さん曰く、高校生の時にはこの電車で通学をしていたんだよ、という話、最後は観光列車としてがんばっていたんだけど。。。という懐かしい話をうかがいます。

旧家の一覧なども資料として用意されていて、この街だけでサイクリングをしてもよいなぁ、というところです。

で、私たちが向かったのはこちら。サイクリングガイドに載っていた田中商店というところなんですが、見ての通り、お店の看板とかもありません。知らずにやってきたら何のお店だかわからないところなんですけど。。。

ここはお食事どころ。焼きそばが自慢とのことですが、ノーマルの焼きそばが450円。私がお願いした玉子やきそば大皿というフルコースで650円です。

味の方は。。。見た目通りの味です。しょうゆ焼きそばにソースがかかりまくっているような感じで、しかもやきそばの麺が異常に短い! 量はお箸の長さがなんか短く感じられる感覚でおわかりいただけるでしょうか。これはサイクリング向けのお食事でした。

しっかりとガソリン補給。、昭和ロマンの味。。。うーん、わかります。子供の頃食べた焼きそばってこんな味でしたよ。

食事をしていたら、近所の方と思われる方が焼きそば3人分をテイクアウトしていました。町並みだけではなく、お食事どころも全然観光地化されず、いい感じです。これはいいお店を紹介してもらえました。

さらに道を外れて、このあたりは石屋さんがおおいということで、彫刻物を見学しようと思っていたんですが、ただあてもなくふらふらしても、おもしろいものは見つかりませんでした。

やっぱり、ガイドブックの情報って重要なんだ
なぁ。(写真はまかべ城跡)

おなかもいっぱいになったし、さぁ、また土浦に向けて出発です。まだ30kmの道のりが残っているんです。

眠気ざましとばかりに、こんなわざと蛇行した道を発見。結局直線で走れるのであまり意味はありません。

ここは「ひたちももやま駅跡」です。次の休憩所は「つくば駅休憩所」で、真壁駅からは9.9kmの距離があります。ここの区間、ちょっと長いんです。

横のジグザグに続いては、こんな極端な波乗り道路が。。。上下高低差が1mくらいはあります。走っていておもしろいんですが、この下に下がっているところは結構ゴミが吹きたまります。

あまりメンテナンスのことを考えずに作っていたのかも。

まもなく筑波駅なんですが、ここまでずーっと見えていた筑波山が真横にきました。このあたりは写真の撮りどころですね。はいチーズ。

なお、私がこうして映っている写真はほとんどがサイバーショットDSC-T77です。オートモード設定で「おまかせシーンセレクション」機能をアドバンスモードに設定して妻に渡してあります。

おまかせシーンセレクションアドバンスを使うと、写真の失敗しやすいシーンでは2枚の写真を自動で撮影してくれるんです。1枚はオートで、もう1枚はサイバーショットが保険のためにモードを変えて、もう1枚撮影。

このシーンでは普通のオートモードの写真と一緒にDレンジオプティマイザーという黒く沈みがちなところを浮かしてくれるモードを使って撮影してくれたみたいです。やや逆光気味なんですが、私の姿がレフ板をあてたみたいに明るく表現されていますので、これはアドバンスで撮影された2枚目の写真を採用しました。

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こうして、カメラの扱いに詳しくない人(妻)に持たせておくには最高のカメラになっていると思います。今年のサイバーショット。

こういうサブカメラの使命は「失敗写真をなくす」につきると思います。 

 

このつくばりんりんロードは春になると桜並木がきれいという話だったんですが、あれ? これって桜じゃないの!? なんで、こんな時期に咲いているんだ!?

と思ったらこれは2回咲く品種だそうで、これが筑波駅の前後にしばらく続きます。これが満開の状態なのかわかりませんが、春にくるともっとたくさん咲いているのかな?

なんか、理由をつけては足を止めてしまうんですが、そうなんです。私たちはサイクリング目的できているわけではなくて、サイクリング観光にきているんです。撮りたいものがあったら、すぐに休憩なんです。

コースのちょうど真ん中、つくば駅に到着しました。時刻はちょうど14時。出発から3時間半経ちました。

途中で休憩を入れているものの、ここまで走行時間だけを考えるとだいたい時速10kmくらいです。40kmを走るとなると走行時間は約4時間かかる計算。まぁ、のんびりいきましょう。

このつくば駅はおそらく、つくばりんりんロードの中でも最大の駅。つくば山へのバスの発着場になっているのか、大きなバスのロータリーなどもあります。

また休憩なの?って感じですが、写真で見てるとすいすいきている感じ見えますが、この間、ずーっと自転車をこぎ続けているんです。結構、おしりがいたくなるんですよ。

ここでもまた大休憩大会。ここではVAIO type Tを広げて一度撮影したデータを全部読み込ませます。カメラを壊したときのバックアップとかいうよりも、一度読み込みをさせておいて、後でVAIO Movie Storyを作るときの顔認識の分析をあらかじめさせておく必要があるからなんです。

こういうのはVAIOのインテリジェンス機能を使うためのコツです。

さて、まだ20kmもの距離を残しています。つくば駅の次は藤沢駅なんですけど、ここの休憩所区間が一番距離が開きます。次の藤沢駅まで12.4kmあります。30分休憩したので14時半出発。むむむ、なんか時間的にやばくなってきたぞ。

筑波駅を出ると一部国道の歩道を走るコースもあります。ほんのちょっとだけミスコースして復帰。なんだろう、廃線跡を国道にしてしまった箇所もあるみたいです。

ここは小田城跡。電車はその小田城の跡地を直進してしまっていたようですが、サイクリングコースは大きく迂回するようになっていました。ここまで筑波駅から30分。まだまだ藤沢駅には到着しません。

途中、おしりが痛くなってきて小休止。ちなみに私の荷物ですが、かなり少ないです。リュックの中にはVAIO type TとACアダプター、各種充電グッズに上着が1枚だけという内容になっています。余計な荷物は今回は一切なし。使わなかったものはなにひとつありませんでした。

ウエストバッグにはα350と携帯電話だけ。ハイビジョンハンディカムHDR-TG1はネックストラップで首からぶら下げて持ち歩いています。

着替えその他は。。妻のリュックに入っています。靴下とパンツは一番ぼろくなっているものをはいてきているのでホテルで着替えたらそれはそのままゴミ。帰りはちょっと荷物が軽くなる計算です。

さて、15時を回ってしまい、ちょっと影が伸びてきましたよ。日の入りの時間とかちゃんと調べてきていないんですが17時になるともう暗くなっちゃいそうな気がします。不思議とペダルは軽くてどんどん自転車は先に進んでくれる感じ。ペダルは軽いなぁ。

16時半。藤沢駅に到着しました。筑波駅からの12.9kmはさすがに長かったです。

涼しいので特に水分が不足する感じはしませんが、脂肪燃焼には水分が必要と聞き、のどが乾く前に水分はちょっとずつ体内に入れていきます。スタート地点からここまででペットボトルを1本、飲みきりました。ここで水分補給です。藤沢休憩所のすぐ近くにも売店があるので、ここで自販機で購入することができます。

リバーサイドサイクリングの場合は一度、土手をあがって街まで出なければいけないのが、こうしてコース途中にトイレも自販機もあるのがつくばりんりんロードの良いところです。

ここでかたことの日本語でシャシンヲトッテクダサイと言われ、3人の外人さんの写真を撮ることに。どうも私を信用していないのか、3マイトッテクダサイというので3枚の写真を撮ります。

言われたとおり背景を変えて3枚の写真を撮ります。最後にチャオ!って言われたのできっと彼らはイタリア人だったのでしょう。イタリア語ってなにもわからないので、とりあえず英語で返事をしてしまう自分が恥ずかしい。

15分の休憩後、また出発です。あとはゴールまでノンストップで行きましょう。

3.7km先の虫掛休憩所です。ここにもトイレがある休憩所なんですが、ここはパス。ここから3.7km先にゴールがあります。ここまで15分できました。あと15分です。

なんか、気分が盛り上がってきて、ZARDの「負けないで」とか爆風スランプの「ランナー」とかを歌い始めてしまいます。気分は24時間テレビのチャリティマラソン。

先ほどの陽気なイタリア人が追い抜いていきました。今度はチャオ!ってこちらからも挨拶。地元の方だけではなく、みんなこのつくばりんりんロードでは挨拶を欠かしません。なんか今日1日で1年分の挨拶をしたような気がします。

いよいよ土浦駅が近くなってきました。急に町中になってきた感じで大きな通りも何本か渡っていきます。そういえば一時停止はたくさんありましたが、信号に出会ったのはここが初めてかな?(国道をのぞく)

そして、いよいよゴール!! あまりにも何もないため、あれ?これで終わりなの?という感じになってしまっていますが、ここが終点の様です。もうちょっと先に土浦駅があるんですが、サイクリングロードはここまでとなっているみたいです。

ということで、私も記念写真を撮ってもらいました。朝の7時に自宅を出発して10時半に岩瀬駅を出発。土浦駅到着は16時20分。ものすごい長い旅の果てです。

なお、ここがつくばりんりんロードの始点というか終点。サイクリングロードってもうちょっと何かスタートとゴールに演出が欲しいなぁと思うんですが、今まで走ってきた荒川、多摩川、入間川、富士見川、芝川にも特にスタートもゴールもなかったか。

ということで、このなんでもない風景がつくばりんりんロードの土浦始点でした。

距離は48.9kmとなっていますが、だいたい1割り増しで表示されているので、実際には45kmくらいの距離。真壁で寄り道した距離が加わっていますので、本当にこのサイクリングロードは40kmぴったりくらいみたいです。

さて、我々の今日の旅ですが、実はまだゴールしていません。ここから直線距離で5kmくらいのところにある、予約をいれたホテルまで移動しないといけないんです。

土浦駅の前を通ると、巨大なイトーヨーカドーさんの建物を発見。立ち寄らずにホテルに向かいます。

ホテルまでの道案内はお手製サイクリングナビと化しているPSP「みんなの地図3」にナビをしてもらいます。ルート検索をしてもらって、そのルートに従って走行していくんですが。。。

こういう時に限ってバッテリー切れを起こします。単3電池の充電様にエナジーリンクを持ってきているので、そこからUSB端子を使って給電します。

まぁ、今日1日、サイクリングロードでのナビに使っているのでバッテリー切れも仕方がありません。というか、こうして予備の電力をもってきておいて良かったです。

で、この「みんなの地図3」のルート検索の威力がすごすぎて、山道を通り抜けてホテルに向かっていきました。どんどん、街のあかりが遠のいて、最後は真っ暗な砂利道に出たので、大丈夫か?これ!?と、心配になっていたんですが、最後に突き抜けるとそこはバイパスだったようで急に郊外型の大型店舗が見える景色になって、ホテルに到着です。

時刻は17時ぴったり。ここが今日の宿で、チサン・イン・土浦阿見というホテルです。普通のビジネスホテル風の宿なんですが、ここ、できたてほやほや。まだオープンしてから2週間しか経っていないホテルなんです。この日も周りのホテルはほぼ満室状態なんですが、まだ新しいホテルだから、ということもあるのか、空室が直前になってもあって助かりました。

二人一室で料金は7500円です。

振り返れば、空はこんな状態。まさに日暮れ前ギリギリでの到着になりました。実は自転車にライトをつけていないので、日が暮れたらその時点で走行不能。あとは歩いてホテルに向かうしかなくて、ちょっとまずい状態ではあったんです。

とはいえ、来る間の道にいくつもの自転車屋さんがあったので、最悪そこでライトを買えば良かったという話もあるんですけど、これで余計な出費は抑えられました。

二人の愛車ナクレ206号はホテル前にチェーンでつないでお休みです。一応、駐輪場はないんですか?と、聞いたんですが、自転車でお客さんが来ることは想定していないそうで、好きなところに駐めてください、と言われました。

ここがホテルの中の食堂。電子レンジ、お湯がここに用意されています。自動販売機もあって、お酒とジュース、カップラーメン、パンなどが購入可能。価格も良心的な値段になっているので、コンビニとかに行く必要もなさそうです。

ここが二人で7500円の部屋です。ベッドがクイーンサイズのダブルベッド。いすも一脚しかなく、一人で使う部屋という感じです。ま、どうせホテルライフを満喫するというよりは、今日はもうへとへとになっているので単に寝るだけの部屋です。

それよりもまだ新しいホテルなので、どれもこれも新品なのが気持ちいい。

ただ、問題なのは夕食。見るともう外は真っ暗で、自転車でどこかに夕飯を食べに行こう、という気配ではありません。このホテルの部屋から見渡せるところで夕飯がいただけそうなのは。。。あそこだ。どう見ても「すこおんど」としか読めないんですが、回転寿司の「すしおんど」さんへ行きましょう。

当然、この腹ぺこ状態で回転寿司とか行くとどんなことになるのかは火を見るよりも明らか。あーあ、今日がんばって運動した分をここですべて取り返した上に、貯金まで作れてしまったかも。

お皿の枚数が何枚あるのか数えてみましょう。

その後、出発前に地図でみたら「マイアミショッピングセンター」という、いかにも豪華そうなショッピングセンターの名前を見つけていたので、そこへ行ってきたんですが、それがこれでした。怪しいほど暗い照明に「My AMI」そうですが「私の阿見」という意味でアメリカのマイアミとは全く関係がないんですね。

中はマルエツさんと本屋さんでした。ここで部屋のみのためのプレミアムモルツと水割りをゲット。

で、ここでVAIOを使って動画を作成してアップロードして旅の1日目は終了したわけです。

 

なお、このblogエントリーも自宅、通勤途中、会社であいた時間を見つけてはちょこちょことtype Tを使って書き加えています。いつでも持ち歩けて、ちょっと使って、またしまって。私の日記帳というか画板というか、写真編集マシンというか、まるでメインマシンみたいな使い方も可能。

最終的にはブルーレイディスクに書き出しまでできるので、ハイビジョンハンディカム、デジタル一眼レフαと一緒に持ち歩くならこれしか考えられない!って感じでした。

本当はVAIO type Zとどっちを持っていくか悩んだんですが、こうしてサイクリングですべての荷物を背中にしょわなければいけない、となるとボディ重量の200gの差というのがすごく重要。さらにACアダプターのサイズも違うので、結局、より小型のtype Tが良いぞ!って感じになります。

ホテルにテレビがあったので、ワンセグ機能は使いませんでしたが、そうだ、ワンセグ搭載のtype Tがあれば、テント泊まりの時にもホテル並の環境を提供してくれるのかも!?

旅の日記の後半もVAIO type Tで書きためていきたいと思います。

【追記】
旅の後半のレポートを掲載しました。こちらにて続きのお話をご覧いただけます。

 

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==「つくばりんりんロード」関連の話====

☆当店blog 08.11.9 『つくばりんりんロード』の話 後編 

☆当店blog 08.11.4 『つくばりんりんロード』復路の風景

☆当店blog 08.11.2 『つくばりんりんロード』往路終了

☆当店blog 08.11.1 旅行に行ってきます

 

==サイクリング関連の話===

☆当店blog 08.10.13 ウチからサイクリング『目指せ荒川大橋』
☆当店blog 08. 9.21 2008東京シティサイクリング 素人写真レポート
☆当店blog 08. 9.14 サイクリング合宿4日目(新木場サイクリング)
☆当店blog 08.8.3 VAIOを持って旅に出よう 後編(成田空港サイクリング)
☆当店blog 08.6.2 うろうろ芝川サイクリング
☆当店blog 08. 5.25 すいすい多摩川サイクリング
☆当店blog 08. 5.18 きこきこ新河岸川サイクリング
☆当店blog 08.5.17 ぐんぐん荒川サイクリング
☆当店blog 08.5.5 サイクリング帰省の話(入間川サイクリングコース)話

 

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